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欠けている  作者: ausunoto


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74/77

74話 国民が選んだのは



     ・・・私も


     ・・・恐れずに


     ・・・自分で決めて


     ・・・前に進めば


     ・・・変われるかな?




ワースクル・アーク会場 観客席


ツナグ「変わるよ?

    それをしようとしてる人間が




       目の前に居るんだからさ




ステージ




      オーディエンスに向かって

      バラドは



バラド「世界を変えるのは何か

    もう わかってくれたかな?

    みんなも



 

       自分の世界を変えてくれ?



    

     歓声0


     拍手なし


     大規模説教会場


     

     前代未聞


     異例中の異例



     こうして


     ワン リアル アクションの


     ライヴは終了した



     彼らの行為は無謀だったのだろうか?


     だが確実に残した物がある





”・・・俺たちは”


TV視聴者「・・・私たちは」





 



     ”・・・偽物を

     ・・・見せ続けられて

     ・・・居たのだろうか?”







”あんな素晴らしい

 音と歌声があったのに”


”偽物の音で

 演者を信者のように

 心酔して崇め奉って”


”・・・それって”


”・・・こんなのって”






       ”・・・バカだったんじゃ

       ・・・ないだろうか?”









ライヴ後 バンド喫茶



    ワン リアル アクションの

    メンバーが集まり


    打ち上げをしていた



シアン「・・・なんかノれねえけどな」


ザファイド「大歓声を浴びたわけでもないし」


ネア「まあ

   乾杯でもしない?

   勝利の美酒ってことで」


ザファイド「その前に

      勝利なのだろうか?」


シアン「何に乾杯だよ?」


ネア「まあ とりあえず~」



      ネアは

      ジュースにしておけよ?



バラド「まだ

    お子様なんだからな?」


ネア「この前

   18歳は成人だって

   言ったくせにいいいい!?」


バラド「それも

    都合の良い人間が

    決めたんだよ?」


ネア「だから

   大人ってきら~~~~いい!!」


シアン「なあバラド?

    俺たちは正解だったのか?」


バラド「その答えは




      時間が経てば出て来るものだ




ネア「ところで

   カナデは?」


バラド「とっくに帰ったよ?

    15歳の嬢ちゃんには

    夜が遅すぎる

    何時だと思ってるんだ?」


ネア「・・・あ もう0時か

   って一人で帰らせたの!?」


バラド「小僧も一緒だよ?」


ネア「・・・」


バラド「どうした?」



ネア「・・・その少年も

   ・・・15歳の男の子なんだけど」


バラド「・・・あ」


ネア「・・・二人で




    ・・・大丈夫かな





帰り道


カナデ「・・・ツ~ナ~グ~

    ・・・た~す~け~て~?

    ・・・メンタル0」


ツナグ「・・・まあ

    ・・・そうだよね」



      そんなカナデを介抱しながら

      帰り道を歩くツナグとカナデ



カナデ「大規模会場の

    初のプロのライヴが

    ・・・歓声0

    ・・・メンタルに来る」



ツナグ「・・・そうなるよね」


カナデ「ひ~と~ご~と~?

    君と私の未来のために

    頑張ったんだけど~?」


ツナグ「・・・本当さ




       カナデは強いね?



カナデ「・・・え?」


ツナグ「僕だったら

    とっくに逃げ出してるよ?

    でもカナデは戦った



       カナデは強いな?



カナデ「・・・」


カナデ「・・・そんな

    ・・・勇敢に戦った

    ・・・カナデちゃんに



       なでなでを要求する



ツナグ「はいはい」






そんな

ツナグとカナデの

あとを追うティアたち



ティア「(・・・考えてみれば




     ツナグ・マザル15歳


     カナデ・トケル15歳


     ヴェル・ナラシ15歳


     リエル・マジー15歳


     ユミ・ラミル 15歳




ティア「(・・・見事に

    ・・・私は




     ・・・保護者ポジだった



ヴェル「結局

    イチャイチャ見せつけか~」


リエル「そうなるよね~」


ユミ「式場の友人代表スピーチ

   最高な物を創るわよ!!」


ティア「・・・その前に

    ・・・あなたたち?」


ヴェル

リエル

ユミ「え?」


ティア「・・・こんな

    ・・・ド深夜に




       ・・・子供たちだけで

   

       ・・・出歩くんじゃ


       ・・・ありません!!



