第一武器庫
33→38 12/13 22:00 時点
1or5or8 ②ラヴォアジエへ に決定されました。
ラヴォワジエに行くことを告げる。
「因縁の地から攻めるというわけだね。あなたらしいな」
アイネクライネはどこか楽しげだ。地図にて位置と情報を確認する。
ラヴォワジエの首都アントワーヌ。商工業と金融の国。資本すなわち金こそが正義であり道徳という理念を持つ。
王族が政治を行っているが財務大臣と商工ギルドが都合のよい法案を提出させており、主権者である王族と少なからずの対立がみられる。
錬金術がさかんであり、錬金術の都という異名を持つ。
「しかし、この国で宗教家を始めるのは少しむずかしいかもしれないよ」
「それは逆だ。成熟した社会で政教分離が行われてるんだ。入り込む余地があるとしたらむしろそっち方面からだ」
彼女も納得したらしい。そういうものかとつぶやく。
「では、それらしい衣装を用意しないとね」
武器庫の一つでかつての英霊の装備を閲覧し選び出す。
それぞれの能力と特性も把握しておく。
≪銀聖衣≫ 一見ただの布だが使用時には魔法文字が浮かび上がり、小型の防御結界を展開することができる。そのため外見以上の防御力を発揮する。
≪鉄の手≫ 薄鋼の籠手であり、装備者に二人分の力を与える。魔力によって短時間であれば自立操作が可能攻な防一体の装備。
≪天路歴程≫聖職者のみが纏うことのできる鎧プレート。物理攻撃には弱いが魔法や熱冷光闇といった特殊な攻撃のほとんどを遮断することができる。
これら三つを纏ってみた。
白を基調とした服装に金の装飾がいくつかほどこされている。鎧や籠手は銀聖衣で隠れているからそれほど目立たない。
「似合っているね。馬子にも衣装とはいえないほどに」
少女が正直な感想を率直に告げてくる。
「ありがたい。これだけでもかなりの装備になる」
「まだまだ、強力な武具はあるけれど……」
「いや、今回これらを選んだのには理由がある。強力さよりも能力が気に入ったんだ」
アークビショップは聖職者。そのため刃物の装備は禁止されている。杖は許されているらしいがそれも必要なかった。
「能力が重要なら変身の杖か性転換の杖でも持っていくかい」
少女が二つの杖を持って勧めてくるが、今はこれでいいとパズズは倉庫を後にした。
次はヴァルハラのどこを訪ねますか
0or4or7①アイムの部屋に行く
1or5or8②ベレトの部屋に行く
2or6or9③大浴場へ
3④自室に戻る
下二桁ゾロ目⑤やっぱり杖を持っていく
次話 12/14 22:00時点参照




