第一話 ゲーム入手
初めまして赤い羊と申します。
読み專だったのですが、つい書いてしまいました。
変な所もあると思いますが、温かい目で見てください(笑)
霧咲優斗はイライラしていた。それはなぜか。至福の時間ともいえる読書の邪魔をされているからだ。
目の前には邪魔をしてきた張本人である新牧勇が立っている。
「なあ優斗、お前もこれやるだろ!」
勇は、手に持っている紙を私に突き出しながらしゃべりかけてきていが、取り合えず紙が顔に当たって鬱陶しいので、勇を一発殴る。
「そげぶっ!」
「うるさい黙れ、それにさっきから紙が当たって鬱陶しい」
勇は何やら気持ち悪い声を出しながら倒れこんだ。……いやほんとになんだ今の声。
「いきなり殴るなんてひどいじゃないか!ていうかなんで殴った!?」
「馬鹿め、さっき言っただろう紙が鬱陶しいと。それで何の用だ?」
勇はまだぶつぶつ何か文句を言っていたが、本に目を戻そうとするとあわてて話しかけてきた。
「え~と、俺はお前を誘いに来たんだ」
「何にだ。内容をしっかり話せ間抜けが」
「ひどいなっ!……これだよ。この『Infinity Skill Online』にお前を誘おうと思って」
「なんだ……その『Infinity Skill Online』とやらは。名前からしてゲー だとは思うが……」
「よくぞ聞いてくれた!この『Infinity Skill Online』は新しく発売され自由度が売りのVRMMOで、販売 前から予約殺到している期待作だ。俺がベータテスターの特典で二つ分の優先権があるからお前も誘ってみたんだ」
ふむ……ゲームか、あまり興味はわかないが自由度が売りというのが気になるな……とりあえず参加してみるか?
「プレイヤーにはいろいろな種族があってな……もしかしたら蛇の種族があるかもしれないぞ」
「よし参加させてもらおう!まったく……それを先に言わないか」
蛇になれるかもしれないのならば是非もない。あぁ蛇はいいものだ……特にあの目が素晴らしい。
「そういえばほかに誘うやつはいなかったのか」
「ほかには智紀がやるって言ってたよ。て言ってもそれしか知らないけど……」
なぜか落ち込んでいる。そういえばこいつは友達が少なかったな。俺?多いわけがないだろう。
「では後で優先権とやらを送ってくれ」
「了~解」
とりあえず家に帰ってヘッドギアでも出しておくか。
◆◆◆
家に着くと、我が愛しの黒がとぐろを巻いた状態で出迎えてくれた。
艶やかな漆黒の鱗に、ルビーのような真紅の瞳の対比が相も変わらず美しい。
「あぁ……お前は本当に可愛いな~」
しばらくリビングでにやにやと黒を眺めていたが、ヘッドギアを出しといたほうが良いことを思い出した。
「黒…すまないがやることを思い出してしまった……またあとで遊ぶとしよう」
とりあえず黒に解凍したピンクマウスを与えてから寝室に行く。
クローゼットの中にある段ボールを出し、その中からヘッドギアを取り出した。
ヘッドギアをパソコンに接続し、その他諸々の設定を行うとそのタイミングを見計らったかのように電話がかかってきた。
「はい、こちら霧咲優斗です」
「よぉ優斗。こちら勇だ」
どうやら電話の相手は勇だったらしい。そうとわかれば遠慮はいらないだろう。
「なんだ勇か。ならば要件を手短に言え。俺は忙しいのでな」
「俺ってわかった途端の変動っぷりが半端じゃねぇ!!まぁいい……えっと件なんだがゲームでパーティを組まねぇか?っていうのと、優先権を送ったぜーていう事だ」
「ふむ……優先権はありがたく貰っておこう。だがパーティーを組むのは断る。なぜならば俺はソロプレイをするつもりだからだ」
これはゲームの話を聞いた時から決めていたことだ。何を言われようとも変えることは無いだろう。
「そうか……でもゲーム内で会ったら少しくらい一緒にやってくれよ?」
「少しならばいいだろう」
どうやら勇もそれはわかっていたようであっさりと引き下がってくれた。
「ではまた今度だ」
「あぁ、またな!」
これ以上話すこともないので電話を切る。あとは優先権が届くまで待つだけだ……
感想、誤字脱字の指摘、アイディア求めています。
あまりきついと心が折れてしまうので(笑)お願いします。




