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幻影列車の乗客達  作者: Nerufu
2/6

春と出会い

 なんと文字数が2000もいかない><

と泣きながら書いた2話です。

4月5日、俺月夜祐つきやゆうは今日からここ月ヶ岡高校の1年生である。俺の今までの人生を語ると、小学生でスポーツ万能の天才少年といわれ、中学生でなぜかゲーマーの道を進みだしここ最近週末はずっとゲームをするかアニメを見ているという、まぁ典型的なオタクというものであるが、成績は普通、顔はまぁそこそこという普通の高校生だ。


 俺が通うことになる月ヶ岡高校はこのあたりでは有名な進学校である。この高校を選んだのは、単純に仲のいい奴らがここだからというだけだ。さて、今日から3年間通うわけだがどんなことがあるだろうか...

と考えていると、


「お~い、祐~。」


 後ろからアイツの声が聞こえた。俺の中学時代からの親友の上坂慶かみざかけいだ。眼鏡をかけていて一見するとオタクっぽいが、メガネを外すと結構イケメンなのだ。まぁ、コイツもオタクだがな。


「なんだよお前、やけにテンション高いな。」


「だめだね~祐は、今日が何の日か知らないのか?」


「黒龍伝説のアップデート日。」


「アホか!お前少しは現実世界のことも考えろや!」


 ちなみに黒龍伝説というのは俺達が結構前からやっているネトゲである。普通のRPGのように思えるが結構奥が深く、とくにキャラデコに関して言えば、ほかのネトゲとは次元が違う。俺も慶も結構な額を課金したものだ。


「だってお前、今日巫女さん装備でるの超楽しみにしてただろ。」


「そうそう。あの巫女さん装備はもう神ってるていうか....て違うだろ!!」


「じゃあなんだよ。あれより大事なものがあるか?否ない!!」


 俺がドヤ顔で言い放つと慶は呆れた顔をして、


「お前、新しいクラスにかわいい子いるかな~とか美人の先輩いないかな~とかかんがえないわけ!!」


「うん、そういうの興味ない。」


「はぁ、お前いくら優衣さんがいるからってそりゃないだろ...」


「え?なんで優衣が関係あるの?」


「なんでって.....」


「ちょっと慶くん、それは言っちゃいけないでしょ。」


また後ろから声をかけられた。コイツも俺の中学時代の親友、松下優衣まつしたゆいだ。彼女は成績優秀、美人で中学時代は学校のアイドルのような存在であった。別に彼女はオタクなのでもないのによく俺らといる。昔、慶に何でか聞いたら、


「いや、お前がいるからだよ。」


と言われた。今でもよく意味が分からないのだが.....まぁよくつるんでいるこの3人で同じ高校いけたのはよかったな。


「そういや、優衣はなんで月ヶ岡にしたの?」


「え....と..うちから近かったからだよ..」


「あれ、優衣って西高校の方が近くなかった?」


「......」


「ま、まぁそんなことはいいじゃん祐。てか今日も魔神狩り行こうぜ!」


どうしたんだこいつら...とまぁこんなくだらない話をしながら歩いていた。やっぱりこの二人が一緒でよかったなと思っていると、


「どうした祐、にやにやして。美人さんでもいたか?」


こいつ...てか優衣がすげー睨んでくるんだけど.....俺ただぼけーとしてただけだぞ!!


はぁやれやれ。ん?ふと疑問が浮かんでスマホの地図アプリを起動。


「おいおい、道間違えてるぞ!」


「「!!」」


さっきからなんか月ヶ岡の生徒見かけないなと思ったらそういうことか!今7時24分。45分までには登校しなければいけない。どう考えても無理だ。


            おいおい初日から遅刻とかないだろ!!




     


 3話はがんばって2000目指します~

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