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桜色の髪をした彼女

作者:安路 海途
「わたしは何が理解できないって、何も考えていない人間ほど理解できないものはないのよ――」

 彼女は世界のことを嫌っていた。その嘘や欺瞞、いい加減さについて。彼女は美人で、口元はいつも不機嫌そうで、桜色の髪をしている。
 そして彼女は、久良守家の一員でもあった。地元の名士で、資産家、政治家でもある一族。
 対してわたしは、ごく普通の高校一年生。背が低く、地味で、鏡の前ではいつもそれが自分の顔であることを確かめる。わたしは学校の昼休み、森のベンチで偶然彼女と出会い、友達になる。

 対照的ではあるけれど、何故か親友のようになった二人。彼女との短い交流の中で、わたしは本当のことを知る。彼女の髪がどうして、桜色なのかを――

(10/12/12~10/12/23)
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