84話 葉に連るる蓬
お久しぶりのお久しぶりです。約二ヶ月サボってました!
言い訳すると忙しかった
よろしくお願いします!
「三つ巴・・・対戦」
「・・・・・・・」
『お察しの方もいらっしゃると思いますが、現在皆様がいるのはホテル。名を『ペットホテル』でございます』
『全部で5階。1号室から400号室の部屋。皆様方の部屋はランダムとなっております』
『皆様にはこれからこのホテル内で仲間を作ってもらいます』
「仲間・・・・・」
「黙って聞いてろ・・・・」
『3チームで1グループ。最大で133グループを30分以内に作ってください』
『グループは早い者勝ちです。能力を使いアピールするのもよし、脅すもよし、誘惑するもよし、懇願するのも構いません。ただし暴力は認められていません。能力を使った暴力、気絶、死亡させる行為も禁止です』
『グループが決まったら、制限時間終了時までグループ内の誰かの部屋にて3チームで待機していてください』
『グループを作るかどうかは各々の自由です。制限時間終了までにグループを作らなくても問題はありません』
『仲間作りの参考にコチラをご覧ください』
「あ?」「何これ・・」
次にモニターに映ったのは目を疑う内容だった。
No.1〜No.100
絶対的な勝利へ導く能力 とても強い
No.101〜No.200
確固たる勝利へ導く能力 強い
No.201〜No.300
状況により勝利へ導く能力 弱い
No.301〜No.400
己の力で勝利へ導く能力 とても弱い
No.401〜No.500
不明瞭な勝利へ導く能力 不明
そこに並んだ言葉はこの異能力ペットバトルにおいてとても重要な要素でありこの三つ巴対戦の仲間集めで最も必要な情報だった。そう、能力の強さの格付けである。誰が見てもわかるように文の最後には簡潔に強さの指標が書かれていた。
「俺の能力が不明だ・・?勝手に決めんな・・!」
「・・・・・・」
『皆様方の健闘を祈っております』
「ッ!」「・・・」
その言葉を最後に言葉は消え、代わりにモニターには残りの制限時間を示すカウントが現れた。それと同時にガチャとドアの鍵のロックが外れる音がした。早く仲間を探しに行けとその音が語りかけてくる。
「色々とムカつくぜ・・・おい、どうする」
「どうするもなにも、行くに決まってるだろ。だからオムライスを食べるのをやめて!一緒に行くよ!!」
意を決して立ち上がり振り向くと、サシミはテーブルに戻りオムライスを食べていた。めんどくさそうにスプーンを振りながら肘をつく。緊張感が台無しである。
「テメー!飯を残していけってか!!ぶっ飛ばすぞ!!一人で行きやがれ!
「外で何が起きるかわからないし着いてきて!時間がないんだ!!それに食い過ぎ!ほら早く!」
「モグモグっ!!」
「まだ食べてる!?」
テーブルにくっついていたサシミを無理矢理剥がす。剥がす途中でサシミは腕を大きく広げて、残っている食い物を全て口の中に流し入れた。食い意地がすごい。禎は咀嚼しながら暴れるサシミの頸を掴みながらドアの前に立つ。
「グループを作った後のことを何も聞かされてねぇ。このテレビの言ったこと信じていいのか?」
「400チーム全員がここにいるってことは雨森さん達もいるってことだ。どのみち探しに行く。グループは・・・その後考える・・」
「なんだ今の間は」
震える手でドアノブを捻ってドアを開けた。
「簡単に言うな・・テメーの言った通り400チームもいるんだぞ・・」
その先に広がっていた光景は、
「退け退けぇぇ!!」
「ギシャシャシャッ!ギシャシャシャッ!!」
「全員聞けぇぇ!!俺の能力は!!ナンバーは!!」
「強いやつだけ近づいてこい!いいなぁ!?」
「・・・・・・」
「コーホ・・・コーホ・」
「クソ・・クソが・・・・」
「落ち着きな・・・ね?」
人間と動物が目を疑うほどにごった返していた。地上にはたくさんの人間と動物が声を上げながら走っている。空中には何羽も鳥が飛び回り、壁や天井には爬虫類が引っ付いていた。
「・・・・・・」
「この参加者の中から短時間でそう簡単に見つかるわけがねぇ・・」
三つ巴対戦 グループ決め開始
残り・400チーム 現在休戦中
ありがとうございました!!
次回は早めに投稿できるよう頑張ります!




