13話 伝家の妖刀
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学校の登校中、隆弘が気おつけろと言っていた。着物の犬にあってしまった。
毛並みは黒と白のオオカミのような見た目だった。
飼い主の方は真っ黒な髪、後ろの髪を1つに束ねている。
「お前ら、こたろうに近づくな。こたろう、はなれていろ」
着物の犬は、飼い主に話しかけながら持っていた刀をこっちに向けてきた。
「お前が一気に2チーム殺した着物の犬か。面白えかかってこいや」
「何?」
着物の犬は何故か少し驚いていた。サシミは嬉しそうな顔をしながら右拳を怪物化する。
「サシミダメだって!逃げようよ!武捨さんが言ってたろ。気をつけろって!今は、逃げよう!」
禎はサシミの怪物化した右拳を捕まえて、学校の方面に走ろうとしていた。
「うるせーな!たかひろは、気をつけろって言ったんだろ。戦うなとは言ってねぇ!」
「ぐわ!サシミ!」
サシミは禎の腕を無理矢理離し着物の犬に一直線に、とんでいった。
「くらえやー!」
「・・・・」
ぱきん
サシミの怪物化した右拳が着物の犬の持っていた刀にあたり、刀を折った。
「!」
「へへ、どうよ!テメーの武器を使えなくしてやったぜ」
「コホッゴホッ、あの猫結構やるな」
着物の犬の飼い主が咳をしながらサシミを見た。飼い主は持っていた自分のカバンを置き
「やべ!」
「・・」
飼い主がものすごい速さでサシミに近づいてきたかと思うとサシミに向かって持っていた木刀を振り下ろしてきた。
サシミは間一髪のところで避け、後ろに下がる。
「飼い主の方も攻撃してくんのかよ」
「サシミ大丈夫?」
「心配するんだったら、ただしも戦えや!」
「僕は、無理だよ!」
「おいこたろうは下がっていろと言ったはずだ」
「コホッコホッすまん、心配だったからな」
着物の犬は、心配そうに飼い主を見ていた。その時
「犬!何のんきにおしゃべりしてんだよ!オラァ!ゴラァ!」
(もはや、サシミが敵みたいになってる)
すごい剣幕でサシミは着物の犬にまたパンチを食らわせようとさっきと同じように真正面から攻撃を仕掛けた。今度は着物の犬にパンチがあたると思っていたが、
「ぐぅーー」
「ゴホッゴホッ」
ものすごい衝撃だった。禎は風に吹き飛ばされないように踏ん張り着物の犬の飼い主はたくさん咳をしていた。すぐに風が止むと、なんと
「お前なんで!」
「・・・危なかったぞまったく」
着物の犬はサシミのパンチをうけてサシミよりも少し離れていた。しかし着物の犬は、倒れているわけでも、気絶しているわけでもない。着物の犬は、刀でサシミ攻撃を受け止めていた。しかもその刀は、新品のように綺麗であった。
「お前の・刀は、俺がぶっ壊したはず・・なのに」
「お前が壊した刀は、もうこの世にはない。これは、俺が生み出した。さっきの刀より、耐久力のある刀を。それが俺の能力
(空間から刀を生み出す能力)」
グサ
そう言った瞬間、サシミの左掌を刺した。
「俺の鞘は空間だ・・・」
残り・ 481チーム
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