10 , ばったり遭遇
「え…? 目の前に…アリスター殿下がい、いる…? ど、どうして…???」
アリスターもびっくりした顔をして目を瞬かせていた
「やぁこんにちは。 奇遇だね、私もこのお店に買い物に来たんだ」
そして不意に後ろから声がした
「ア……スター様立ち止まってどうしたんですか…?」
「えっリュカ様もご一緒なんですか!?」
「!? こ、こんにちはルリア嬢、アリア嬢」
リュカも驚いて目を瞬かせている
こちらも慌てて挨拶をした
「こんにちは…! アリスター殿下、リュカ様!」
「ごきげんよう〜 今日はルリアと街に遊びに来たんです〜!」
挨拶が終わったところでリュカが何かに気ずいたように聞いてきた
「そういえば本日はお二人でこちらに来られたんですか? 女性二人じゃ危ないかと…」
「いえ、私が着いております」
突然ルリアとアリアの後ろから声がした
「私は、アリア様専属侍女エミリアです。 ルリア様の専属侍女は本日、急用の為来ておりません。」
エミリアは坦々と言った
リュカは焦ったように謝った
「あっそうでしたか! 気が付かづ申し訳ございません!!」
「いえ、大丈夫です。 気づかれぬよう気配を消していたので…」
また気配を消していなくなってしまった
正直、主人のアリアもあまり何処にいるか分からないらしい…本当にそれで大丈夫なのだろうか…?
「ところでなんだけど私の事を殿下と言うとお忍びでこちらに遊びに来ているからバレてしまう可能性があるだろ? だからスターとでも呼んでもらえないかい?」
キラキラした王子様スマイルで言われてしまった
―― 流石攻略対象…顔がものすごく良いわ…
王族だからあまり目立ってしまうと街で遊びずらいからだろう
「はい! 分かりました! では、スター…様?」
「別に様は要らなかったんだけど…まぁ呼びたいように呼んで」
アリアがものすごい笑顔であった
プロローグで出てきたメイドさんは今回出てきたエミリアです!




