77話 拓かれた世界?
・・・バラドに
・・・賭けて良かった
ワンモア事務所
ワスア「・・・資金がヤバい」
ネア「ワン リアル アクションの
アルバムは6000万枚以上の売り上げ
ライヴDVDも それに迫る」
ワスア「・・・私は
・・・間違ってなかった」
ネア「そう言う割には
バラドにブチ切れてませんでしたか?」
ワスア「こうなったら!
ネアが紹介してくれた!!
”欠けている”も
本格的にプロデビューに
動き出すぞ!!
ワスア「ネアが創った動画
”欠けている”の練習を映した
”ドラマのようなリアル”
それを映像化して
全国に売り出す!!」
ワスア「同時にCDデビューする!
なにせ”欠けている”には
ワン リアル アクションの
カナデとシアンが居るのだからな!!
ネア「そうですね~」
ワスア「売れる!
これは売れるぞ!!
・・・なのに」
・・・なぜ
・・・”欠けている”から
・・・何の連絡が来ない?
ワスア「・・・プロになることを
・・・迷っているのか?」
ネア「いま
彼らは
文化祭の準備で
忙しいみたいですよ?
ワスア「・・・は?」
ネア「まあ
メンバーのほとんどが
高校生ですからね~?
文化祭のための
新曲 創ってるみたいですね」
ワスア「・・・
・・・”欠けている”の彼らに
・・・野望はないのか?
どうなんでしょうね~?
ネア「まあ
待ちましょうか」
ワスア「以前は
彼らを急かしてたはずだが?
”チャンスを逃すな?”と?」
ネア「だって~
ワン リアル アクションの
カナデとシアンのバンドってだけで~
ネア「急かす必要もなく
それだけで もう
プロの扉は簡単に
開けますから~」
ツナグとカナデの家の前
カナデちゃん
元気になって良かったわね~?
シエス「・・・ありがとうね」
ユリ「なにか うかない顔ね」
シエス「聞いてくれるユリ?
・・・実はね
その悩みを打ち明けた
ユリ「・・・」
シエス「カナデの
ワン リアル アクションの
お給料って言うの?
・・・見た事のない
・・・数字なんだけど
ユリ「・・・そうなるよね」
シエス「・・・もう
・・・カナデ
・・・一生
・・・遊んで暮らせる
・・・お金を稼いだわ
ユリ「売り上げを見れば
そうなるよね
で どうするの?」
シエス「・・・う~ん
・・・大金って
・・・人を変えるから
シエス「いつか
何かの形で渡すけど
せめて今は
いつも通りのお小遣いを
渡すは
・・・おかしくなって
・・・欲しくないもの
ユリ「・・・」
シエス「・・・まさか
・・・私が
・・・子供の事で
・・・こんな悩み
・・・するとわ
・・・思わなかった
学校 ホームルーム
さあ!
文化祭の出し物を決めるよ!!
カナデ「ユミ
はりきってる~」
ツナグ「(・・・そうだった
・・・文化祭バンドの
・・・作詞以外にも
・・・クラスの出し物
・・・あったんだわ
ユミ「で?
何にする?
無いなら私が決めていい?」
”・・・選択権
・・・ねえのかよ?”
”まあ
めんどくさいから
決めてくれるなら
なんでもいいんじゃねえ?”
ユミ「じゃあ
私が決めるわよ!
このクラスの出し物は!!
演劇です!!
”白雪姫とか
そういうのやるのか?”
ユミ「そんな
お決まりの物
つまらなくな~い?
どうせやるなら~
オリジナルを
やりたいと思うの!!
カナデ「ってことは
オリジナルの物語を
考えて演じるの?」
ユミ「そういうこと!」
ツナグ「で?
誰が脚本を書くの?
ユミに指を差されるツナグ
ツナグ「・・・え?」
ユミ「・・・お願い
・・・ツナグ
歌詞を書けるなら!
物語くらい創れるでしょ!?
どういう理屈だあああ!?
ユミ「歌詞作りの
応用みたいな物でしょ!?」
ツナグ「物語を創るなんて
やったことねえけど!?」
カナデ「ツナグなら繋げる~♪」
ツナグ「言いたかっただけだろ!?
そのセリフ!?」
”でもツナグ?
やろうと思えばできるんだろ?
要は歌詞創りの物語の
延長みたいに考えれば?”
”ワン リアル アクションの
カナデと一緒にバンドをしてるほどの
作詞の腕前なんだし”
ツナグ「・・・簡単に言うよね」
ユミ「じゃあ演劇で決まりで
脚本創りはツナグ!
それに賛成の人は挙手!?」
ツナグ「・・・
・・・全員・・手を挙げた
ユミ「じゃあツナグ
おねがいね~?」
ツナグ「・・・」
放課後 帰り道
ツナグ「・・・文化祭ライヴの歌詞創りに
・・・クラスの演劇の脚本創り」
カナデ「いっそがっしそ~」
ツナグ「・・・気楽で良いよな?」
カナデ「じゃあ~
私みたいに~
10万人のオーディエンスの前で
拍手 歓声0を味わってみる~♪?
ツナグ「・・・ゴメンナサイ
・・・ナンデモアリマセン」
カナデ「まあ
やってみればツナグ~?
案外
面白い世界が
開けるかもよ~?
カナデ「ところで~
いつの間にかツナグって
クラスのみんなに
名前呼びされてるね~?
ツナグ「・・・
・・・あ
カナデ「ユミとも
仲良くなれてるし~
案外 ツナグって
クラスメイトに
良く思われてるんじゃないの~?
ツナグ「・・・そうなのかな?」
カナデ「答えてツナグ?
鬱々とした世界は終わった?




