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欠けている  作者: ausunoto


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73/76

73話 その先を知りたいんだ!!





           次がラスト曲か





ステージ


ネア「どう判断する?」


シアン「歓声はなし

    でも居続けてくれてる」


ザファイド「音に耳を

      傾ける気はあるみたいだね」


カナデ「誰が どう見ても

    ”失敗”と判断するんだろうけどね~

    こればかりは わからないね~」




ネア「・・・ねえバラド?











         ・・・世界は


         ・・・変わると思う?













バラド「・・・」




ネア「・・・この世界は

   ・・・変わると思う?」





バラド「・・・











          変わる?とかじゃねえ


          変えるんだよ?









ネア「・・・」







バラド「俺たち

    ワン リアル アクションが










          世界を変えてやろうぜ!?












シアン

ザファイド

カナデ

ネア「あぁ!!」










         曲のタイトル


        「世界を変えるのは」








      ザファイドの


      優しいリズムカルな


      ギターの奏でが始まる



      そこにバラドのドラムが


      その騒ぎに乘る



      ベースも


      ヴァイオリンも


      彼らを支えるために


      鳴り始めた





     

シアン

ザファイド

カナデ

バラド「・・・










         耐えきれなくなった音たちが


         大爆発した!!




         騒ぎは


         さらに加速する



         まるで競い合うかのように


         音たちが感情をぶつける!!








シアン

ザファイド

カナデ

ドラム「さあ








            出番だぜ!ネア!?









ネア「・・・









            マイクをつかみ

 

            歌い出したネア










ネア「・・・





         


          臆病者共たちの世界だな

          みんな失敗を怖がって

          前にも進めないで


          そんなに保身が大事か?

          そうやって何もできないで

          人生が終わっていく


          俺は

          そんなのはイヤだね


          何もしない方が

          絶対に後悔する


          どうして

          踏み出さないんだ?


          だから

          何も手に入らないんだろ?


          退屈なんだよ


          そうやって

          刺激もなく生きて行くのが


          だったらさ


          危険を顧みず

          前に進むしかねえだろ!?


          見えない物を見ようとして

          未来の世界を見つめた


          探し物は見つかったかい?


          絶対 見つける

          人生を賭けて


          俺の欲しい物を!!







間奏








        鳴りやまない音たちの熱情が


        次のステージへと連れて行く



        もう


        どの楽器も遠慮はない



        自分を出せ

        自分を殺すな

        自分を貫け


        みんなで

        叫んで主張してやれよ?



        それを可能にしてるのが!!









シアン

ザファイド

ネア

バラド「すべてを繋ぐワンオール!!」



カナデ「・・・







       我慢してるんじゃないよ?


       もっと感情を剥き出しにしなよ!?


       繋いであげるからさあ!?









バラド「嬢ちゃんも

    そう言ってくれてるんだ!









         次の舞台は整えたぜ!


         ネア!?








ネア「わかってる!」




ネア「・・・







       前を進んだ結果

       何を失たって

       俺は構わない


       その絶望も糧にして

       俺は人として成長できる


       1番 怖いのは

       何もしないで

       何も学ばないこと


       そう できないぞ?


       絶望に

       出逢えることなんて?


       絶望は

       最高の学びだ


       そうやって人は


       人の痛みが

       わかるのだから


       優しくなれるのだから!!












ネア「さあ みんな!







          ありったけの感情を


          乗せて叫べええええええ!!







         ギターもベースも


         ヴァイオリンもドラムも!!










ネア「ぜんぶ!

   感情を出しちゃいな!?


   もっともっと

   出しちゃいなよ!?










            わかったかな!?














シアン「言われなくても!!」


ザファイド「世界を変える

      ステージだもんね!!」


カナデ「世界が変わらないのなら

    変えてやればいいだけだ」



バラド「そうだ










           変えてやろうぜ!世界を!!













シアン

ザファイド

カナデ

ネア「あぁ!!」








      

        結局

        踏み出さない奴らが


        この世界で

        1番 愚かだ


        成功したって

        失敗したって


        手に入る物は

        あるのだから


        さあ?

        みんなも

        前に進もうぜ?


        それでいいのか?

        何もしないで?









  

ネア「・・・」




回想 10年前


バラド「それでいいのか?

    何もしないで?」


ネア「・・・え?」


バラド「さあ ネアも?









            前に進もうぜ?









            回想 終了











ネア「・・・あの時










         あのときバラドが


         私の歌声と作詞を


         認めてくれたから





         迷っていた


         私の声と言葉たちを


         肯定してくれたから










ネア「・・・私は今












         最高なメンバーと


         本物の音たちで


         音を紡いでいる











ネア「・・・












         ・・・ありがとう


         ・・・バラド













バラド「あ?」




ネア「でも












          ここは夢の途中!!














ネア「ゴールじゃないんだよね!?










         私は


         その先を知りたいんだ!!














ネア「・・・










         臆病な自分を

         全部 脱ぎ始めたら


         世界は変わる


         世界を

         変えるのは


         決断だ


         新しい世界へ!!












盛大に音たちが

ネアの その叫びを

締めくくった








観客席


”・・・・・・・・・・・”







        ・・・世界を変えるのは


        ・・・決断?








ティア「終始

    説教会場でしたね」


ツナグ「そしてラスト曲

    オーディエンスのことを忘れて

    繋がり合ってたかのように見えたよ」



ヴェル「でも

    歓声は0」


リエル「説教だからね」




ユミ「・・・










         ・・・私も・・変われるかな?










ツナグ「え?」



ユミ「恐れずに前に進んで

   決断すれば











          ・・・私も


          ・・・変われるのかな?















          

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