小説「放課後組」読者数、(おそらく)百人突破記念!
はじめましての人ははじめまして!乃多留夢です!
いやぁー、お久しぶりですね。ほんと執筆スピードをアップしてほしいものです。(自分のこと)
けれど、前の作品「放課後組」を楽しんで読んでもらえたかが心配…。
そんな、私の記念すべき一つ目の作品ですが、そのメンバー、放課後組からなにやらお知らせがあるようです!
なんでしょうねぇ!?お楽しみに!
それでは、本編にお進みください!
「皆さん、お久しぶりです!ヨツギです!」
「なんかテンション高いな。」
「そりゃあ高くもなるでしょうよ!」
俺はそう言ってタツキの方を向いた。逆になんでコイツはいつも通りのテンションでいられるのか。謎である。
そして、周りを見た時にあることに気がつく。
「あれ、ショウは?」
「ん?あっち。」
タツキが指差した方を見ると、ショウが今日の流れを書いた台本(ヨツギ作)に落書きをしていた。
「ああぁぁぁああ‼︎ちょ、ショウ、何やってんの⁉︎」
「え?これ落書きしていいやつじゃねぇの?」
そう言うショウが見せてきた台本には、すでに「ヨツギ」が「日ツギ」に変えられていた。
「バカああああ!それ作るの大変だったんだからね⁉︎」
「こんなヤツ作ってる暇あったら勉強とかしてろよ…。」
ド正論なところが逆に腹が立つ。
「もういい!…あ、失礼、取り乱してしまいました。」
俺はわざとらしく咳払いをすると、話を続ける。
「えー、今回、皆さんにお知らせがあります!」
「「「「わー、なんだろー(棒読み)。」」」」
「せめてもうちょっと気持ち込めて…。」
相変わらずのグダグダ感だが、気にしないでほしい。
「なんと!」
「「「「なんと?」」」」
「乃多留夢作の小説『放課後組』を一瞬でも見てくれた人達の人数が百人を達成しました‼︎」
ババーン、という効果音を鳴らしながら、俺はドヤ顔で仁王立ちしていた。
だが。
「え、そうなのか?」
「すごいじゃーんっ!」
「ん?あ、マジ?」
「そうなんですね…。」
「…みんな本当に台本読んだの…?」
先程まで寝転がっていたタツキは起き上がり、ナギサも読んでいた本から顔を上げ、ショウは台本に落書きをしながら聞き返し、ミハルは今になってようやく台本を手に持っていた。なんて自由なのだろうか。
「と、とにかく、『放課後組』に興味を持ってくれた人も、最後まで読んでくれた人も、本当にありがとうございます!」
「「「「ありがとうございまーす。」」」」
「といっても、まだたったの百人ですけどね…。それに小説自体も一つしか投稿してませんし、乃多留夢も全然小説書いてくれませんし…。」
俺は頭を抱えた。よくよく考えたらこのメンバー、バカしかいないじゃないか。
「でも!いつか、皆さんに俺達が求められる日が来たらいいなと夢見ています。そして、また皆さんの目の届くところに出る日が来ることを祈っています!」
「でもアレだろ?出るんだろ?中学生ヘn…。」
「あああああ‼︎」
まったく、なぜコイツらは段取りというものを分かってくれないのだろうか。
「もう、タツキが言っちゃったんで言うんですけど…。『放課後組〜中学生になりました〜』が、2023年の3月〜4月の間あたりに投稿する予定…らしいです。」
「乃多留夢が最後まで飽きずに小説を書き切れたら、の話だけどな。」
「まぁあの人はねぇー。」
「多分無理だろ。多分。」
その時まで書き続けれるか分からないので、あまり期待しない方がいいかもしれません。というかそもそも、期待してくれるような人いないんですけどね…。by乃多留夢
「まぁ、これから『放課後組』が沢山の人の目に触れる日が来るように、乃多留夢には頑張って小説を書いてもらわないとだね!」
「それもそうだな。アイツが書かなきゃ、オレらの未来来ないんだし。」
「来ないというか、世に出ないというだけだと思いますよ。今のところ、僕らの悪い評判とか聞きませんし、小説自体は出せるかと。」
「まー、いい評判も聞かないけどねぇ。」
わちゃわちゃと話しながら宣伝も挟みつつ、俺達は百人突破記念の撮影を終えたのだった。
「よし、台本通り上手くいったな。」
「何言ってんのさ。台本ガン無視じゃんか。てかそういうことここで言っちゃダメ。」
「まぁまぁ二人とも…。でもよかったね!百人だよ?」
「さーてと、打ち上げすっか。」
「どこ行くんですか?」
「じゃ、タツキの家の寿司屋でも行こっかな。」
「「「賛成ー!」」」
「待て、おれは一切許可してねぇぞ。…まぁいいけど。」
〜完〜
ここまで読んでくださりありがとうございます!
本編にもあったように、なんとあの放課後組の読者数が百人突破ですって!すごいですね!
今はいくつかの小説を並行して書いているのですが、これがなかなか進まない…。
放課後組の未来があるように、そして、他のストーリー達も世に出せるように!私も頑張らないといけないですね。
では、また次の小説でお会いしましょう!
以上、乃多留夢でした!