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師弟関係の絆
「T氏失踪問題」については天下のMBCC(ミノース危機管理局)も手を焼いている、狂瞳症状がまん延してる時局ゆえ化け物になってる可能性さえあり得る。
-木野さとり局長視点-
「T氏失踪問題」は実にMBCCとしてもFAC(治安局)としても厄介な事この上ない。対象が「特殊事情」ゆえ迷惑など掛けてなけれいいが、そうはいかないであろう。何せNF以前からそうだったのだ。
-木野翔太視点‐
さとり局長と同じ事を俺も対象が「特殊事情」ゆえ懸念してはいる。さて共産党の「師匠」である宮池同志は無事であった。そもそも宮池同志とはNF以前から「政治的師弟関係」であった。陽に陰に助けて貰ってばかりであった。