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欠けている  作者: ausunoto
15/51

15話 つまんねぇな




         少年?


         君は


         表現者だわ





ネア「(当初の目的とは違う

    思わぬ者を見つけてしまった


    ・・・ほしい

 

    ・・・ほしい


    ・・・ホシイ


    ・・・欲しい


    欲しい!!


    ・・・欲しかった


    ・・・でもね






           ヴォーカルは


           二人も要らないんだよね








ネア「少年?」


ツナグ「え?」





      

           ネアに


           観客席に下ろされた








ツナグ「・・・どういうこと?」


ネア「・・・






           少年は


           ここまで








ツナグ「・・・え?」


ネア「まだ少年たちには

   楽譜を一瞥しただけで

   歌えないでしょ?」




          さあ!


          ここからは


          ”ジャスト”の


          新曲だ!!







”ちゃんと

 新曲

 あったんじゃねえか!?”



”もったいぶりやがって!!”




ネア「最後に

   私たちジャストの

   新曲を聴いていってよ?

   まあ







            トッププロバンド


            ”レア・シーン”の


            曲でもあるけどね


            ある意味では






ツナグ「・・・」



ワトソ「やっと出番か?」




”ギターの

 ワトソじゃねえか!”


”居ねえのかと思った!!”






観客席


ツナグ「・・・」



       

        

          ジャストのメンバーが


          楽器を構える








ネア「新曲







           たった


           100年ぽっちの世界で


           見つけなければならない物









ネア「・・・






          背負うには

          重すぎる想いを背負って


          それでも なぜ

          生きるのかを自分に問いて




       さらに

       ヒートアップする

       オーディエンス!!


       盛り上がりは最高潮!!




       感情


       ロック


       想いが爆発する!!




       はじまる


       ”メインイベント”が


       オーディエンスが


       本来 待っていた


       ジャストの新曲が






         すべてを 

         否定できるほど

         僕は強くない


         人の

         心の温かさを

         知ったから


         どうすれば良かったんだ?

         わかる人なんて

         信じた行動をしただけ

         

         教えてくれ?

         何が正解だったんだ?


         答えられる

         人間なんて居やしない


         この先の物語を

         知る者は居ない!



         ここまで来た

         僕たちの

         可能性を信じて


         正解だと思えた

         道を探るしかない


         これが

         僕たちの

         正解だと思えた行動だ!


         物語は

         果ての先に辿り着いた


         新しい!!






ツナグ「・・・」


ヴェル「わかってるだろ

    ツナグ?

    明らかに

    俺たちの音より

    はるかに上を行く


    ヒートアップしてた

    オーディエンスを

  

    さらに

    オーバヒート

    させやがった」



ツナグ「・・・」


ヴェル「それに






          ネア・シーンスは


          お前と同じ


          ヴォーカルも


          作詞もしてるんだよ?








ツナグ「・・・」








         これから

         真っ白なノートに

         道を記して行くのは


         僕たちの

         正解だと思えた行動だ


         運命は気まぐれだ

         絶望しかなかった


         でも

         そんなこと知ったら

         希望だって見たくなる


         運命を

         変えられる

         瞬間に出逢うだろう


         そこに

         僕たちの

         欲しかった物があるんだ!!





            間奏







観客席


カナデ「盛り上がってるね

    さすが

    トッププロバンドグループだね

   




            私たちと違う


            何もかも





ツナグ「・・・」


ツナグ「・・・

    ・・・なんかさ







           ・・・つまんねぇな







カナデ「・・・え?」


ツナグ「・・・






          ・・・僕たちの方が


          ・・・もっと面白い








カナデ「・・・






          (あのツナグが


           強がりを?)









ステージ




     

          手に入れるんだ!

          僕たちの

          欲しかった未来を!!


          100年ぽっちの

          世界しかないんだから!!


          今を大切に生きる


          たった100年で

          見つけなければならない

           

          本当に欲しい未来を





ネア「・・・





          アァァァァァァァァァァァアア


          アァァァァァァァァアァァァアァア!!







          本当に欲しい未来を










ツナグ「・・・






           ・・・僕たちの方が


           ・・・おもしろい








オーディエンス「おおおおおおおおおおおおおお!

        おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

        おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」






大歓声

ジャストの演奏が


今日のライヴで

最高の盛り上がりを見せた





ツナグ「こっち側は(観客席)

    本当に

    つまんねぇえな






          ・・・あっち側に(ステージ)


          ・・・立ちたい








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