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掌編小説集7 (301話~350話)

作者: 蹴沢缶九郎

人が立ち入らない深い山奥に、人とも人外とも違う存在の者がいた。その者は、腰に下げた布袋に手を突っ込み、布袋から一握りの粉を取り出すと、土俵の力士が塩を撒くが如く、粉を勢いよく空中へと撒いた。

撒かれた粉は宙に溶け、そこから生まれた風は、強弱様々な強さで四方に吹いていく…。


人とも人外とも違う存在の者は、『風の素』を空中に撒いては発生する新鮮な風を、いつまでも身体中に浴びていた。


風の吹く場所の原点の話。

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― 新着の感想 ―
[一言] 風の素 素敵ですね(^^♪私は、この話しから、お金の素を真っ先に思いつきました。粉をふりげると、諭吉様がふってくる・・すみません、無粋でしたね。w
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