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快適に暮らすために

こんにちは、カル少年と暮らすことになったカイトです。


カル少年に抱えられ私は今、森の中にひっそりとある家の前にいます。私の考えでは、町や村の中に家があるのかと思ったのですが森の中にあるのですね。

「ここが僕の家だよ。中はあまり広くないんだけど結構快適に暮らせるよ。とりあえず『クリーン』外に出てたからね、生活魔法で綺麗にしないと。」

家の中に入った瞬間にカル少年が『クリーン』と言い生活魔法を使いました。カル少年と私の身体が少し光、泥などの汚れが綺麗になりました。便利ですね!

家の中は、カル少年が言ったようになかなか住み心地が良さそうです。基本的に、木で作られている家具があり、キッチンには干し肉が干されています。もしかしてカル少年からいただいた干し肉はカル少年の手作りだったのでしょうか?なかなか美味しかったですね。ソファーに似ているような家具も置いてあり寛げそうです。

「今日は本当は薬草を採取して冒険者ギルドにクエストの報告をする予定だったんだけど…。明日改めて薬草を採取して報告に行くよ。薬草は採取した日に渡しに行かないと報酬も変わるからね。」

そうなのですか…

あれじゃあ?ひょっとしてアイテムボックス(時間経過無し+無制限収納)は、普通ではないのでしょうか?時間が経過しないので…何が普通なのかわからなくなってきますね!←

「そういえばもう夕食の時間だね、ご飯にしようか!いつもは野ウサギとかを狩ってくるんだけど今日は狩れなかったから、干し肉と黒パンとスープにしよっか。」

窓から見える外の景色がオレンジ色の夕焼けが見え綺麗です。

野ウサギですか、そういえばアイテムボックスの中にダークウルフの肉が入っていましたね…。出したら料理をしてくれるでしょうか?せっかくご飯を食べるのですから、美味しいものを頂きたいですね。せっかくですからダークウルフの肉を使っていただきましょう。今の私では、料理どころか焼くだけでも大変そうですから…。

「わん!」(これを使ってください!)

「うわ!びっくりした!これは、ダークウルフの肉?もしかして君が出したの?」

ダークウルフの肉をカル少年の前のテーブルに出しましたが、何もないところからシュンッて瞬間的に出てくるのですね。ファンタジーですね!←

「わん!」(そうですよ!使ってください!)

尻尾が無意識に揺れていました。美味しい料理期待しています!

「ありがとう!」

カル少年が笑顔でお礼を言って私の頭を撫でてきました。撫でられることにも抵抗はありませんが、元人間しかもカル少年よりも年上としては、複雑な気持ちです。そんなことよりも←

私はどんな料理ができるのか興味がありますので、一緒にキッチンに行くことにします。

「ダークウルフの肉かな?どうしようかな…と言っても、焼くぐらいしか出来ないんだけどね。」

そういうとカル少年は肉を切り焼き始めました。カル少年はあまり料理が得意ではないのでしょうか?私は独身生活が長かったことや、食べることは好きでしたので自然と料理する事が好きになっていました。私が料理を作ってあげたいのですが、柴犬の私には料理はできそうもないですね…。人化できないのでしょうか?できたら私が作るのですが。今は無理でも今後に期待するとしましょう!

スープは、塩と野菜と干し肉を入れて温めたものでした。シンプルですね。

「できたから食べようか。」

「わん。」(そうしましょう。いただきます。)

…うん、味付けが塩だけですので素材の味がいかされた料理ですね。他の調味料などは無いのでしょうか?ハーブ類とかコンソメとか香辛料とか…。不味いわけでは無いのですが食べるのなら美味しいほうがいいですよね。あと黒パンがやたらと固いです。バリバリ言いますよこれバリバリと、フランスパンより固いです。カル少年はどうやって食べているのでしょうか?カル少年を見てみるとスープで柔らかくしてから食べていました。なるほど、柔らかくして食べるのですね。一言言っていただいても良かったのでは…。

しかし、普通に柔らかいパンが食べたいです。どうしたらこんなに固いパンができるのでしょうか?料理ができるようになったら、柔らかいパンを作りましょう!今後の目標の一つとして私の頭の中のメモに書き留めておきます。


「ばぅ」(お腹いっぱいです。ごちそうさまでした。)

ちょうどカル少年も食べ終わったみたいです。

「そういえば、君の名前はなんていうんだろう?」

「わん。」(カイトです。)

「ん〜わからないね…。僕がつけてもいいかなぁ?そうだな〜タマはどう?」

「ばうぅ!?ばう!」(タマですか!?ポチならともかくタマはないですね!)

