謎の穴、謎の繋がり、謎の者・・・。
*この話はとても下手です。初心者ですが、頑張って書いた話なので、ぜひ読んでみて下さい!
「あ、あれ。この本どこの本棚だっけ。」
私は大慌てでその本のあった本棚を探した。
本につまづいて、こけると、ドサドサッ!と本が落ちてくる。
そうやってジタバタして、やっとのことで「妖との繋がりを削除する方法」という本を見つけ出した。
「ふむふむ。『その繋がりがある妖と会う。そして互いの血を合わせ呪文を唱える』か。・・・えっ、呪文!?」
呪文なんて知らない!大体妖にあった時点で喰われるよ!私は心の中で叫んだ。大体どうやって会うんだろう・・・。私は一応見えるけど。
~~~翌日~~~
「へぇ~。そんな事が書いてあったの。」
同級生の美岬が言った。彼女は妖の事を知っていて、薄っすらみえる。私より妖力が低い。
「そうなんだよ~。最悪でしょ?妖に会う+血を合わせるなんて。」
はぁ~、とため息をついた。
「でも、私はちょっとだけしか見えないし・・・。手伝ってあげられないね。」
美岬が言った。確かにそうだ。しかも美岬を危険に巻き込んではいけない。やはり、自分で行かないと・・・
そして、次の日の昼、私は完璧な装備で森に入った。装備というのはバック、バックの中に動き封じの札、服に守護の札。森に入ろうとすると、
「ばあっ!!」
美岬が低木から飛び出してきた。
「うわあっ!?」
私はとてもびっくりした。
「そんなに札を張って、他の人に見られていたらどうするの!」
美岬が言った。好きでやっているんじゃないんだよ・・・!
そしてなぜか美岬までついてきた。もう、どんな事になるかわからないのに。
ああ、早く繋がりを消したい。早くしないとな・・・。その時、美岬が、
「危ない!真菜子!」
腕を思いっきり掴まれた。見るとあと一歩歩くと謎の穴に落ちるところだった。
「ふゅーーー。危ない、危ない・・・。」
そうやって落ち着いているとザワザワッと嫌な気配を感じた。何か・・が来る!
・・・・・ドン!!!!!
「うわああああああああああああ!!!!!」
「きゃああああああ!」
私達は穴の中へ真っ逆さま。穴の入り口に光が見えた。そこから誰かが覗いている。何か・・・。言っている・・?「やっと、・・きた。に・げ・・・・が入っ・・・」
に・げ・。まさか、『人間』!?私は、びっくりしながら穴の中を落ちていった。
どうでした?結構雑ですし・・。第一、妖というものを知っている人も少ないと思います。第二話は真菜子と美岬と謎の者が、関わり始めます。どうなるんでしょうね・・・。