ヴェル

リエル

ユミ「うわあああああ!」




     結局


     ツナグとカナデも


     巻き込まれて


     5人 ティアに説教され



     大人の責任として


     家まで送り届けられた







一週間後 ワンモア事務所


ワスア「・・・答えが

    ・・・出るか」




       ワースクル・アーク

       ライブと同時に


       CDアルバムデビューも

       していた

       ワン リアル アクション


       アルバム週間売り上げ

       初登場 32位





ワスア「・・・32位か

    レア・シーンの

    バラドとネアの

    ネームバリュー

    そして

    バラド主体が

    本物だけを集めたバンド

    そう謳っての物だったのに・・・」





         ずいぶんと

         高い順位になりましたね?





ワスア「なに!?」


バラド「100位圏外も

    考えていましたが」



ワスア「そのつもりで

    ワンモア事務所の社運を

    賭けさせたか!?」


バラド「言ったはずですよ?

    正当な評価は一か月

    待ってくれと?」


ワスア「なぜ!?」



バラド「俺たちがやったのは

    国中を巻き込んでの

    大規模説教です

    それに抵抗して

    買わない層も居るでしょう


    ですが32位とは

    高いくらいです」




ワスア「一か月後には

    何かが変わるのだろうな?」



バラド「未来なんて

    わかりません

    エスパーではないので」



ワスア「きさま!」






      バラドの胸ぐらを掴んだ!





バラド「・・・」


ワスア「貴様の夢のために!!






        ワンモア事務所を


        巻き込んだのか!?






バラド「・・・」


ワスア「私は

    社員たちが生きて行くための

    支えであらねばならないのだぞ!?」



バラド「だったら





    

        なんで夢に賭けたのです?






ワスア「・・・」



バラド「結局 人間は

    夢を見てしまう生き物なのですよ?

    叶えたい想いを実現するためにね







         支えであり続けたいのなら


         夢を追うべきではないのですよ?






ワスア「・・・」



バラド「安心してください?

    すでに変化は出て居ます

    ランキングに違和感がありませんか?」



ワスア「なに!?」





 

      ワン リアル アクションの

      初週売り上げだけを見ていたワスア


      ランキングをすべて見てみると







ワスア「・・・」



バラド「気づきましたか?」



ワスア「・・・








        ”人気主義”に


        乗っかったバンドが


        100位圏外だと・・・







ワスア「トップ・ファースト

    チャームユニゾン

    エンチャントメント・スワンプ


    ぜんぶ

    ”人気主義”に全振りして

    初登場1位を狙えるバンドたちが






        ・・・100位


        ・・・圏外だと








バラド「聞いたことのない

    バンドが上位を占めてますね?」


ワスア「・・・何が・・いったい」



バラド「どうやら







         国中が答えを出しましたね











国中 様々な場所で







      アイドルたちが


      ライヴハウスで


      音と歌声とダンスを


      披露していた







”・・・・・・・・・・”








演者「・・・客の反応がおかしい

   ・・・ひっ!!」






        飲み物をステージに


        投げられる








”・・・・・・”





演者「・・・なにが」



”・・・こんな









        ・・・偽物ばかりを


        ・・・俺たちに見せてきたのかよ?








”・・・私たち

・・・だまされていた”



”・・・なんであれを

・・・有難がって

・・・信者してたんだ?”




演者「・・・みんな?

   ・・・どうしたの?」







         ワン リアル アクションの


         音楽がスピーカーから流される!!








”スピーカーの音だけど

てめえらの生ライヴより

何万倍も最高だよ!!”



”出せる物なら出してみろよ!

本物の音をよ!?”



”それができねえから!

俺たちを洗脳してたんだろうがあ!?”




演者「・・・洗脳だなんて

   ・・・そんな」









         これが


         国中で起きた








国中 様々な場所で



”やっぱ

ワン リアル アクションは

本物だったんだよ!!”



”私たち!

やっと目が覚めたわ!!”



”なんで俺たちは

あんなに素晴らしい

音と歌声を無視してきたんだ!!”






それが国中に広がって

一か月後のワン リアル アクションの

アルバムの売り上げは1位


そして








        売り上げ4000万枚以上を


        記録することになる










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