「たった1人の大親友へ……」
りょーこ♪です。
この物語りはりょーこ♪が長年やっているオンライン。
その中で知り合った、大親友との人生と言う物語りを手紙形式で描い物です。
本来、ここに乗せるのが許されるのか不安でしたが、訳あって乗せる事にしました。
りょーこが親友に会ったのは、2013年の夏頃でしたね。
何でそんな事まで覚えているかと言うと、親友の居る世界に来てすぐに、Sさんと言う見知らぬ方から突然手紙と一緒に、武器を貰ったからです。
その時の事がとても嬉しくて。
今もその手紙を大事にメッセージボックスに取ってあるからです。
2013年の3月22日です。
それからりょーこはギルドに拾われましたが、そこの古参のメンバーに苛められて最悪でした。
そればかりかその人は、周りの人達とギルマスをそそのかし、りょーこを解雇処分に追い込みました。
そして行き場を無くしたりょーこは、一人で呆としていました。
しかし当時、りょーこにはレベル上げや連戦をしていたAさんと言うフレンドが居ました。
そんなAさんに誘われて、彼のギルドに入る事になりました。
そしてそこで親友。
りょーこは親友に会いました。
正直、りょーこの親友の第一印象は、あまり良くありませんでした。
無口で古参のメンバー以外とほぼ話す事はなく、りょーこが親友と交わした最初の言葉は、
りょーこ。「お願いいたします♪(^-^)/」
親友。「ようこそー」
ただ、これだけでした。
それ以降も、親友と喋る事はありませんでした。
でもりょーこは気にしませんでした。
単なるメンバー。
それにフレンドのAさんも居るし、
「ほっとこ」
まあ、そんな感じでした。
でもそれからしばらくの時が立ち、親友の信頼も少し得たらしく、たまに話したりする様になりましたね。
でもあくまでも単なるメンバー。
親友ではありませんでした。
生産組の親友から、アイテムなどを貰った記憶もあります。
でも、りょーこは親友に興味はまるでありませんでした。
でもその年の冬だったと思うのですが……。
親友から個人チャットと言う、二人だけでしか話せない連絡を貰い驚きました。
内容は大したことではないので伏せますが、突然の個人チャット。
びっくりしました。
「なんでこの人はりょーこに話しかけて来たの?」
そうと驚いたのを、今でも覚えています。
そこから、りょーこは親友に少しずつ興味を持ち始めました。
それから月日が流れて2014年のお正月。
ギルドメンバーの1人のRさんが、
「テレビで俺等のやってるオンラインとそっくりのアニメがやってる」
と、言って来ました。
そこで興味を持ったりょーこは、そのアニメに目を通しました。
MMOを題材とした作品。
りょーこは思いきり食い付きました。
その作品は有名な「ログ.ホライズン」でした。
そしてその作品にはまったりょーこは、
「このアニメ、漫画とかDVDとかないのかな?」
と、ググったのですが、そこで運命の出会いを果たします。
それは「ログ.ホライズン」が「小説家になろう」と言う小説投稿サイトに連載されていると言う事でした。
当時のりょーこは、方針状態に近くありました。
理由は変化を始めた現実社会についていくのが辛くなっていたからです。
クリエイターになるのを諦めていたからです。
漫画を書いても画力が低く駄目。
それでも話しは作れると小説を書いても駄目。
ならばと漫画の原作家を目指すも駄目。
編集部をいくつかまわっても駄目。
だから何かをしようと言う意欲がなくなっていたのです。
オンラインに来たのは、恐らくそのせいでしょうね。
(他にも重要な理由があるんだけど、情けないので秘密)
その前までは家に帰ると直ぐに執筆活動をしていました。
でも諦めてしまった為に何もやる事がなく、オンラインに逃げたのでしょうね。
しかし突然に現れた小説投稿サイト。
これはりょーこに取って、まぶしかったです。
プロもアマチュアもそうですが、自分の作った作品のキャラクター達は何よりも大事な子供達と同じです。
だから執筆活動を諦めたりょーこは、
「みんなを日の当たる世界に出せなくてごめんね……」
と、悔いていました。
しかし小説投稿サイトならば、プロもアマチュアも関係ありません。
誰だって世間に自分の作品を公表出来ます。
大事な子供達を日の当たる世界に出す事が出来るのですっ!
