42話 独りではない
僕の
歌詞や歌声って
カナデのレベルに
ぜんぜん届いてないのかな・・・
帰り道
ネア「・・・
しょ~ね~ん?♪
ネア「天才に追いつこうなんて
すぐにはムリ
以前 言ったけど
天才と言う言葉は
カナデのために
あるような物なの」
ツナグ「・・・」
ネア「まあ
バンドだけじゃなくても
ある道を志した人間には
避けては通れない道よ?
でも それは
ある道を志して
進んでる証でもあるの
ツナグ「・・・あ」
ネア「今でも
この世界は
鬱々として広がってる?
ツナグ「(・・・)」
ネア「その答えに光を灯すなら
その欠けを
みんなで埋め合えばいい
ネア「だって
”欠けている”は
”独りではない みんなが居る”
ツナグ「・・・」
ネア「そういう意味でしょ?」
ティア「さすが
トッププロバンドの
作詞をしている人間の
言うことは違いますね?」
ネア「でしょ~?♪」
ティア「・・・でもですね」
ツナグ「・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・」
うずくまるツナグ
ネア「少年!?」
ティア「・・・作詞をしてるツナグに
・・・作詞家の
・・・レベルの違いを
・・・見せつけましたね?
ネア「そうなったの!?」
ティア「・・・いまツナグが
カナデとの力の差を感じて
悲しみに浸かってるのに
さらに今度は
詩の才能の差を
見せつけて
追い打ちをかけましたか?」
ネア「・・・
そんなつもりじゃ
なかったあああのおおおおお;;!
ツナグ「・・・イエ
・・・ダイジョウブデス
・・・ボクハイキテマス」
ティア「それを世間では
大丈夫ではないと言うのですよ?」
リエルの大豪邸 地下室
ツナグ「・・・
・・・なんの騒ぎ?
ヴェル「てめえ!
1日目で殺すつもりか!?」
シアン「このくらいのしごきで
根を上げてんじゃねえええよ!?」
ツナグ「・・・
・・・衝突してる
ヴェル「リエも
何か言ってもいいんだぞ!?」
リエル「・・・
・・・とっとと
・・・起きてヴェル^^?
ヴェル「・・・え?」
リエル「バンド合宿は
始まったばかりなんだからさああ!?」
ヴェル(・・・あ
子供の頃から夢見てた
バンド合宿で
リエの脳内は
理想郷に居るんだったたああ!!
ドオオドドオドドドドオドドオドオドドオオオンン!!!!
シアン
ヴェル
リエル「うわあああああああああ
ああああああああああああ!!」
ティア「・・・
収まりましたか^^?
そのために
ドラムを思いっきり
叩くんじゃねえええよおおお!?
ツナグ「(・・・ティアだけは
・・・まともな人と思ってたのに)」
曲 できたよ~
ツナグ「・・・たった5時間で
・・・3曲 完成」
天才って言葉は
カナデのために
あるような物なの
ツナグ「(・・・身に沁みました)」
ティア「よくもまあ
こんな短時間に」
カナデ「なんかネタが頭に
降ってきたー」
シアン「歌詞もそろったんだな?
じゃあ 始めようぜ!音合わせを!?」
カナデ「1時間だけね~?
寝る準備して
7時間は睡眠とりたいから~」
シアン「はぁ!?
夜通し練習に
決まってるだろ!?」
カナデ「コスパわる~い
明日の体力は
とっておくべき~
4日あるんだからさ~?」
シアン「モチベーションと想いが
乗ってるときが
良い物 創れるんだろうがああ!?」
カナデ「美容に悪いの!却下!!」
ドラムスティックが
高々と上げられ
ツナグ
カナデ
ヴェル
リエル
シアン「もう
やめてくれええええ!!
ティアああああああああ;;!?」
ネア「・・・あんたらさ
本当に
結成したばかりのバンド?
息がピッタリじゃない
結局
カナデの意向で
1時間 練習して
寝る準備を始めた
寝室
ツナグ「・・・」
ツナグ「本格的に練習するのわ
明日からか
歌詞も手応えはある
曲も
シアンの
望み通りになった」
ツナグ「・・・」
その答えに光を灯すなら
その欠けを みんなで埋めればいい
ツナグ「・・・」
ツナグ「・・・そうだ
・・・僕は
独りではない
みんなが居る




