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メタリック・ファンタジー  作者: oga
第五章 魔族の都市
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入場

 店内には、ディスプレイなどが掲げられており、スポーツカフェみたいな様相だ。

俺は、人混みをかき分け、地下へと向かった。


「チケットを拝見します」


 会場に入るゲートの手前で、係員に呼び止められた。


「俺、これから試合に出んすよ。 何か、聞いてません?」


「お名前は?」


「えーと…… ミナト、です」


「……しばらくお待ち下さい」


 チズルが話を付けていてくれてれば、ここを通過できるハズだが。

目の前のスタッフは、誰かと交信中だ。


「ミナト様、確認が取れました。 お入り下さい」


 っし!

でも、1人で大丈夫か?

俺が会場内へと足を踏み入れると、一気に広い空間に出た。

スタジアムだ。


「サッカーのスタジアムよりかはせめーけど」


 学校の体育館よりかは、広い。

2部リーグっつー割に、人気はかなりのもんみてーだ。

客席がほぼほぼ埋まっている。

俺が、フラフラと歩いていると、見覚えのある奴が現れた。


「オードリー!」

  

 不自然な球体が、客席に紛れ込んでいる。

オードリーも俺に気付いたのか、こちらに転がってきた。


「おっせーぞ、メロンパン。 他のメンバーはどうした?」


「……魔族の奴らの足止めをしてて、ここにはこれねー」


「ふざけんな。 1人で参加したら、暴動になるぞ。 武装モードで、ここの奴らを始末する選択肢もあるが、どうする?」


 戦争をしに来たんじゃねーっつってんだろ!

大人しく席について見てろっての。

 すると、突然、会場が闇に包まれた。

そして、スタジアムのゲートから、選手が3人ずつ、左右から現れた。

歓声が起こる。


「ゲーム、スタート!」


 審判のホイッスルが鳴ると、決勝戦が始まった。







 試合は30分で、50ー25でチーム・メタルの勝利。

俺は、最上段の客席のヘリに掴まり、様子を伺っていた。

決勝は終わったが、これからどうすりゃいい?

それに、チーム・メタルのタンクと思しき男。

30分間剣を振り回して、駆けずり回っているのに、後半、一切動きが鈍らない。


「化けモンだ」


 あれと、戦うことになんのか?

負けた方のチームが裏へと引き返すと、残ったチーム・メタルのタンクが、マイクを握った。


「今日は、まだこれで終わりではありません。 エキシビションとして、この会場に来ている、特別ゲストと試合をしたいと思います」


 巨大なモニターに、俺の姿が映し出された。


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