だからりょーこは直ぐに会員登録。
そして「迷宮街見聞録」の連載を始めました♪
しかし……。
ここで意外な事が起きます。
ギルドメンバーにこの事を話したら……。
何と親友も同じ小説投稿サイトに小説を書いていたのですっ!
正に驚き以外に言葉はありませんでしたっ!
そして親友とは興味も合って、急速に親しくなりました。
親友がりょーこの小説の読者の第一号となってくれましたっ!
そしてお互い小説の中でもお気に入りユーザーとなり、どんどん仲良くなりました♪
(訳ありで今はブロック、お気に入りからも外されてますが……)
そしてそんなある日の事……。
りょーこはポカをやらかしました。
「ログ.ホライズン」の影響でギルドマスターになりたくなって、みんなに挨拶をして脱退。
ギルドマスターになったのです。
しかし思う様に事は進まず……。
結局ギルドは解散。
親友にお迎えに来てもらい、元のギルドに戻りました……(笑)
しかし一度抜けたギルドには、違和感がありました。
そりゃ、そうです。
一度抜けたと言う事は、裏切り者みたいな物ですからね……。
中々馴染む事は出来ませんでした。
それでもりょーこは、頑張りました。
昔の様に、みんなの仲間の枠に入ろうと頑張りました。
そしてそんな時にチャンスがやって来ました。
それは突然に親友が、
「ギルイベをやるっ!」
と、言い出したのです。
ギルイベ。
オンラインをしている人ならわかるのですが、ギルイベとはギルドのみんなでイベントをして盛り上がろうっ!
コミュニケーションを深めようっ!
そんな大会の事です。
みんなで鬼ごっこをして、鬼役の人を見つけたらプレゼント~♪とか。
みんなでボスキャラ連戦して、レアドロップを一番最初にした人にプレゼント~♪とか。
そんなイベントです。
だからそれに参加して、りょーこはみんなとの親睦を深めようっ!
そうと期待しました。
しかしギルイベ前日。
「明日はギルイベか~♪ 何をやるのかなぁ~?」
と、思いつつログインしたら、なんとギルイベは前倒しっ!
ギルイベの真っ最中だったのですっ!
「え? 何で? 明日のはずなのにっ?!」
そうとりょーこは驚きました。
でも負けてはいられません。
りょーこもその中に入ろうとしました。
「もうギルイベやってるの?」
「明日じゃなかったっけ?」
「何をやってるの~♪?」
そうとその輪の中に入ろうとギルドチャットをしました。
しかしみんなギルイベに夢中で、りょーこのshoutは無視。
相手にされませんでした……。
悲しかったです。
泣きたかったです。
「ここでもまた仲間はずれにされるんだ、あたし……」
そうと疎外感に支配されました。
そして無言でログオフ。
ギルイベが終わるのを待ちました。
そして終わった頃にログインして……。
「こんばんわ~♪」
「もう終わったかな?」
「参加したかったな~♪」
みたいな感じでギルドチャット。
ちょっとしたプチ同情を求めました。
しかし……。
反応はありませんでした。
そして……。
直ぐ様にギルドを無言で脱退。
もう、こんな世界は嫌だと泣きました。
フレンドになってる人も何人かいて、
「どうしたのっ?! 何で急に抜けたのっ?!」
と、言われましたが、
「何となく外をふらっとしてこようと思って♪」
と、誤魔化しながら泣きました。
それからしばらくして……。
どこで情報を得たのか?
親友が謝罪に来ました。
「これからは事前に報告する、ごめんっ!」
でも、りょーこはギルドには戻りませんでした。
もう、1人で良いやとブラブラしてました。
しかしその後……。
親友に頼み込んで一緒にギルドを立ち上げました。
理由はわかりません。
忘れてしまいました。
「ただ、この人と二人なら大丈夫っ!」
そうと思えたのは覚えています。
親友は嫌々そうでしたが、
「じゃあ、サブ.キャラクターを出すよ」
と、負い目があるからなのか?
