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異世界の終わりありの旅  作者: チェリー・クレア
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0004話  その男の名はタミフ

投下しようと思った小説が、消えていてショックだった。

森の奥からこえがした。『おぉーい、大丈夫かー』俺はその声に返事をした。「ああ、大丈夫だ問題ない。」何処かのテニス選手みたいな、返事をした。『あぁそうかー大丈夫かー。』そして、声の持ち主が現れた。



『よくあの、矢の雨に耐えたな、結構飛ばしたつもりだったんだが。ああ、自己紹介が遅れたな。俺はタミフ、タミフ=ライヤードってんだ。にいちゃん名前は?』「俺はタイトだ。タイト=サカイという。……宜しくな。」俺は鑑定スキルで、タミフを調べた。



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タミフ=ライヤード[45歳]

人族

弓使い

ランクA3

HP890

MP960

土系統 3 風系統 5

スキル 矢の雨 風の刄 力の解放



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こんな所か、結構強いな

『そう言えばにいちゃんこんな所で何してたんだ?』「ああ、ギルドのクエストをしていた。まあ、終わったから帰ろうとしたら、さっきのゴブリン達に襲われたって訳だ。」『そりゃー災難だったなー、あ、そうだ!にいちゃん今夜うちに泊まっていけよ!もう日が暮れてきた事だし、な?』



……どうしようかなー、……確かに日は暮れてきたしな、泊まらせてもらうかな、しかし、宿に金を置いてきてしまった。もし取られたらどうしよう。……まあいっか。取られたら貯めればいいことだし!「じゃあお言葉に甘えようかな。」『そう来ると思ったぜ!よーし!我が家へ向かうぞー!おぉー!』なんか暑苦しいな。このおっちゃん。



……どんな家だろう結構楽しみだ。……………それからおっちゃんと23分位喋りながら歩いていたらおっちゃんの家に着いた。普通の二階建ての家だった。『おーう!ただいま帰ったぞー!』『あら、お帰りなさい、今日はいつもより機嫌が良さそうね』『ふっふー!聞いて驚くな!今日はなんと我が家に客人がきた!紹介する、タイトだ!』「ど、どうも~」



タミフは、三人家族だった。娘が一人だけいた。タミフの奥さんの名前はレイス。娘の名前はユウリと言うらしい。二人のスターテスは、こんな所だ。



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レイス=ライヤード[27歳]

人族

剣士

ランクD

HP560

MP780

火系統 3 オリジナル魔法 吸魔

スキル バーニングボディ



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ユウリ=ライヤード[10歳]

人族

魔術士

HP320

MP430

風系統 1 光系統 3

スキル 無し


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……なんだこの家族、強すぎだろ…『ハハハ!うちの家族は、気に入ったか!皆美人だろう!あ、手ぇ出すなよ!』「出さないよ!」誰が出すか!「今日お世話になりますタイトです。ランクはFと、まだまだですがよろしくお願いします。」『まあまあ!礼儀のなっている子ね!子供にしたい!』冗談は、やめてくれ……そう思いながらおれは、ユウリちゃんに挨拶した。



「僕は、

タイトって言うんだ。よろしくね!」『わ、私ユウリって言います。あ、あの、よろしくお願いします!』なんかかわいいこだ♪おっとなんかタミフがニヤニヤしながらこっちを見ている……

イラつくな『おやおやお二人さん良いムードですなーこのままキスか!?』俺は、瞬時にタミフを殴った。「ななななに言ってんだ!?おっちゃん!」『まあまあ♪動揺しちゃって!』もうヤだーこの家族、ついていけない……『それはそうと、ユウリ、タイトを部屋に案内しなさい。……手ぇ出すなよ!』「だから出さないよ!」このやりとりも二回目だ…



俺は、ユウリちゃんに二階の部屋を案内された。『この部屋です。何にもないけど、ゆっくりしていって下さい。では。』そういってユウリちゃんは、部屋を出ていった。……ふぅ結構疲れたな、ギルドへの報告は明日でいいとして。少し魔術の強化をしたいな。よし、あした。早く起きて練習しよう



。明日の予定も決まったし、寝るか。そう思った時、ドアをノックする音が、聞こえた。「どうぞー」そう言ったらタミフが入ってきた。『どうだった今日は、疲れたろ。』「ああ、結構疲れたよ、特に、この家の家族の対応に。」『ハハハ、そうかそうか……ああ、それでな、お前さんに、質問がある』なんだろう急にかしこまって。



「ああ、何だ?」『……お前さん、実は何者だ?』ギクゥ!まさか、ばれたか!?「な、なんのことだ?」『ハハハ、隠そうったってそうは出来ねぇなこれでもハ、ターを20年もやってんだ。……お前さんの周りには、禍々しいほどの魔力が渦巻いている。俺もこんな魔力を見たのは久々だ。昔戦った魔王よりあるぞ。「そんなに!?そんなにか……しかし、すごいな……」なんて、ぶつぶつ行っているとタミフが、『それで、お前さんは、何者だ?』と聞いてきた。



もう、こうなったら仕方ないな。タミフには、助けてもらったしいいか。「俺の正体は、……………異世界人だ。……このことは、お前の家族以外誰にも言うなよ。」そう言ったらタミフは、少し驚いていたが、すぐに笑い出した。



『ハハハ、違いねぇ!……いやー、しかし、異世界人か。想像できないな。』そういってタミフは、こっちを見た。『お前さんの事は別に他言したりしない安心しろ。じゃあ俺は寝る、お休みな。』そう言ってタミフは、部屋を出ていった。……俺も寝よう、そして、明日から、本格的に旅を進めて行こう。そう胸に誓い眠りについた。

次回から、本格的な冒険スタート!!

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