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俺の飼い主 僕の異能力ペット  作者: 一つの装置
怪物獣道ファング 願いを求める500チーム
9/93

4話 疾風迅雷な雄

ありがとうございます〜!

お願いします〜!


「あなたも異能力ペット・・・・なんですか」


僕は目の前にいる犬に話しかけた。耳は長く、鼻に点々の模様があった。


「ん〜そうだな〜君の言う通り、俺は異能力ペットだぜ〜名乗ろう。俺は〜ビーグルのベルベン。こっちは〜飼い主のりゅうじ。よろしく〜」


そう言って持っている石を自分の手でころがしている。


「じゃあ初戦はテメーらか!」


サシミは嬉しそうにそう言うと、体を低くしていつでも攻撃ができる体勢をとった。


「俺らも〜初戦なんだよね〜楽しませてくれよ〜」

「ちょっとまって!ストップです!あの!一緒にこの戦いを終わらせる方法を考えましょう!みんなで力を合わせればきっと!」

「おい!飼い主何言ってんだよ!」


戦いたくない。それだけだった。ベルベンが鼻を鳴らす。


「ん〜戦いを終わらせる方法か〜ん〜〜〜〜〜あ!思いついたぜ〜」

「本当ですか!」

「あ〜本当だ〜とっておきのとってもいい方法だよ〜このバトルで








1位になればいいだけだぜ〜!」

「!」

「飼い主!」


ベルベンは投球フォームをとると、持っていた石をこちらに投げつけてくる。


(え?)


それは、一瞬だった。気づいた時には、左肩から痛みがした。見えなかった。目が追いつかない速度で石をベルベンは投げたのだ。真後ろのコンクリートに石がめり込み、煙を上げている。


「ウワァァァーー!」


痛い。熱い。

肩を見ると血が噴き出ていた。少し肩に石が当たっただけでこんなことになるとは思わなかった。まさかえぐられるなんて。

これがあのペットの能力だろう。


(逃げないと・・・殺される!)

「まずは〜飼い主から潰そう〜弱そうだしね〜」

「くそっ!」

「いやだ・・・・いやだーーーー」

「おい!飼い主!」

(あいつ逃げやがった!くそ!)


サシミは少し腰を落として能力を出そうとした。しかし

「能力が・・・・でねぇ」

「能力半径に飼い主が入ってないんじゃないの〜。じゃあ早めに潰すか〜行くぜ!豪速球〜!」


落ちていた石を拾って、サシミに向かって投げてきた。それはものすごく速く目では追えない。


「んだグハァ!はぁ・・・速い」

「いいね〜いい感じに〜お腹にあたったね〜せっかくだから〜俺の能力を教えてあげるよ〜俺の能力は〜(投げた物を光より速くする能力)いい能力だろ〜。じゃあ、もういっちょ。豪速球〜!」

(くる!)


サシミは少し右に避ける。すると石はサシミに当たらずそのまま真っ直ぐ飛んでった。


「お前・・投げた物真っ直ぐ・・・しか・・・・飛ばないだろなりゃ避けれねぇことは・・・ねぇ」

「へぇ〜でもそれだけじゃ〜俺には勝てないぜ〜。能力が使えないとね〜」

「それでも・・・勝ってやる。」

「じゃ〜これは避けれるかな〜りゅうじ〜」


そう言うとベルベンは手を自分の飼い主に出す。すると飼い主は、カバンからたくさん石を出してベルベンに渡した。


「どんだけ石持ってん・・・・だよ」

「こんだけ一気にに投げたら避けれないよね〜くらえ〜!豪速球〜!」

「!」

「何発避けれるかな〜スタート〜!」








残り・488チーム


ありがとうございます〜!


次もお願いします〜!

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