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200文字小説集

台風が来る!(200文字小説)

作者: 日下部良介

 台風が近付いている。

 夫はベランダの片付けをしている。

「風で飛ばされちゃ大変だからな」

 息子はそんな父を部屋の中から眺めている。

 私は息子を風呂に入れて寝かし付ける。

 台風は直撃で、もの凄い雨と風が吹き荒れている。

 私はそのまま息子と眠ってしまった。


 翌朝、夫が居ないのに気が付いた。

「もう仕事に行っちゃったのかしら?」

 そして、何気にベランダを見た。

 びしょ濡れの夫がそこに居た。

 息子がドアをロックしていたらしい。





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― 新着の感想 ―
[良い点] わずか一夜の出来事に、いくつかの結末を予感させます。 1.笑い話としておさまる。 2.夫と息子の葛藤 3.妻をも巻き込んだ家庭の危機。 4.息子にかこつけた妻の悪意。 いずれにせよ、男は…
[一言] コンニチワー★ 気を付けて帰ってくださいねー★ こちらは、台風のえいきょうは、なさそうです! でわでわ~★
2013/10/25 16:20 退会済み
管理
[一言] 拝読致しました。 実話ですね。ご自愛ください。
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