私は視線を逸らしました。その名前はいただけません。

「嫌なのかな。じゃあ、ミカエル1号とかは?」

「ばぅ!」(却下です!)

再度視線を逸らしました。ネーミングセンスはカル少年にはないみたいです。ミカエル1号って、逆になぜそのような名前を思いつくのでしょうか不思議です。

「これもダメか…。じゃあ、キャッツとか?ロミオロメンとかはどう?」

「ばぅ!?ゔぅ!」(キャッツって猫じゃないですか!私は柴犬ですよ!?ロミオロメンって、無理です!却下です!)

このまま続けてしまうととてつもない名前をつけられそうです。やばいですね…なんとかしなくてわ!言葉を喋れたらいいのですが、なんとかならないでしょうか、切実に。

「ばぅ…ぅあう…うわぅ…」(カイト…カイト…カイト…)

《人話 が取得可能です。取得しますか?YES、NO》

おぉっと!新しいスキルですかね!これは「学習犬」の効果でしょうか?とりあえずYESです!YES!

《人話 を取得しました。》

これでカル少年とも話しができますね!

「…きゃぁ……いとぉ…でしゅ…!。」

「え?」

…うん。発音が難しいです。犬だからですかね?呂律が回りません。ていうか、恥ずかしいです。

「にゃまぁえ…きゃいとぉでしゅ。」

人間だったら顔が赤くなっていると思います…。

「名前…カイト?って言っているのかな?」

「しょうでぇしゅ!きゃぃとぉでしゅ!」

おっと!伝わったみたいです。

「カイトか…いい名前だね!というか、喋れるんだね、びっくりしたよ!ただの犬じゃないのかな…。魔獣かな?でも目は赤くないし、何なのかな?」

魔獣は目が赤いことで判断されるのですね。そういえばダークウルフも目が赤かったですね。

「ぅわちゃッ……わちゃぁッッ…………。きゃいとぉはしびゃけんでしゅ、まじゅぅじゃないでしゅ!。」

私が言えません。2回も噛んでしまい舌が痛いです。

「しばけん?って言ってるのかな?けんって犬?犬の仲間ってことかな?魔獣ではないみたいだね。カイト…か、これからもよろしくね!」

「あぃ!」

くっっ!話すことがこんなにも難しいとは…!沢山話してならさないといけませんね…。30過ぎのおっさんが「あぃ!」は流石にキモいですね。見た目が柴犬(1歳)でも…

「カイトは可愛いね。毛が気持ちいし…暖かい。もう寝よっか!明日は薬草を採取して冒険者ギルドに行って、カイトを登録しに行こうね!」

私はもふもふですから!←

カル少年はそう言い、私を抱えベットに入りました。ちょっと!抱えたままですか!抜け出そうとしましたがガッチリ抱えられているので抜け出せません…。

仕方ありません今日はこのまま寝ることにしましょう…。

「おやちゅみぃなちゃい」

くぅ…早くしっかり喋れるようにならなくては!




「人話」New

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カイト

レベル3

HP120

MP210

攻撃力110

魔力155

防御力205

運∞

素早さ110

▪️称号

「転生犬」「学習犬」

▪️加護

「リリーの過去」

▪️スキル

「火魔法L v.3」「水魔法L v.1」「風魔法L v.1」「氷魔法L v.1」「雷魔法L v.1」「毒魔法L v.1」「光魔法L v.1」「闇魔法L v.1」「時魔法L v.1」

「幻魔法L v.1」「HP回復魔法L v.1」「生活魔法」

▪️その他

「鑑定」「アイテムボックス」「人話」

ストーリーを考えるのはなかなか難しいですね。方向性がバラバラになりそうです。

でも頑張ります!

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