18話 抱いていた夢の1つ
もう
夜遅いんだから
寝るんだよ?
23時 カナデの家の前
カナデ「夜更かししたら
ツナグの部屋の窓から
侵入して
説教して寝かせるから~?」
ツナグ「・・・まだ
それやる気かよ?」
カナデ「お隣さんと
幼馴染の特権です」
ツナグ「カナデこそ
もう寝ろよ?
美容に
気を使ってるんだろ?
じゃあ
おやすみカナデ」
家に入ろうとする
ツナグに
ねえ!?
カナデ「・・・私
ちゃんとできてたかな?」
ツナグ「え?」
カナデ「ツナグの
歌と歌詞に
恥ずかしくない曲
私は創れてたかな!?」
ツナグ「・・・」
カナデ「・・・」
ツナグ「なに?
その不安そうな顔?」
カナデ「・・・え?」
ツナグ「いつも
カナデの曲は
そっと 心を
つつみこんでくれるような
優しく
触れて来るような
そんな
温かい気持ちになれる
カナデ「・・・ツナグ」
ツナグ「恥ずかしいどころか
最高の曲だったよ?
カナデ「・・・
・・・ば~か
カナデ「そんなの
当たり前なんです~
私は天才だから!!」
ツナグ「じゃあ
なんで聞いたんだよ?」
カナデ「へへ」
カナデ「おやすみツナグ」
ツナグ「おやすみカナデ」
二人は家に入る
カナデの家の玄関
カナデ「・・・」
カナデ「・・・あのとき
君の歌を
君の歌詞を聴いた
あの時から
夢を抱いていた
君の歌に
私の曲を創る事
君の歌詞に
私のメロディを
乗せる事
それを
たくさんの
オーディエンスに
聴いてもらって
カナデ「・・・ステージで
君のとなりで奏でること
カナデ「へへ
夢が1つ
叶っちゃったな
翌朝
ツナグ「カナデは?」
カナデの母 シエス
シエス「日焼け止めが
見つからないって
探してるわよ?」
部屋に入って
待ってる?」
ツナグ「先に
神社に行くって
言っておいて?」
神社
ネア「え!
少年たち
バンドを組むの!?」
ツナグ「なんで
驚いてるの?」
ネア「・・・どっちが
バンドをしようって?」
ツナグ「カナデだけど?」
ネア「・・・
(そうなっちゃったか~)」
ツナグ「なんか
複雑そうな顔を
していない?」
ネア「・・・シテナイヨ?」
ツナグ「なんでカタコト?」
ネア「もう
学校の時間になりそうだし
今朝のセッションはなしか~
ざんねん」
ツナグ「”レア・シーン”ほどの
トップバンドグループの
ヴォーカルが
僕たちのセッションを
聴いて楽しいの?」
ネア「・・・カナデわね
・・・やばいのよ?
ネア「即戦力で
トップバンドグループ入れる
しかも主力で」
ツナグ「・・・え?」
ネア「才能って言葉は
あの子のために
存在する言葉ね
そんな相手に
バンドをしようと
誘われたんだから
恥ずかしくない
歌声と歌詞を
出しなさいよ?」
回想
カナデ「ツナグの
歌と歌詞に
恥ずかしくない曲を
私は創れたかな!?」
回想 終了
ツナグ「・・・カナデって
とんでもなく無自覚?」
ツナグ~
ごめ~ん!!
カナデ「日焼け止め
やっと見つかった!!」
ネア「おはよ カナデ?」
カナデ「ネア~
おっはよ~!」
ツナグ「いつから呼び捨て?」
ネア「一緒にセッションしたら
もはや親友」
カナデ「ね~」
ツナグ「そういうものなの?」
ネア「あ そうだ 今日さ
学校で
覚悟しておけよ?
やばいことになるから?




