『芸術家問題の位置』
掲載日:2023/06/06
『芸術家問題の位置』
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芸術家問題を連載しているが、これはもう、死去した方が圧倒的に多い。というのも、死んでみないと、その芸術家の問題というおものは、見えにくいからである。例えば川端康成の自殺なんかは、当時、驚くべきものだったろう。
㈡
難しいものだ、人生と芸術の問題。どちらを取るか、どちらに翻弄されるか。人間は芸術なしでも生きていけるのに、芸術に足を突っ込んで早死にするとは、何と言った驚愕自体だろうか、と思う訳であるのである。
㈢
であるからして、芸術家問題とは、その人生か芸術か、どちらを重要視したかが争点になってくるのだが、なに、 心配はいらないことだ、幸と不幸は平等に与えられている。自己が芸術家問題に躓いたら、その位置を俯瞰して、止めたければ芸術を止めれば良い。




