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「そのケガ、わざと受けたろう?」
失神したベレトを肩にかかえアイネ・クライネが問い詰める。
「……ああ」
ただ頷く。
「なぜそんな無意味なことを」
「本当に不死身になったか試すにちょうどいい機会だった」
「……本当にそれだけかな?」
少しためらう。
「教えてくれ、オレは英霊は本当に不死身なのか。仮に死んだとしても生き返るというのか」
「それにたいする答えはイエス。でもそれには複合的な理由がそんざいする。どれか一つでも欠けてしまえばそれはノーへとかわる。今回の場合では死んでも生き返るとは思うけれどもあまり推奨はできない」
失われた血液を補填するために即席で生理食塩水を調達し、点滴を行う。こちらのケガの度合いを診たアイムが大慌てで止血と手当の介護を行ってくれた。
そのまま猛烈な睡魔に襲われねむりについた。