りょーことギルドを作ってくれました。
そして一緒にギルドを盛り上げ、楽しく遊んでました♪
しかしここで問題が……。
実はりょーこはメンヘラです。
とても嫉妬心が強いのです。
どれだけ凄いかと言うと、メンヘラチェックをしたら全部当てはまる。
それぐらいのメンヘラです。(笑)
だからギルドのメンバーがりょーこを無視して勝手に動き出した時……。
りょーこは焼き餅から滅茶苦茶になりました。
「勝手な事をしないでよっ!」
言葉には出さないけど、そうとイライラもMAXなりました。
そしてギルドがおかしくなりました。
そしてメンバーが1人消え……。
そしてメンバーが二人消え……。
ついには親友までも、
「ごめん、頑張ったけどもうついていけない」
そうとりょーに手紙を出して消えました……。
自業自得。
仕方がありません。
しかしりょーこは親友を失いたくはありませんでした。
だから手紙で泣きつきました。
「ごめんなさい、お願い、戻って来てっ!」
そんな感じの手紙を出したと思います。
そして親友は……。
帰って来てくれましたっ!
二人でわんわんと泣きました。
そしてりょーこにとって、親友は大親友になりました。
でもその後に再編成したギルドも、メンヘラりょーこのせいで崩壊。
結局、りょーこと親友二人だけのギルドとなりました。
でもそれでも良かったんです。
大親友が居てくれれば、それで良かったんです。
でも去年の年末近く……。
大親友が突然おかしくなりました。
突然に自分を責める様な発言を始めたのです。
自己否定ばかりする様になったのです。
何がなんだかさっぱりわかりませんでした。
そしてある日ログインすると……。
大親友とチャットをしていたら、突然に言葉尻を取られてギャアギャアと責め立てられました。
挙げ句の果てに、ギルドに居たキャラを削除。
りょーこの前から消えました。
まったくもって訳がわかりません。
しかしりょーこは大親友のメイン.キャラクターともフレンドです。
ゆっくりと時間をかけてチャット。
結果、何とか冷静になった大親友は、ギルドに戻って来てくれる事になりました。
しかし……。
ギルドに呼んで直ぐに些細な事で口論。
また親友を失いました。
そしてその時にりょーこは……。
大親友がおかしくなった理由を知りました。
大親友がとてつもない苦痛を背負った事を知ったのです。
りょーこなら、きっと抱えきれないだろう。
そんな苦痛を背負ったと知ったのです。
だからりょーこは心配で、大親友を追いかけました。
拒まれようと、追い続けました。
でも興奮状態の大親友とはまともに話しも出来ず、りょーこは大後悔しました。
ですがそれから1週間くらいしてからお互い冷静になって話し合い。
そしてお別れをする事になりました。
それから数週間ぐらい立った頃でしょうか?
りょーこは欲しいアイテムがあって、オンラインのグループ機能を使っていました。
これは自分の要求を題名として、部屋を作ると言う機能です。
雑談なら雑談部屋を作れます。
ボスキャラ連戦なら、ボスキャラ連戦募集の部屋を作れます。
そしてりょーこの様にアイテムを買いたい時は、
「○○買います」
と、言う様な題名のトレード部屋を作れます。
とても画期的な機能です。
その目的目的によって、相手が部屋を訪れてくれるのです。
しかし部屋を作って驚きました。
何と別れたはずの大親友が入って来たのですっ!
