表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/6

光と煌

「大丈夫ですか?」


穏やかな声と共に頭に大きな手が乗せられた。


その手を見るように目線を上にあげると銀髪の青年の顔が近くにあった。



「ゎっ…!」


「すみません…驚かせてしまいましたか…」



ヒカル…と呼ばれたこちらの男性も先程のコウと呼ばれた少年とは違うタイプのイケメンだ。


輝くような長い銀髪に隠れた左目。紫色の右目は穏やかな夕方の海のように穏やかさをたたえている。


コウさんがどこかのおとぎ話に出てくる王子なのだとすれば、ヒカルさんはそれを最前列で守る騎士団長…と言ったところだろうか。



「ヒカルったらずるいぞ!迷い人を独り占めして!」


「なんですか…?独り占めなんて人聞きの悪い…」


「もうすぐエムっちが来るんだからさっさと審台に乗せなきゃならないんだぞ!」



エムっち…?それに審台って?



訳の分からない言葉が飛び交う中、私は一人首を傾げていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