33話 ネアの紹介
フ~ン
ヴェルと
リエルさんに
そんな過去がね~
夜23時 ツナグ宅 部屋の窓
お互いに
部屋の窓から
会話できる二人
もはや これが
彼らの
寝る前の習慣だ
カナデ「ヴェルって
お姫様に尽くす
ナイトみたいだね~」
ツナグ「まあ
リエルさんの
あの美貌なら
お姫様を越えてるか」
カナデ「・・・フ~ン」
ツナグ「・・・あ」
カナデ「・・・リエルさんのこと
そんな目で見てたんだ~?」
産まれたときからの
つきあいだ
もう
どう対応するべきか
わかってる
ツナグは
必死にカナデの
機嫌をとった
ツナグ「カナデの癒しには
リエルさんの美貌も勝てないよ?」
カナデ「・・・もう
それなら
しょうがないなぁ~」
ツナグ「(・・・案外チョロい)」
カナデ「で?
明日
ネアの紹介してくれる
ベースとドラムの人に
逢うんだよね?」
ツナグ「リエルさんが
家を使っていいと言うから
そこでみんなと初対面だね」
カナデ「たのしみ~
もしかしたら これで
”欠けている”の
バンドメンバーそろうかも」
ツナグ「あのさ?」
カナデ「な~に~?」
・・・会わなきゃダメ?
ド陰キャ
100%出してる~
ツナグ「・・・あまり
人と接したことなくて」
カナデ「じゃあ なんで
バンドしようと
したのかな~?」
ツナグ「・・・カナデに
強引に誘われたからです」
カナデ「そうだったか~」
カナデ「まあ
どんな相手か
わからないけど
会わなきゃ
始まらないって」
翌日 金曜日 放課後 駅前
カナデ「いちおう
身体のことを考えて
リエルさんとヴェルは
自宅で待機」
ツナグ「で
僕とカナデが迎えに行くと」
カナデ「どんな人だろうね~」
ツナグ「感じの良い人なら
いいのだけど」
てめえか?
ネアの言ってた
バンドの
ヴォーカルは?
ツナグ「・・・え?」
シアン「応えろよ?」
ツナグ「(・・・めっちゃ
・・・怖いんだけど)」
ティア「やめなさいって?
バンドを組むかもしれない相手に
いきなり その態度は?」
ツナグ「・・・あの?」
もう
来てたんだね~?
ツナグ「ネアさん?」
ネア「シアン?
もっと取り繕って
笑顔 笑顔?」
シアン「ネア?
こいつ使えるんだろうな?」
ティア「だから
やめなさいシアン?
シアンの無礼
どうかお許しください
初めまして
私は
ティア・クレイシス
ネアが
私たちを
紹介してくれたようで」
ツナグ「(・・・ティアさんは
・・・話がわかりそう)」
カナデ「ごめんなさい
ツナグって臆病で」
ティア「臆病なのですか?
ライヴハウス
リアルロストで」
回想
オーディエンス「まさか
1曲だけで
おわらねええよなああ!?」
ツナグ「・・・
たりめええーだろおお!
もっと
魅せてやるからさあ!
耳の穴かっぽじて
よく
聴いてけよおお!?
回想 終了
ティア「と
オーディエンスの
アンコールに
こう
シャウトしてた少年が臆病には」
カナデ「ツナグの黒歴史
エグってくる~♪」
ツナグ「・・・消えたい」
ネア「・・・ティア?」
ティア「あ!
ごめんなさい!
そんなつもりでは!!」
ネア「この二人が
ベースのシアンと
ドラムのティアよ?




