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Old Remember,Now Me.  作者: 玲於奈
3/15

盛山 けやきの場合 福島編

なし

盛山 けやきの場合 


国道の両脇に

同じ光景を

何度みたことか。

大型電気店。紳士服の量販店。

広い駐車場を備えたホームセンター。

そして、コンビニ。

生鮮食品を扱うスーパーマーケット。


同じ風景の連続。


それにしても

空が高かった。


福島は自然が

多かった。


毎日15時くらいになると

園の向こうの

山々から

雲がわき起こり

大きな大きな入道雲となって

時にはオレンジ色に

雲が変化しながら

こちらに

せまってくる。


そして、あたりが

急に暗くなったかと

思いきや

17時ごろ

突然雨が降る。

時として雷を伴って。


家々から

こども達のお迎えが

やってきて

そして、

こちらも決まったように

わたしの

電池もそこで切れた。


しかしながら

毎日の日常で

園児のふとした動作や

行動から


いまさらながら

大学時代にご教示いただいた

いくつかの

こまごまとした

先生の教えを

思い出した。


そして、

何より自分が好きだった

音楽がまたできる。


こども達に聞いてもらえる。


そのことが

本当にうれしい。


はたと思った


平川先生は

このことを・・・


表現する心。


そして、

音楽で

こども達に元氣になってもらう。



ボランティアといいながら

実は自分が

園児達から

教えられているよう。


またかいな

平川先生の手のひらで

踊らされているな。


思いっきり

そう思いながらも

なんやかんやで

お盆前まで

福島の園で私は過ごした。




なし

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