6話 思い付きだけどやっちゃう?
ずいぶんと
世話を焼いてくれたな?
カナデ?
放課後 音楽室
ヴェル「お前の知り合いか?」
僕に毎朝
即興で創った曲に
即興で歌詞を合わせろと
ムチャ振りする女の子だよ
ヴェル「(・・・だから
俺の曲にも合わせられたのか)」
ヴェル「って
お前ら?
毎朝
セッションしてる
仲なのか?
・・・あ
「・・・そうよ?
私は毎朝ツナグと
セッションしてるの」
にこやかな笑みで
狂気が入った表情で
ヴェルに応えるカナデ
・・・カナデ?
「ツ~ナ~グ~?
誰よ!その女!?
・・・え?
知らない人だけど?
「ツナグは知らない人と
平気でセッションしちゃうんだ!?
私と言う女の子が居ながら!?」
・・・いや
・・・そいつ男だし
ヴェル「・・・嬢ちゃん?
浮気したわけじゃないんだから」
「外野は黙ってて^^?」
ヴェル「・・・はい」
「でも
悪くなかったわね
そのギターの音
あなた 名前は?」
ヴェル「ヴェル・ナラシ
名前の通り
鳴らすことしかできねえよ」
「良い音だったよ?
ツナグのヴォーカルも
ヴェルのギターも
めちゃくちゃだけど
私が繋げば
良いアンサンブルになる」
「そ~こ~で~」
翌朝 神社
ネア「え?
君たち
路上ライヴするの?」
「そうなんですよ~
良いギターの子
見つけちゃいました
ここでするんですよ」
ネア「・・・え
(ここって)」
ネア「街のメインストリートの
ど真ん中じゃん」
「もう
今から楽しみで~」
ボクハ
キイテナイ
ボクハ
キイテナイ
ボクハ
キイテナイ
ネア「・・・少年は
ずっと
あんな感じだけど?」
「ツナグは
私の下僕だから
何も問題ありません~」
いつから
そうなったああ!?
ネア「やっぱ
面白いわ君たち」
ネア「ところで
路上ライヴ
したことあるの?」
「みんな
初めてなんですよ~」
ネア「(・・・肝が据わってるわね
カナデって)」
・・・どうしよう
・・・どうしよう
・・・どうしよう
ネア「大丈夫よ少年?
そのギターの子の音は
聴いた事ないけど
君たちなら大丈夫」
・・・ネアさん?
ネア「な~に~?」
・・・カナデの暴走を
・・・止めてくれたりは?
面白そうだから
優しく見守るね~♪
うああああああああああ!
あああああああああああああ!!
ネア「あ
ライヴ当日
見に行ってもいい?」
「ぜひ~」
オーディエンスが
増えた!!
ネア「もうさ
覚悟しなよ 少年~♪?