これには驚きです……。
お別れしたのに入って来るなんて……。
その後も欲しいアイテムがあったので、何日か後に部屋を作ったら、また大親友がグループに入ってきました……。
オンラインの中でも再会し、向こうの方から話しかけて来た事もありました……。
そして……。
りょーこと大親友は、フレンドやギルドメンバーにはなれませんでしたが、手紙でやり取りをする関係になりました。
そしてりょーこは大親友の苦痛を少しだけでも無くそうと、許可をもらって毎日手紙を出しました。
向こうからも返信がありました。
だからいつかまた、一緒に遊ぶ事が出来るかも知れないと期待しました。
しかし……。
大親友の返信は徐々になくなり……。
今年の6月21日を最後に……。
ついには途絶えました。
先にのべた通り、りょーこはメンヘラです。
だからそんなメンヘラりょーこから、徐々に距離を置いて離れて行く。
それをやられたんだなぁ……と、りょーこは思いました。
だから手紙はやめました。
「嫌がられているなら、こんな事はしてはいけないっ!」
そうと手紙を出すのをやめました。
でもその反面、
「ひょっとして……大親友は返信も出来ないぐらいの苦痛の中にあるのでは?」
と、りょーこは悩みました。
そんな板挟みに挟まれました。
だからりょーこは、大嫌いになられるのを覚悟で手紙を出しました。
こんな内容だったと思います。
「手紙を出さなくなった理由。あたしの手紙が、いえ、あたしの存在が大親友を傷つけていると思うと怖かった」
確かこんな内容です。
しかし返信はなく、否定も肯定もされませんでした。
だからりょーこはまた手紙を出しました。
以下の様な内容だったと思います。
「りょーこ何て嫌いだーっ! 二度と手紙を出すなーっ! そうと言われたら謝罪と共に消えます」
しかし返信はなし。
否定も肯定もされませんでした。
だから先にのべた理由を覚悟で、また手紙を出す事にしました。
無論、以前の様に毎日ではなく、数日に一回。
もしくは一週間に一回ぐらいです。
内容も相手の傷に塩を塗らない様にと、適当な内容です。
「今日はさむいね~♪風邪なんてひかないでね?」
「雨ばっかりだわ~( ´△`)」
「○○のコミック最新刊買っちゃった~♪」
こんな、適当な内容です。
少しでも大親友の傷が癒せたら……。
そうと手紙を出し続けました。
でも大親友からの返信はありません。
否定も肯定もされません。
「もうやめてくれ」
そうと言ってもらえれば、やめる事が出来たのに。
謎は深まるばかりです。
そんな時、ふと思い出しました。
以前大親友が、
「やめてしまったけど、昔ブログやってたなー」
そんな事を言っているのを思い出しました。
だからひょっとしたらブログをまだやってるかも知れないと思い検索してみました。
すると……。
奇妙なページにたどり着きました。
そこは小説でした。
作者の方に迷惑がかかるかも知れないので、どんな小説かは伏せます。
しかしそこにたどり着きました。
そしてその作品のコメントに……。
大親友のコメントがあったのですっ!
しかもその内容は……。
「自分は余命宣告を受けている」
「遺して逝く人に悲しまないでいて欲しい」
「時々故人との楽しい思い出を思い出すのが供養だと思う」
そして最後に、
「多分最後まで読めませんが、更新楽しみにしています」
そうと書かれてありました。
大親友がおかしくなった、本当の理由を知りました。
大親友は病にかかり、余命宣告を受けていたのです。
頭の中身が真っ白になりました。
その日は一日中ガタガタと震えて、泣こうにも泣けず呆然としてまし
た。
そして冷静になれた翌日の夜、大親友に手紙を出しました。
真相を本人の口から聴く為です。
そうじゃないと、信じられなかったからです。
流石にこの事を言われたら、絶対に返信は来るはず。
そうと手紙を出しました。
しかし……。
返信はありません。
否定も肯定もされません。
おかげで嫌な予感も走ります。
「ひょっとして……大親友はもう逝ってしまったの?」
「もしかしたら家族が形見として……今も大親友のスマフォを使っているの?」
だとしたら手紙は届きます。
メールボックスがまんぱんになるまで、手紙は届きます。
ねぇ……大親友……。
今まで出していた手紙……。
それは大親友に届いてなかったの?
もしかして……大親友はもう居なくなってしまったの?
りょーこの側から……消えてしまったの?
大親友は……逝ってしまったの……?
だとしたら酷いよ……。
あたし大親友に言ったよね?
「オンラインの配信が停止する時が来たら、その時は笑ってお別れをしようね?」
そうとあたし言ったよね?
それなのにお別れをさせてくれないの?
お別れをさせてくれずに逝ってしまったの?
それともあのコメントは嘘なの?
メンヘラりょーこから離れる為に、返信してくれないだけなの?
わからないよ。
大親友がわからないよ。
大親友とは話し合いをして、ちゃんと別れたよね?
それなのに大親友の方から接触を取って来た。
だからりょーこは、大親友に手紙を出すと言った。
それなのに大親友からの返信はもう4ヶ月以上もない。
あたしはどうすれば良いの?
とうしたら良いかわからないよ……。
……でもね、大親友。
あたしは大親友を恨んでなんていない。
散々迷惑かけてきた。
その度に大親友は困ってた。
だから大親友を恨む何て出来ないよ。
いつでも大親友はりょーこを助けてくれたから……。
だって大親友……。
大親友の言葉が本当なら……。
運命の日を宣告されたあの時が来るまで……。
大親友はあたしの側に居てくれたって事だよね?
