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第五話 蜘蛛襲来!?

第五話です。強力な敵も現れ、面白くなってきたと思います。

質問ですが、種族の特性や選択肢の取得条件を書いた方がいいですか?

書いた方がいいのならば、設定を乗せようと思っています。

それと今回で書き溜めが無くなってしまったので、投稿スピードは遅くなってしまうと思います。すいません。


さて、戦闘はとりあえず置いといて調薬用の素材でも集めるとしよう。

まずほしいのは毒草だな……それ以外にも毒性のある素材はほしいが…

森のそこらにある草むらを毒草を探しながら見ていると、草むらのそこらに赤く光るポイントがあることに気が付いた。

そのポイントに生えている草をとってみると、『毒草』『麻痺草』と出ている。

なぜ急にポイントが分かりだしたのか疑問に思いステータスを見てみると、見切りのスキルのレベルが上がっているのに気が付いた。どうやら見切りによる恩恵であったようだ。

見切りは攻撃にだけ作用するものだと思っていたが……思い込みはよくなかったな……

まぁ、気づけてよかったと思うか。


◆◆◆


「さて、毒草等も手に入ったし調薬でも試してみるか……。まずはセーフ  ティーゾーンを探さねばならぬな」


調薬中は無防備になるからセーフティーゾーンを探さねばならない。まったく、面倒だ。

ではもう少し進んでみるとするか……。

周りの毒草等を採取しながらセーフティゾーンを探していると、索敵に敵が二体引っかかった。

隠密を発動し敵に近づいてみると、黄色がかった人間の子供大の蜘蛛と、同じ大きさの紫がかった蜘蛛の二体が居た。

名前を見てみると、どちらも『ポイズンスパイダー』となっている。

色違いなのは雌雄の違いだろうか?

少し気になるところはあるが、とりあえずは置いておく。

先程毒草を探した時に使ったように、相手を弱点を見つけるように見つめる。

すると、蜘蛛の足や腹が少し赤く光りだした。

どうやら弱点は現実の蜘蛛同様らしい。

相手の強さが分からないので、隠密をかけたまま黄色い蜘蛛の足を切り付ける。

手ごたえはゴブリンなんかより硬く、ゴブリンよりも強いのがわかる。


「シャッ!!」

「チッ!!さすがに硬いか!!」


おそらく攻撃を食らったら即死だろうから、蜘蛛から離れるように飛びずさりながら蜘蛛の腹めがけて投げナイフを投げつけた。


「シャ―――ッ!!」


少しでも動きを止めようと思っての行動だったが一体しか足止めできず、紫の方が牙で襲いかかってきた。

牙が届くまでに、先程装備制限解除スキルのLVアップにより手に入った新しいアーツ『クイックチェンジ』を使い、両手に短剣を持ちなおす。

見切りによる攻撃の予測線が赤黒くなっていることから、攻撃の威力は測れる。

短剣で攻撃を受け流すことに少し失敗し、牙が体を掠った。

それだけでHPが一気に減り、緑だったゲージが赤くなってしまった。

 

「クハハハハハ!!いいだろう……殺してやる!!」


攻撃を受け流すのではなくギリギリで避け、すれ違う瞬間に両手の短剣で弱点の腹と足を切り付ける。

それを繰り返しつつ、動こうとする黄色の蜘蛛に動かぬように、時々クイックチェンジを使いナイフを出して投げつける。

集中力が切れかけそうになってきたころで、ようやく紫色の蜘蛛が倒れた。

気が抜けそうになったがまだ一体残っていることを思い出し、もう一体の蜘蛛に集中する。


「シャッ……シャ―――ッ!!」


飛んでくるナイフがなくなり、牙で飛び掛かってきた蜘蛛を避け、地面に落ちたところで腹に踵落としをする。

目線がこちらから外れた瞬間に隠密を発動する。


「シャ――!シャッ?」


読み通りこちらを見失ったところで、腹に短剣二本を突き刺し止めを刺した。


「はぁ、楽しかったが疲れたな……」


蜘蛛二匹を倒すのにだいぶ時間がかかってしまった。

だがその成果は高くスキルLVは軒並み上がり、『蜘蛛の劇毒』に『蜘蛛の麻痺毒』など求めていた毒素材が手に入った。

毒素材は嬉しいが、蜘蛛に挑むのはまだ早いだろうからこれ以上の戦闘はあきらめる。

牙が掠った時に毒状態にならなかったのは幸運だった。

そろそろHPやばいので、初期装備の中の『ビギナーポーション』で回復をする。

このビギナーポーションは店売りのポーションより少し劣るくらいなので俺には十分な回復量だ。

さて、蜘蛛との戦闘で疲れたので街に一旦戻るとしよう。

調薬をするのにも町の方が確実だろうしな……。

しかし、新しく使えるようになったクイックチェンジはとても有能だ。

やはり装備制限解除は取っといて正解だった。

今回出てきた『アーツ』というのは、スキルの成長によって手に入る技のことです。

今回出てきた蜘蛛はレアモンスターですが、主人公が倒せたのは相性が良かったからです。あ、あくまで相性の問題でご都合主義ではありません(震)

※ステータス

名前:カガチ  性別:男

スキル:

隠密…LV4 索敵…LV2 装備制限解除…LV10 短剣…LV8 見切り…LV9

身体強化…LV12 繊細な指先…LV2 蹴り…LV2 調薬…LV2 投擲…LV5

称号:


◆◆◆


感想、誤字脱字の指摘、小説へのアイディア求めています。

ぜひお願いします。

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