第三話 キャラメイク・続
はい第三話です。ここに来てやっとゲームに入ることができました!!
これからもう少し盛り上がりも出せるかな?と思っています。
「では続いて種族を選択してください」
来た!これを待っていたんだ!蛇人種とかいうのが出ていることを願うとしよう。
種族一覧
・人間
・獣人種‐猫人‐猿人‐兎人
・蛇人種
「来た――――!!」
つい声を上げてしまった。だがしかし、蛇が出ているのが何よりもうれしいのだからしょうがない!
ナビも俺の声に少し驚いてしまっている、がどうでもいい。
「もちろん蛇人種だ!」
「りょっ了解しました。続いてキャラの容姿を作成してください。種族特性はすでに反映済みです」
ナビがそういうと目の前にはシャツにズボンだけを着た俺のホログラムが現れた。
いや、よく見ると目の瞳孔は爬虫類のように縦長になり、体の部分部分には緑色の鱗が浮いている。
ここから詳しく見た目を作っていくのだろうが、俺は特に見た目に興味はないので顔などは変えず、鱗の色と髪の色を、飼っているカラスヘビの黒と同じように真っ黒に、目の色は真紅にした。
髪の毛は肩のあたりまで届きそうな髪を後ろで一つにまとめる。
「容姿はこれで大丈夫だ」
「了解しました。最後に初期装備を選べばゲームが始まります」
「では初期装備はこの『黒い服』に『ボロい黒ローブ』で」
「了解しました。ではゲームを開始します」
◆◆◆
ナビの声で一度真っ暗になった視界はすぐにまた戻った。
聞こえてくるのは町の雑多な声、叫びだった。
「よっしゃあああああああああああ!来たあああああああああああああ!」
「誰かパーティー組んでください!!」
「魔法使いいませんかー!」
「ウホッ!いい男……」
「ア――――!」
変な声も聞こえたが気にはしない。
入ってきてさっそくだから町の外にでも行こうと思う。別に逃げるわけではない……。
だがその前に短剣をもう一本と、投擲スキル用の投げナイフを買っておかないといけない。
周りを見渡すと、少し先に道具屋があるので向かってみる。
道具屋の中は雑多な感じでいろんな品物が置いており、プレイヤーも何人かいる。
「すまないがこのスチールダガーを一つとと投げナイフを二十本くれない か」
「わかりました。え~とナイフが一本30Cで、スチールダガーが600Cだから……全部で1200Cです!」
とりあえず目的の短剣と投擲用のナイフを購入し、道具屋を出ていく。
しかしこのゲームのNPCは本物の人間みたいだ。たしか、すべてのNPCの中にはAIが入っていると説明書には書いてあった気がする。
とりあえず目的のものは購入できたから外へ向かうとしよう。
※ステータスは今回変動がないので、無しにさせていただきます。
◆◆◆
感想、誤字脱字の指摘、この小説へのアイディアを求めています。
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