勝手な解釈だけど……。
あたしに会いに来てくれたのも……。
あたしと交遊関係をまた築いてくれたのも……。
りょーこの事を心配して来てくれたんだよね?
そして突然、返信がなくなったのも……。
真相を話してしまいそうになって、りょーこを傷つけてしまうかも知れない……。
そうと考えてりょーこから離れたんだよね?
ありがとう大親友。
とても心強かったよ。
とても嬉しかったよ。
だからここで言うね?
ここで言わせてもらうね?
まだ生きてるなら……。
まだりょーこの小説を読んでくれているなら……。
多分、この手紙にも目を通してくれると思うから言うね?
今でも大好きだよ、大親友。
大親友の事は二度と忘れないよ?
「お前なんかに思い出されたくはないっ!」
そうと言われたとしても、りょーこは絶対に忘れないよ。
どんなに憎まれたとしても、りょーこは絶対に忘れないよ?
だってりょーこに取って大親友は生まれて初めて手に入れた……。
たった1人の大親友なんだから……。
……終わり。
拝啓、大親友様。
りょーこ♪です。
まだ大親友が生きていると信じて、まだ大親友がりょーこ♪の作品を読んでくれている事を期待して、大親友と築いた二人の人生を手紙形式と言う物語りとして掲載いたしました。
オンラインの中では連絡が取れなくなってしまい、仕方なく強引な手段に出てしまった事をお許しください。
本当に仕方がなかったのです。
まさか大親友の苦痛が、余命宣告を受けた事だったとは知りませんでした。
その事をりょーこ♪が知ったのは、つい最近です。
まさか他者の小説のコメントの中に、大親友が余命宣告を受けている事を発言しているなんて想像も出来ませんでした。
そしてそのコメントの日付は9月20日。
そして今は10月22日。
もう、一ヶ月以上もたってます。
だからりょーこ♪は怖くなり、直ぐに余命宣告の事を調べました。
色々なサイトを調べました。
そして全てのサイトの結論としては、
「もし身近に余命宣告を受けている人がいるのなら、早めに会ってください」
との事でした。
だからりょーこ♪は直ぐに手紙を出しました。
しかし大親友からの返信はありませんでした。
翌日にも手紙を出しました。
それでも返信はありませんでした。
そして連絡の手段をなくしてしまいました。
しかし大親友はりょーこ♪の読者第一号。
生きているのなら、ここに掲載すれば読んでくれるかも知れない。
そうと思い、こんな強行的な手段を取らざるを得ませんでした。
もし生きているのなら……。
もし読んでくれたなら……。
またりょーこ♪は大親友に怒られてしまいますね。
でも本当に、これしか手段がなかったのです。
最後のりょーこの我が儘として、許してくださいね?
大親友にどうしても伝えたい事があるんです。
あまりにも多すぎて、ここでもページは足りないでしょう。
だから大事な事だけ伝えますね?
大親友のおかげでりょーこ♪は変われました。
大親友のおかげでりょーこ♪は前に進めます。
病で薬づけの毎日ですが、それでもりょーこ♪は変われました。
メンヘラで馬鹿なりょーこ♪だから、へこんでしゃがみこむ事もあるでしょう。
でもそんな時は大親友が残してくれた言葉を思い出します。
「故人との楽しい思い出を思い出す事が供養になる」
その言葉を思い出します。
そうすればりょーこ♪は、立ち上がれます。
また前にちゃんと進めます。
だからもう、りょーこ♪の事は心配しないでね?
ちゃんと一人でもやっていけるよ?
今まで散々、迷惑をかけてごめんね?
今まで本当にありがとう。
でも、さようならは言わないよ?
輪廻転生を繰り返す何て言葉は信じないけど……。
大親友とはいつかまた会いそうな気がする。
どこかの世界で……。
どこかの時代で……。
また大親友と会えそうな気がする……。
その時は、また一緒に遊ぼうね?
たった一人の大親友……。
またいつか会おうね……?
補足。
大親友との連絡がつきました。
しかし病の進行は止まらず、治る事はありませんでした。
そして2017年の12月31日。
他界なされました。
一生忘れないよ、たった1人の大親友。
いつかまた会おうね……。
作詩、作曲、伊勢正三 「22才の分かれ」を聴きながら……。