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欠けている  作者: ausunoto
32/51

32話 純粋が照らし出す穢れ




           私の名前はユミ

           どこにでも居る女子高生だ


           私には

           とても大好きな

           親友が居る


           その子の名前は

           カナデ・トケル




朝 学校


カナデ「それでね~

    それでね~

    私が創った曲に

    ツナグの歌詞が乘ってね~


    それが

    歌になっていくんだよ~」



ユミ「また  

   マザル君の話?

   どれだけ好きなのよ?」




        この子は

        学年で1番人気がある


        美人と言えば美人だし

        可愛いと言えば可愛い


        でも

        彼女以上に


        可愛くて美人の子は

        学校にも

        何人か居る



        この子の場合


        一緒に居て安心するし

        心が和んで穏やかになる


        癒しの波動が

        常時 出てますよ~って感じ





ユミ「(そうだよね

    この子と居ると

    こんなに

    安心できちゃうんだよね)」



             

            だからなのか?



カナデ「ユ~ミ~?

    すっごく ねむそ~」





           この子と遊んでると

           ・・・眠くなる





放課後


カナデ「ユ~ミ~?

    一緒に かえろ~?」


ユミ「マザル君と一緒に

   帰るんじゃないの?」


カナデ「ヴェルと

    大切な話があるんだって~」


ユミ「あら

   マザル君

   取られちゃったか

   これはカナデも

   うかうかできませんな~」




       

            笑顔を見せるカナデ





ユミ「(・・・この子は








             純粋で


             創られてるの?








ユミ「(純粋が

    人間になったかのようだ


    人を疑うことを

    知ってるのだろうか?)」




ユミ「・・・」






          やっぱり

          癒されるなぁ

          この子と居ると



          純粋で

          心が清らかで

          穢れを知らない




          どうやったら

          そんな生き方が

          できるのだろう?



          だからなのか?








ユミ「(・・・






    

           ・・・この子と居ると


           ・・・たまに


           ・・・すっごく疲れる







ユミ「(・・・こんなこと

    思っちゃいけないのに)」




           あまりにも純粋だから


           この子が

           純粋であればあるほどに





ユミ「(・・・






           ・・・自分の穢れが


           ・・・はっきりわかる






ユミ「(・・・私には









             こんなに


             心が綺麗になれない





             その差を


             ぜったい埋まらない差を


             見せつけられてる気がする





             なんで


             こんなに綺麗に居られるの?



             少しくらい


             穢れてみれば?





ユミ「(・・・そんなに

    ・・・純粋で照らされると







           私が


           カナデと比べて



           どれだけ


           穢れてるのかが


           わかってしまう







ユミ「(・・・







           ・・・この時の私が


           ・・・すっごく嫌いだ







カナデ「ユ~ミ~?

    何を考えてるの~?」




           

            その言葉で


            我に返る





ユミ「(・・・この子は







            私の穢れを


            はっきりと


            見せてくれる子




            強すぎる光が


            濃い影を落とすように







ユミ「(・・・このまま  

    カナデと 

    つきあってても

    いいのかな・・・


    このまま

    付き合ってると








          ・・・すっごく


          ・・・自分が


          ・・・嫌いになりそう








カナデ「ユ~ミ~?」


ユミ「カナデって

   すごく純粋だよね?」


カナデ「う~ん

    みんな

    そう言うけど

    そうなのかな~??」



ユミ「少しは

   人を疑うことで

   自分の身を

   守らないとダメだよ?」


カナデ「う~ん







            疑うって


            どうやるの~?







ユミ「・・・





         


          ・・・もう


          ・・・呆れてしまう






ユミ「なんていうかさぁ

   マザル君は

   大変だなぁ~ってこと」


カナデ「え~

    なんでよ~??」


ユミ「(・・・本当





           

           この子と居ると


           すっごく疲れる時もある



           でも


           私はカナデが大好きだ




          ・・・だけど





           この想いは


           どうすれば


           いいのだろうか?







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