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俺の飼い主 僕の異能力ペット  作者: 一つの装置
怪物獣道ファング 願いを求める500チーム
32/93

27話 始めは童貞の如く後は脱兎の如し

よろしくお願いします!


兎の、ご飯を食べる姿が可愛い今日この頃です

「能力を・・奪う・だと?」

「ギャギャギャギャギャギャギャギャァ・・・ああ、そうだよ。俺様の能力を教えたのはお前が二匹目だよっと!」


黒うさぎは自分の能力で生み出したハンマーの持ち手を孫悟空の如意棒のように長くした。そのハンマーはサシミの方に向かって伸びて来た。


「くっ!」「サシミ!」

「やっぱいい能力だ。欲しい!」


サシミは腕を怪物化し、前から来たハンマーをがっちりガードした。


「うっ!(さっきの犬に殴られた、腹がまだ痛いぜ。早めに倒さねぇとヤベェかもしんねぇ)」

「そのちょこまかと避けるその足を拘束するか」

「何する気だ。テメェ」

(なんか、寒くなってきたような)


すると黒うさぎの足元から何かがこちらに向かって来た。冷たく、固く、痛い物がサシミの足を拘束した。それは


「よし、これで動けねぇ」

「そ・そんな」

「・・・・・・・・・・」


氷だった。その時サシミの頭の中にはニュースに移った監視カメラの事で頭がいっぱいだった。












(黒い・・・・パーカー。殺した異能力ペットの能力を・・奪う)













「・・・・・おい」

「なんだよ、猫。このハンマーをどけろって言ってもどけねぇぞ。グギャギャギャギャ!」

「・・・そんなんじゃねぇよ。お前か、お前だったのか・・・」

「・サシミ・・・」

「お前が・・・・・















トカゲをやったのか・・・」


サシミは怒っているのか、少し震えていた。


「トカゲ?確かにやったぜ二匹ほど、どっちだよ。白いトカゲと性格の悪い飼い主か?それとも
























さっきの氷の能力持ちの青いトカゲと赤髪の飼い主か?グギャギャギャギャギャギャギャギャギャ!」

「っ!」「!」


黒うさぎはもうわかっていたかのように聞いてきた。笑いながら。


「・・後者の方だよ」

「グギャ!世間は狭いなぁ。あの感に触るチームかよ!俺の能力を教えた一匹だぜ」

「・・・・・・」


辺りは寒く黒うさぎはずっとにやけ顔だった。


「正義、正義、うるせぇ飼い主と暑苦しいペット。俺様の嫌いな部類だぜ」

「・・・・・・・・・」「・・・・・・」

「君の正義はなんだとか聞いて来たから答えてやった。馬鹿が口にする戯言だ!この世に正義なんて存在しないってな。グギャギャギャギャギャ!」

「・・・・・・」「・・・・・」


サシミに加え禎も震えて怒っていた。


「そしたらトカゲの飼い主が、そんな事はない君の中に正義は必ずあるとか、意味のわからない事言うもんだから


















この能力で飼い主の方から・殺しちまった」

「!・・・・」「うっ!・・・」


黒うさぎは自分の右手をこちらに向けて来た。その右手は焼けた鉄板のように暑そうだった。黒うさぎはこの能力でヒーローと正義を殺したのだ。


「この(手に熱を帯びる能力)で、飼い主をやったらよ、トカゲの顔が真っ青になっていきやがった。元々青いのによぉ。こっちを睨みつけて、走ってきたからそいつも「もういい!」あ?」


サシミは黒うさぎの話を食い気味で止めた。


「もう話すなお前、あいつらの事を話すな」

「サシミ・・・」

「そんなに怒るなよあいつらは嬉しいはずだぜ。俺様達の目的の一部になれるんだからな、グギャ!」

「も・目的?」

「ああ、この異能力ペットバトルに勝つという目的のな!俺様達は俺様達をこんなに醜くした、人間、動物、生物に復讐するんだ。な?しんげつ」

「・・・・・僕は、イブについていく」


黒うさぎに話かけられた背の高い飼い主は、ボソボソと言葉を選びながら答えた。


「それが俺様達の願い。この勝負に勝って願いを叶える」

「・・・お前らの、願いはなんだ」


サシミは眉間にシワを寄せながら質問した。


「俺様達は選別する。この世に生きていい生き物か、そうでない生き物か。一人一人、一匹一匹俺様達が決めて、



















俺様が殺す」






「・・・・・そうか」

「サシミ?」


するとサシミの凍った足が震えだした。


「何!?」「・・・・・・・」

「サシミ!?」


サシミは腕の怪物化をとき一瞬で右拳を怪物化すると、ハンマーを殴って折った。右拳の怪物化をとき、今度は右足を怪物化し、大きくして凍った部分を内側から破壊した。左足も同じように壊した。


「・・・・そんなカスの願いの為に、トカゲを殺したのか。

















殺してやる。俺が殺してやる」





サシミの顔は笑っていた。


その顔は勝負ができるという嬉しさ。


そして、ヒーローを殺したうさぎへの怒りが入り混じる顔だった。












残り・473チーム


ありがとうございました!


感想、意見よろしくお願いします!

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