表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の飼い主 僕の異能力ペット  作者: 一つの装置
怪物獣道ファング 願いを求める500チーム
17/93

12話 猫は短者の生まれ変わり

またまた久しぶりです!


よろしくお願いします!


「僕も・・僕達も!協力させてください!」

「ただ・・し!」


サシミは禎が言ったことに驚きを隠せなかった。


『・・君の中の何かが変わったようだね。昨日の君とは少し違う。もちろん一緒にこの無意味な戦いを終わらせよう』

「はい」

「おい!禎、変われ!」

「ちょ!サシミ!」


サシミは無理矢理禎から電話を奪う。


「おい!あんころ!聞こえるか!」


サシミは電話をスピーカーにして唾がかかる勢いで喋る。


『ああ、聞こえているよ』

「いいか!お前には助けられた。だから、協力してやるよ!俺は、借りなんてつくらねぇ。猫は、プライドが高いんだよ!」

『わかってるよ・・ふふ』


電話越しであんころが笑ってる気がした。


「それと、お前昨日これは、ゲームじゃないって言ったよな」

『うん、言った』



(次会ったら、正々堂々勝負しよう!)



「やっぱりこれはゲームだぜ。超がつくほどの









クソゲーだよ」



「・・サシミ」

『!』

「だから俺達が終わらせてやる」

『ふふ』

『あはははは!やっぱり君達は、面白い。ああそうだな。私達がやれることは、この戦いに無関係な人を巻き込ませない事だ。見つけたら知らせるかその異能力ペットを倒してくれ』

「了解」

「はい」

『そして、今から言う奴らには、気おつけてくれ。ニワトリくんを殺した、炎を操る異能力ペット。私とあんころが倒した異能力ペットが言っていた、着物の犬』

「着物の犬だぁ?」

『ああ、私達が倒した異能力ペット達が見たらしい、2チームが血を流して死亡していて着物の犬だけが立っていたらしく、死亡していたペットも着物を着ていたそうだ。そして隠れていた異能力ペットとその飼い主は』

「怖くなって逃げたってわけか」

『そうだ。そのあとに我々と会って、勢いで襲ってきた。その場所は何処か聞いたが、怖すぎてわからないと答えたあと気絶した。テレビのニュース番組も見たが、情報が少なすぎてどの事件が着物の犬の仕業か見当がつかない。そしてもう1チームは今テレビでやっているこいつらだ』


禎は、急いでテレビをつけ、隆弘が言っていたニュース番組を見る。すると


「!」

「!・・・・っち!」



見覚えのある場所であった。




"繰り返します。今日午後6時頃コンビニで16歳の学生、西崎 正義さんが死亡していました。西崎さんは、顔が熱で溶けており、それ以外に外傷がなく警察は変死殺人事件として監視カメラに映っていたこの男を捜査しています"



そのカメラには、顔が全く見えない男が一人映っている。しかし禎、サシミ、隆弘、あんころには、男以外に誰かが映っているように見えた。見えにくいが男の右に真っ黒のフード付きのパーカーを着ている異能力ペットのようなものが歩いていた。笑いながら。


「・・・こいつらが、トカゲを!」

「・・・・・」


サシミは拳を握り締めて禎はニュースを真剣に見ていた。


『異能力ペットは、参加者以外、普通の動物に見える。黒いフードをかぶっていることもあり誰も気づかない。この3チームは、必ず近くにいる気おつけてくれ』

「おう」

「はい」




──────────────────────



次の日の朝



「おはよう、サシミ」

「ああ」


禎はサシミに話しかけるとベッドから出た。

一階に降りてサシミと一緒に朝ご飯を食べる。サシミが手を使ってキャットフードを食べる以外は、いつも通りの生活だ。朝ご飯を食べ終えると、禎はサシミと一緒に家を出て学校に向かった。


「やっぱり付いてくるんだね」

「何度も言ってんだろ。昨日みたいに襲われるかもしれねぇし、一応だ一応」


そんなことを話しながら学校に向かっていた。

学校に向かっている最中とても大きな神社のような家の前を通る。


「昨日も見たがやっぱデケェーな」

「この道はたまにしか通らないから分からないけど、ここらへんじゃ一番大きいんじゃないかな」

「なんでたまにしか通らないんだよ」

「毎回道を変えるんだよ。今日は異能力ペットになるべく出くわさない為に早く学校に着くこの道を通ってるけど、一昨日は違う道で登下校したよ。その前も違う道で登下校した」

「はぁ、めんどくせぇ性格してんなぁ、お前」


その家を見ていたら中から同じ学生服を着たマスクをしている男が家からでてきた。


「なんだ。何か用か」


その男は、禎を鋭い目で睨んでいる。


「あ!いや、いつ見てもでかい家だなぁと」

「そう・・か」


禎が焦って話していると男は、サシミを見て驚いていた。


「あの・・えっと」

「貴様らも、異能力ペットバトルの参加者か」


すると男は、肩に下げていた木刀を出してくると、


「あぶねぇ!ただし!」

「うわ!」


上から何かが落ちてくる。サシミは急いで禎の首を手で襟を掴み、怪物化させた右足を使って地面を押しあげ、その場から離れた。その勢いで周りに砂埃がたつ。するとなかからでてきたのは、


「え!」

「おいおい、まじかよ。もう出会っちまったぜ















着物の犬によー!」













残り・481チーム 







ありがとうございます!


次回もよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=931486983&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