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Old Remember,Now Me.  作者: 玲於奈
1/15

エピローグ

なし

「さがしものは

imada みつからない


 mitukesode

みつからない


 さがしものは

 nandesuka・・・」




そんな歌もあっただろうか。



粉雪が

あとからあとから

ふってくる。


高層階の


ホテルの窓からの眺め


開放的な風景とは

うらはらに

私は

ためいきばかり。


天気予報が


今年は北の地方だけでなく

普段雪が

ふらないところも

いたるところで

雪。

と告げている。




自分自身も

まったくもって

雪に慣れてない。


下界に目を転じれば

街路樹、道路


もう一度


空を見上げれば

混沌とした色。


氣持ちもめいる。


暮れもつまった

この時期



私はなぜ

ここにいるのか。



やはり

まだ昨年末からの

出来事が

尾を引いているようで

いまだ

進行中。


そう、それは

名付けて


盛山 けやき

27歳。


「彼氏ほしい。大作戦!!!」


それは

春にさかのぼる。





昨年末の事務局仕事から

4ヶ月。


平成26年4月。

私は、はれて

母校の立正音楽大学

音楽教育学部


大学講師になった。

そう念願だった。


やっと手にした

昨年末の事務局作業の

ごほうびである。


やはり

言うまでもなく

平川先生の

力が大きかったようで

Yピアノのスクールを

やめ

のらりくらりしていた

どうでもいい

職なしの私も

大学職員の

形ばかりの面接で

あっさり採用された。

古巣の音楽部声楽科から

籍を移しての音楽教育学部。

思わぬところで

教育学の免許を持っていたことが幸いした。






なし

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