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欠けている  作者: ausunoto
6/51

6話 思い付きだけどやっちゃう?




          ずいぶんと


          世話を焼いてくれたな?


          カナデ?






放課後 音楽室



ヴェル「お前の知り合いか?」


僕に毎朝

即興で創った曲に

即興で歌詞を合わせろと

ムチャ振りする女の子だよ



ヴェル「(・・・だから

     俺の曲にも合わせられたのか)」


ヴェル「って

    お前ら?






           毎朝


           セッションしてる


           仲なのか?







・・・あ



「・・・そうよ?

 私は毎朝ツナグと

 セッションしてるの」







           にこやかな笑みで


           狂気が入った表情で


           ヴェルに応えるカナデ







・・・カナデ?



「ツ~ナ~グ~?







          誰よ!その女!?







・・・え?

知らない人だけど?



「ツナグは知らない人と

 平気でセッションしちゃうんだ!?

 私と言う女の子が居ながら!?」



・・・いや

・・・そいつ男だし



ヴェル「・・・嬢ちゃん?

    浮気したわけじゃないんだから」


「外野は黙ってて^^?」



ヴェル「・・・はい」



「でも

 悪くなかったわね

 そのギターの音

 あなた 名前は?」


ヴェル「ヴェル・ナラシ  

    名前の通り 

    鳴らすことしかできねえよ」


「良い音だったよ?

 ツナグのヴォーカルも

 ヴェルのギターも

 めちゃくちゃだけど


 私が繋げば

 良いアンサンブルになる」



「そ~こ~で~」







翌朝 神社


ネア「え?

   君たち

   路上ライヴするの?」


「そうなんですよ~

 良いギターの子

 見つけちゃいました

 ここでするんですよ」



ネア「・・・え 

   (ここって)」


ネア「街のメインストリートの

   ど真ん中じゃん」


「もう

 今から楽しみで~」




        ボクハ 

        キイテナイ


        ボクハ

        キイテナイ


        ボクハ

        キイテナイ




ネア「・・・少年は

   ずっと

   あんな感じだけど?」


「ツナグは

 私の下僕だから

 何も問題ありません~」


いつから

そうなったああ!?


ネア「やっぱ

   面白いわ君たち」


ネア「ところで

   路上ライヴ

   したことあるの?」


「みんな

 初めてなんですよ~」


ネア「(・・・肝が据わってるわね

    カナデって)」


・・・どうしよう

・・・どうしよう

・・・どうしよう



ネア「大丈夫よ少年?

   そのギターの子の音は

   聴いた事ないけど

   君たちなら大丈夫」


・・・ネアさん?


ネア「な~に~?」





      ・・・カナデの暴走を

      ・・・止めてくれたりは?






                  面白そうだから

                  優しく見守るね~♪








うああああああああああ!

あああああああああああああ!!



ネア「あ

   ライヴ当日

   見に行ってもいい?」


「ぜひ~」


オーディエンスが

増えた!!


ネア「もうさ





        覚悟しなよ 少年~♪?









      





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