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欠けている  作者: ausunoto
51/51

51話 ”本物”なんて要らなかった




          やり直そう?


          もう一度だけでいい


          みんなとなら





シアン「・・・ツナグ?」


ツナグ「みんなとなら






          


             繋げる!!







ツナグ「さあ

    続きを鳴らそう?」





シアン「・・・







         ベースを構えるシアン







ツナグ「・・・








         さあ はじまる

         僕たちの時間だ


         動き出した

         僕たちのストーリー


         騒ぎ出した

         明日への未来


         そうでしょ?

         そうだね


         今も


         どうしてだろう?

         心が騒いで


         鼓動を止めることを

         ゆるさない


         皆となら

         一緒に手を繋いで


         今も


         これからも


         ずっと






シアン「・・・」


ツナグ「シアン?」


シアン「・・・







          泣いていた


          この続きの歌詞が



          まるで


          シアンの心に


        

          まるで


          シアンのために


          あるかのような


          そんな


         ”歌詞と皆の音”だった






ヴェル「魅せてみろよ!

    てめえの本気をよ!?」


リエル「大丈夫だよ!

    僕も絶対に彩るから!!」


カナデ「鳴らして!

    繋ぐから!?」


ティア「私が

    あなたの音に

    1番 傍に居た!!

    絶対に合わせる!!」




シアン「・・・みんな」



ツナグ「さあ






          行こう?


          次のステージへ!!





シアン「・・・






        

 


         知らねーからな!?







シアン「俺の本気の音で!!







         音が壊れても!


         知らねーからな!?









ツナグ

カナデ

ヴェル

リエル

ティア「上等!!」






         もう

         走るのをやめない

         その覚悟を持って


         僕たちは前に進んだ


         想いも願いも

         祈りもすべて


         全部 叶えたいから


         ねえ いいでしょ?

         生きてるのだから

 

         欲張って行こうよ?






シアン「・・・」



ツナグ「シアン?









           さあ 君も?








シアン「・・・」


シアン「あぁ!!」







          シアンの


          ”本物の本気の音”が鳴り響く







ツナグ「・・・」


カナデ「・・・」


ヴェル「・・・」


リエル「・・・」


ティア「・・・」











           ・・・壊し屋?


           ・・・どこが?












ヴェル「(壊し屋どころか)」


リエル「(・・・音が

     ・・・なにこれ?)」


カナデ「(・・・安定感がすごい

     ・・・みんなの音を









           シアンの音が


           みんなの音を


           ド安定させてくれる!!








ティア「・・・










          ・・・この音ですよ









ツナグ「ティア?」



ティア「・・・子供の頃から

    ・・・私が憧れた音


    毎日

    狂ったように

    共にセッションした

    ”あなたの本物の音”」






ティア「・・・








         ドラムのビートが


         さらに上がった!!

   






ツナグ「ティア!?」


ティア「・・・この

    ・・・シアンの音と

    ・・・カナデの調和力なら









         どんなに


         ドラムが騒いでも


         音が乱れることがない!!








ツナグ「・・・おい?」









         まるで


         ”狂ったように”


         ドラムを叩くティア







シアン「・・・









          あの頃に


          戻ったかのようだな








シアン「ああやって

    二人で









           狂ったように


           音を鳴らしてたっけ










ヴェル「・・・」









           ヴェルのギターが


           騒ぎ出した!!









ツナグ「ヴェル!?」



ヴェル「・・・わりぃ ツナグ

    ・・・でも我慢できねええ

    






           この


           みんなの音なら!!








ヴェル「俺は!!











          これが俺だって叫べる!!











リエル「・・・











           リエルのキーボードの彩りが


           さらに花を咲かせる!!










ツナグ「リエル!?」


リエル「・・・カナデの

    ・・・言った通りだ

    ・・・僕のキーボードは








          引き出す人間によって


          彩りが さらに増す!!










リエル「・・・この

    ・・・みんなの音なら









           彩りが


           さらに鮮やかになる!!











カナデ「・・・










           ツナグ~


           ごめんね~?♪










ツナグ「・・・え?」



カナデ「調和して

    繋げるはずだった私が~








          みんなの音が告げてるの~


          一度くらい


          感情を剥き出しにしなさいって~♪






カナデ「さあ~

    いっくよ~!♪







           ヴァイオリンが


           無邪気な子供のように


           おおはしゃぎする!!





ツナグ「・・・」


ツナグ「・・・・・みんな?









          ・・・この曲は


          ・・・バラードなのに









カナデ「!!!!!!」


ヴェル「!!!!!!」


リエル「!!!!!!」


シアン「!!!!!!」


ティア「!!!!!!」




ツナグ「・・・








         ・・・ロックに


         ・・・なってるじゃねえか






ツナグ「・・・いや

    ・・・ロックと

    ・・・バラードが融合した









           ロックバラード?









ツナグ「・・・」


ツナグ「・・・もういいや

    ・・・みんなが

    ・・・その気なら









          感情!


          全部 乗っけて!


          叫んでやるよおおお!!







ツナグ「行こう!?」


カナデ

ヴェル

リエル

シアン

ティア「おおおおおおおおおおおお!!」






         

         僕たちは駆け出した!

         想いも叫んだ!


         今なら

         わかるでしょ!?


 


          「笑って!?」




        行こう! 明日へと!!

        騒ぎ出した未来へと!!


        どうしても鳴りやまない!

        想いの歌と共に!!


        見つめよう希望を!

        輝いた世界を!!


        一度しかない!

        今を生きて!!








ネア「(・・・1曲目と

    ・・・桁違い







          ・・・なに?


          ・・・アマチュアが


          ・・・一瞬で



          ・・・トッププロバンドに

 

          ・・・なったみたい








ネア「(・・・あなたたち










             ・・・相性


             ・・・良すぎ








シアン「・・・









           ・・・バカみてぇだな


           ・・・本物を探してた日々が










シアン「(・・・









         ”本物”なんて要らなかった!


         欲しかったのは!


         俺が俺で居られる居場所!!









シアン「・・・ここなら

    ・・・”欠けている”なら!!










          本物じゃなくても


          本気の音を出せるんだ!!















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