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砕けた昴 人物紹介  作者: ゆう
第1章:はじまりの物語
1/5

主要人物

第1章終了時点の人物紹介です。

一部ネタバレも含まれるかもしれませんので、第1章終了時点に整理として目を通していただけると幸いです。

星宮ほしみや すばる

年齢:小学生

性格:内向的で慎重だが、自分なりのルールを大切にする努力家。

好きなこと:特定のシャープペンシルを収集するのが密かな趣味。

すばる。暴力と恐怖が支配する家庭環境の中で、学校やバスケを通じて自分の居場所を見つけていく。圭吾との出会いをきっかけに、「自分でもやれる」という希望を見出すようになる。バスケのコートでは「自分の存在が認められる場所」を感じられ、全力で取り組むようになる。

ポイントガードとして「全体を見渡す力」に優れており、その役割は昴の性格とも重なる。




星宮ほしみや 詩織しおり

昴の母親

温かく献身的だが、自己評価が低く、不安が強い。

好きなこと:手作り料理(昴のために、毎回失敗を恐れず新しいレシピに挑戦する)。

夫の暴力から昴を守るため、すべてを捨てて家を出る決断をした。新しい生活では昴のためにと過干渉になることもあるが、自分のやり方に悩む一面もある。

幼少期に抑圧されて育った経験から、「昴には自由を与えたい」と願うが、それが逆に昴を縛る結果になることも。昴にとって詩織は「安心を与える存在」でありながら「逃げ場をなくす存在」でもある。




星宮ほしみや 紘一こういち

昴の父親

性格:怒りを内に抱えた支配的な性格。過去の挫折を引きずり、家族にそれをぶつけてしまう。

趣味:若い頃はギター演奏でバンド活動をしていたが、夢破れ、現在はそれを話題にすることもない。

家庭では暴君のような存在だが、かつてはバンド活動で「頼れるリーダー」として仲間から慕われていた。

詩織と結婚した理由は「自分の弱さを隠せる相手」だったが、彼女が離婚を決意したことでその関係が崩壊した。昴にとっては「乗り越えるべき存在」として、彼の成長に影響を与え続ける。




中川なかがわ 麻子あさこ

昴の小学校時代の担任教師

性格:柔らかい雰囲気を持ちながら、生徒一人ひとりを注意深く観察するプロフェッショナル。

好きなこと:学校の花壇の手入れ(放課後の静けさの中で植物に触れることが癒し)。

麻子先生。家庭環境に苦しむ昴を最初に「見つけた」人物。彼女の言葉が、昴に「行動することの価値」を教えた。

自身も学生時代に家庭の問題を抱えており、「子どもたちの避難所になりたい」という思いから教師になった。昴にかけた言葉は、かつて彼女が恩師からもらったものである。




前野まえの 圭吾けいご

昴の小学校時代の友人、ミニバスのチームメイト

性格:社交的でムードメーカー。人を笑わせるのが得意だが、自分の感情を隠す一面もある。

好きなこと:ゲーム全般とバスケットボール。

圭吾。昴にとって初めての「友達」。バスケを通じて昴の人生に大きな影響を与え、初めて「自分でもやれる」という希望を持たせた。大会で再会した際、昴の成長を目の当たりにし、少し嫉妬しながらも敬意を抱く。

圭吾がバスケを始めたきっかけは、幼い頃に母親が送ってくれたバスケットボール。長期入院中の彼を支えた大切な思い出である。





空野そらの 裕樹ゆうき

昴の転校後のミニバスクラブの友人

性格:頼りがいのある兄貴分。冷静だが熱い一面もある。

好きなこと:スポーツ全般と料理(家族のために休日に朝食を作る)。

ゆうき。1on1をきっかけに昴と親しくなり、彼の学校生活を支える存在となる。リーダーとしての責任感を持ちながら、昴の頑張りを素直に応援する。

ゆうき自身も、バスケを通じて自分の居場所を見つけた経験を持つ。そのため、昴の努力や成長を誰よりも理解している。

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