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欠けている  作者: ausunoto


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54/75

54話 ドラマのようなリアル






        いま

        簡単に

        プロになれる力を


        ”欠けている”の

        メンバーは手に入れたのよ?






リエルの大豪邸 地下室


ツナグ「どういうこと?」


ネア「人って

   エンタメが好きなの

   特にマジ物のね

   さっきのように









           ドラマのようなリアル









ネア「一切の演技なしの本物

   そんな感動させられるリアルが

   現実に起きる


   この非日常の現実を

   大衆は好むの」



シアン「それが

    なんだって言うんだ?」


ネア「例えば~




       さっき

       ここでの3曲

      

       皆の想いは

       まさにドラマに

       なるんじゃない?






カナデ「まあ たしかに?」


ネア「だから






        

         さっきあった


         ドラマのようなリアルを


         私の事務所の社長に


         持ち込んで


         映像化して売り出すの








ツナグ「・・・え?」



ネア「それを

   きっかけに

   ”欠けている”も

   CDデビュー


   ありったけの曲を

   出しなさい?」



ティア「そう言われましてもね」


リエル「興奮で

    さっきの練習

    思い出せるかな?」


ネア「大丈夫よ?






        練習を最初から最後まで

 

        動画に撮ってるから







ツナグ

カナデ

ヴェル

リエル

シアン

ティア「はぁ!?」



ネア「良い感じに編集して

   世に出すわよ?」


シアン「ちょ!

    ちょっと待ってくれ!?」


ネア「シア~ン?

   あなたプロになりたいと

   言ってたわね~?







         あなたの最高な


         号泣シーンで


         視聴者の感動を


         誘うわよ!?







シアン「おいいいいいいいいいい!?」


ネア「ティア?

   あなたも良かったわよ?」


ティア「え?」


ネア「だって









          この音は!

 

          みんなの音は


          裏切らない!!









ティア「・・・」


ネア「本当

   ドラマやアニメでしか

   聞けないようなセリフよね~?」


カナデ「言われてみれば」


ヴェル「なかなか

    リアルで聞けねえな」


ティア「世に出すのですか!?」


ネア「そう








         世界中にね~♪








ネア「良かったじゃない?

   この話題性で簡単にプロになれるし






         動画撮ってるのが


         ”レア・シーン”の


         ヴォーカル



         シーン・ユア


         そう聞いたら


         ネームバリューで


         売れるわぁ!!










ヴェル「なんか

    音楽性で勝負してねえな?」


ネア「バラドみたいなこと言わないの?

   この国の音楽なんて

   そんなものよ?


   ドヘタな演奏や歌でも

   やり方次第で売れるのよ?


   ”レア・シーン”だって

   私のカリスマとトーク力で

   売り上げの半分になってるし」



ツナグ「・・・ネアは

    ・・・バケモノか」

----

ネア「まあ

   ぶっちゃけ







         プロと言う世界に入るのなら


         最高なキッカケがあれば


         入りやすいのよ?









ツナグ

カナデ

ヴェル

リエル

シアン

ティア「・・・」



ネア「さあ どうする?







         世界を変えるのは決断よ?


         プロになりたい?



         それとも


         今のままでいい?







ツナグ「・・・プロに?」


ヴェル「そうなれたらと

    思ってはいたが」


ツナグ「僕たちが

    プロなんかね」



ネア「正直に言うね?









           こんなところで


           止まってるんじゃないわよ!?




           なんで


           力があるのに


           足踏みしてるかな!?










カナデ「ネア?」


ネア「・・・もうさ!









           駆け出して


           あなたちの想いを


           全部 乗せて


           辿り着きなさいよ!?




           その先に


           きっとある!


      

           あなたちの


           欲しい物が!!








シアン「(これだから

     歌詞を書く人間は)」


ティア「(いちいち

     言う事が芸術ですよね)」


ネア「大っ嫌いなのよ!!








         力を持ってるのに


         何もしない人間がさあ!!








ツナグ

カナデ

ヴェル

リエル

シアン

ティア「・・・」








             怒号?


             叫び?


             想い?


             悲痛?





          どれにでも取れる


          ネアの感情が地下室に響く







カナデ「ネア?

    さすがに待ってほしい」


ネア「なぜ!?」


カナデ「足踏みを

    選んでるわけじゃない


    何もしない方が

    愚かなんでしょうね


    きっと

    成功しても

    失敗しても


    得難い何かが

    手に入ると思う」




ネア「だったら!?」


カナデ「でもね








         この選択は

        

         皆のすべてを変える










カナデ「良くも悪くもね?」


ネア「・・・」



カナデ「だから

    話し合いたいの

    ”欠けている”の

    メンバーで

    どうするのかを」



ネア「・・・」


ネア「わかったわ

   でも

   いつまでもチャンスは

   待ってないから?」





          三日半の


          バンド合宿が終わり


          家に帰る


          ツナグとカナデ






夜21時 帰り道


ツナグ「どう思う?

    カナデはプロになることに?」


カナデ「う~ん

    思ったのが

    ちょっと脱線させてね?








         シアンとティア


         必死にネアに


         懇願してたね~









カナデ「号泣シーン

    カットしろとか


    ティアの名セリフ

    動画に載せないでとか」




ツナグ「・・・そっち?」


カナデ「はい

    脱線終了


    正直

    迷ってるのよね~


    プロになるつもりで

    ”欠けている”

    結成したわけじゃないし」



ツナグ「そうだったの?」



カナデ「だって私は








          君のとなりで


          奏でたいだけだもん







ツナグ「・・・また

    ドストレートに

    そんなことを」



カナデ「でも

    プロになれれば

    ずっと仕事で

    ツナグの傍に居られるのか

    ・・・あれ







 

            やるしかないんじゃないの!?








ツナグ「・・・プロに

    ・・・なりたい理由よ」



カナデ「ツナグは

    どうしたい~?」



ツナグ「・・・







        (・・・勇気なんてないよ


         ・・・僕もカナデのとなりで


         ・・・唄えれば良いなんて)








カナデ「どうしたいのかな~?」


ツナグ「(・・・でも)」


カナデ「ツナグ?」


ツナグ「(・・・言わないと

     ・・・後悔するのか?)」


ツナグ「・・・」


ツナグ「プロになれれば









           儲かりそう~











カナデ「・・・」


ツナグ「(・・・この

     ・・・僕のド陰キャが)」


カナデ「まあ いっか~

    帰ろう~?」




ツナグ「(・・・いつか







           素直に言える日が


           来るのだろうか?)










ネアの事務所


社長 ワスア・バーリィ


ワスア「エンタメとしては

    超一級品 

    歌や音は

    まだ足りないが」




         動画を見せたネア




ネア「でも

   ”欠けている”デビューには

   最高のキッカケでしょパパ?」


ワスア「パパと言うのはやめなさい?」


ネア「え~~~

   普通おじさんって

   女子高生にパパと言われたら

   喜ぶんじゃないの~?」


ワスア「わるいけど

    成人した女の子は

    対象外なんだ」


ネア「・・・うわぁ・・キショ 

   やっぱ あんた〇リ?」


ワスア「どうだと思う?」


ネア「で?

   その動画

   どうする?」



ワスア「まあ








         面白い物を


         撮ってくれたじゃないの~?













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