第八話 ただいま生産中!!
もう少し生産回が続きます。
後、管理ページの所を見たところ、
総合評価1944pt、ブックマーク861人でビックリしました!!
読んでくれる方ありがとうございます。
とりあえず毒性を高めるために色々とやってみようと思う。
まずは毒草を乾燥機にかけてみるとする。
草などの効能は乾燥させると強くなったりするからな。
乾燥が終了して完成した乾燥毒草を水から煮出すと、高品質のポイズンポーションができた。
驚くべきことにまだ不純物が残っている状態でだ。
そこでさらに濾過してみると、最高品質のポイズンポーションができた。
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『ポイズンポーション(最高品質)』…不純物はなく、毒性はこの毒草から採れる限界の量。口径摂取等、血液内に少量入っただけで毒状態になる。本来蓄積性の毒だが、毒性が強すぎるため即効性になっている。
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効果は通常品質などとは比べ物にならない。そしてここで初めて蓄積性と即効性の毒の違いが現れた。
蓄積性と言っても現実とは少し変わり、ただ単に毒にかかるまでの時間が長くなる代わりに、毒の効果の継続時間長くなるだけのようだ。
即効性の毒は、毒になるまでも早いが、毒状態が解けるのも早い。
この分だと麻痺状態も蓄積性と即効性で分かれていそうだ。
しかし、最高品質は調薬スキルのメニューからでは作れず、一個一個手作りしなければならない。
やはりそんなに単純ではないという事か。
そんなことを考えながらウインドウを閉じようとすると、視界には真っ赤になったＨＰが映った。
「これはまずい!!ポーションはどこにしまった!!」
少し焦ってしまったが、無事にＨＰは回復できた。
ＨＰが減っていた原因は、気づかないうちに毒状態になったことだ。
毒状態に気付かなかったのは、生産中に音声ログが鳴らないように設定していたからだ。
そして毒状態になっていたのは、毒を知らず知らずに吸ってしまっていたからのようだ。
これからは麻痺薬も生産するだろうから、知らない間に状態以上になってしまうこの現状は打開しなければならない。
……となると、新しいスキルを取得しなければなるまい。
このゲームで新しいスキルを取得する方法は、スキルレベルが五の倍数の時と、スキル進化するときに手に入るスキルポイントを消費することができる。
とりあえずは選択できるスキルの中で現状を打破できそうなスキルは、『適応』というスキルだけだ。
この『適応』というスキルは、状態異常や地形ダメージ等の被ダメージ量等がスキルレベルにより減少するという効果で、現在求めているスキルの条件にぴったりである。
必要スキルポイントはこの効果にしては5ポイントと比較的少ない。
おそらく全般的に効果が適応するから、一つ一つに対する効果はそこまで高くないのだろう。
これを入れるとなると、あと一つ戦闘用のスキルを取っていた方がいいのかもしれない。
だが残りの3ポイントで取得できるスキルの効果は大概がいまいちなので、もう少しポイントが手に入るのを待ってみる。
おそらくこのまま生産を続けていれば、あと2,3ポイントは取得できる。
という事だから、引き続き毒薬と麻痺薬の生産を続けるとしよう。
今回は新しいスキルを入手しました。
本文だと分かりづらかったかもしれないので、ここで捕捉させていただきます。
新しいスキルは、スキルポイントを消費することで取得でき、スキルポイントはスキルレベルが5の倍数になった時と、スキルが進化させることのできるレベルになったときに1ポイントずつ入手できます。
ちなみに新しく取得できるスキルの種類は人によって変わります。
※ステータス
名前:カガチ 性別:男
スキル:
隠密…LV4 装備制限解除…LV11 短剣…LV9 見切り…LV9 適応…LV1
身体強化…LV14 繊細な指先…LV5 蹴り…LV5 調薬…LV6 投擲…LV5
控えスキル:
索敵…LV4
称号:
◆◆◆
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