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異世界の終わりありの旅  作者: チェリー・クレア
8/11

0008話 ミリックとの一夜 など

事情により、ソルバの名前を変えます。ご了承ください。

町のギルドに転移した俺達は、好奇の目で見られたが、気にしない。

そして、俺達は、カウンターに座り、「今回のクエストの報告です。」と言った。

「今回の事件の内容は、こうです。」そう言って俺は、今回起こったことを準々に説明した。



受付嬢は、始めの方は、興味無さそうに聞いていたが、ホーリーウッドが弱っていた。と、言った所から、やけに真剣にききはじめた。そして、話が、終わった時、彼女は、青い顔をしていた。

『…つまりあなた達が言いたいのは、インフィニティドラゴンが洞窟に入ってきたので、洞窟に居た魔物達が森等に出てきた。と、言いたいのね……あり得ないわ。



インフィニティドラゴンがいるのは、迷宮よ?あんな洞窟にいるわけないじゃない!…馬鹿にしてるの?』「これを見てもそう言いきれる?」そう言って俺はボックスから、ドラゴンを取り出した。

『何よこれ?』「貴方が言っているインフィニティドラゴンだけど?」『う、うそ!信じられない……本当だったなんて……ごめんなさい疑ったりして。』そう言って彼女は頭を下げた。

『けど、この話が、本当なら、あなた達大変ね。』「どうして?」『知らないの?このドラゴンは、SSランカーのパーティーが、対等に戦う龍族よ?』え!聞いて無いぞ、そんなこと……あ!そう言えば、洞窟で会った、おっちゃん達が、そんなこと言ってたな。まあいっか。

そんなこと考えてると、受付嬢が、『あの、ギルドマスターを呼んで来ます。あと、冒険者ランクも上げときますね。』そんなこと言って、受付嬢は二階に上がって言った。

そして数分後。受付嬢と一人の少女が、やって来た。

「あの、この少女は、誰ですか?」俺が、おもむろに、そう聞くと、少女が、凄い目で睨みながらこう言ってきた。『誰が少女だ!なあイリーナ、本当にこの二人で良いのか?私、今にも殴り掛かりたいんだけど?』少女がそう言ってきたので、少しカチンときた。

「おやおやお嬢ちゃん、お父さん達と、はぐれちゃったのかな?お兄さんが、送って行ってあげようか?」俺が挑発混じりでそう言うと、少女の何かが切れた。『死ねぇぇぇぇ!!』と、言いながら、少女が、殴り掛かってきた。しかし、俺は空間魔法を使い、入り口をセット。そして、出口を少女の顔にセット。よし!準備完了!

『なっ!?』少女が気付いた頃には、もう遅い。少女は、自分で自分の顔を殴っていた。

そして、そのまま少女は気を失った。

一時間後、やっと少女が、目を覚ました。

『いつつつつ……』そして、俺を見て、気付いた様にこう言った。

『あーっ!お前、空間魔法を使うなんて、卑怯だぞ!男なら、正面から、真っ向勝負だろ!この臆病者!』その後、少女が、わーわー喚いていたが、気にせず、受付嬢に、「で、ギドマスターは、誰ですか。」と聞いたら、思いがけない言葉が、返ってきた。

『この人がギルドマスターです。』と言って、少女を指さした。

「『えぇ~!!』」俺とミリックが、ハモッた。

こんな奴が?有り得ない。まあ、本人に聞けばいいんだけどね。

ということで。直接本人に聞く事にした。「君って、本当にギルドマスターなの?」俺そう聞くと、

『いかにも!私がここのギルマスだ。ってお前、

ギルマスである私を、殴ったな?謝れ!』「どうも、すいませんでした。」

『お前、謝まる気、無いだろ……』そう言って、ギルマスは、溜め息をついた。

「あ、そうだ。名乗るのが、遅れていましたね。僕の名前は、タイト=サカイです。よろしくお願いします。ギルマスさん、名前は何て言うんですか?」『ロリだ。ロリ=ストレートだ。』

まんまだな。俺は、心の中で、そう突っ込んだ。

そして俺は、鑑定スキルで、ロリのスキルを見た。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ロリ、ストレート[130歳]

人族?

闘士 LV85

HP2776

MP350

スキル 貫通 根性 肉体強化,7

勲章 Sランカー ギルドマスター


~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


歳が……凄いな。こっちの世界は結構長寿だな。

そのあと、ギルマスと受付嬢から、こんな話を聞いた。

『お前、このあとどうするんだ。間違いなく、各地の王宮のやつらが、お前をスカウトしに来るぞ。まあ、私が、お前の事を王宮のやつらに報告しなければ、いいんだがな。』



「あ、そう言えば、僕達が、帰ろうとしたとき、後ろに王宮のキースとか言うパーティーが、いましたけど、まさか……」『ああ……そいつらは、この国直属のパーティーだ。そいつらにスカウトされたってことは、国王もその会話を聞いているかもしれん。』「え?なんで?」俺は、ギルマスに聞いた。



『あいつらは、危険なモンスターがどこに居るか分かるように、占い師を雇っている。だから、奴等は、あのドラゴンが、あの洞窟に居るって分かったんだ。そんなエリート集団が、いざ戦おうとしたら、もう倒されているんだもの。しかも、たった二人で。奴等がスカウトのも、無理はない。』



……これは、明日にもこの国を発たないと。そう考えながら、俺達は、ギルド、を出た。

そして、宿に戻った俺とミリックは、楽しく晩御飯を食べたあと、なんと、一緒にお風呂に入った!

そして、俺達は、沈む様に寝た。「うーん」俺は、お腹の上が重くて、目が覚めた。誰かいる。

よく見ると、ミリックだった。「ミリック!おま…むぐぐ!」俺は、ミリックに口を塞がれた。



『ごめんなさいタイト様、無礼を許してください。でも、こうでもしないと。タイト様は私を見てくれないとおもって。』泣きながらミリックがそう言った。俺は、ミリックの力の抜けた手を口からどけて、こう言った。

「僕はミリックの事をいつまでも、愛しているよ。これまでも、これからも」そう言って、俺とミリックは、初めてをした。

はやくレズる相手を作らないと。なんて思ったりする。

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