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学園に通う精霊王と闇王  作者: 神嵜 煉
学園生活
3/21

後輩たちの入学式!

更新しました。


少年たちが神獣と契約して10年の月日が立った。


彼ら、精霊王と闇王のそれぞれの名は順に神坂雷と神坂謙。今、彼らは精霊王の慣わしとして、精霊学園に通う2学年の主席と次席という関係(精霊界では王と家臣)になっている。しかし、それは能力や学力に対してだけである。後はただのさぞり魔としか思われていない。彼らには最強の神獣が従っていることも知らないで!!

***********************


入学式より


今日は入学式である。その会場となる体育館の上から新入生を眺めている者が2人いる。


「とうとう、この日が来てしまったんだな!」


神坂雷が何かを心に決めたように言う。


「そうだな!」


神坂謙が肯定する。

なぜ、彼らがこんなに真剣に新入生を見ているのかというと昔、彼らのことを馬鹿にし、家を追い出した8大名家の次期当主たちがこの学園に入学したからである。


そんな新入生たちの入学式の裏では何かが起きようとしていた。


8大名家の次期当主たちより


「ついに入学かぁ~。」


火野貴行が言う。


「待ちわびたわ!」


水橋アヤが続ける。


「でも、俺らが教えてもらうことなくね!」


氷川大樹がアヤの言葉に対して反論する。

大樹が言ったことはもとっともである。彼ら、8大名家の子供たちは幼い頃から精霊学園で学ぶことを莫大な権力で超一流クラスの精霊使いの学んでいる。


「だけどさ、実戦経験はできるよ!」


次は大樹の言葉に対して雷嶺ユキが反論する。


「はいはい!この話はもう終わり!」


風馬サキが話に割り込み終わらせる。


「そうだよ!止めよ!拓斗も終わらせたいよな!」


地劉智輝がサキに続けて言って、無田拓斗に振る。拓斗は首を縦に振りながら肯定する。


「時間もヤバイし、さっさと行くよ!」


闇尾進がみんなを急がせる。



体育館より


体育館では速くも、最後の2つのイベントになっていた。


「それでは入学試験のベスト10の発表を始めたいと思います。第10位、合計得点730点。大崎茅。第9位、合計得点756点。岩根竜。第8位、合計得点784点。無田拓斗。第7位、合計得点786点。氷川大樹。第6位、合計得点789点。水橋アヤ。第5位、合計得点791点。火野貴行。第4位、合計得点793点。風馬サキ。」


ここで司会者は一呼吸置く。


「それでは第3位。合計得点795点。ち、地劉智輝。」


その声とともに「さすが!」や「イケメン!」という声が聞こえてくる。


「続きまして、第2位。合計得点798点。闇尾進。」


続いても、「紳士様!」や「天才!」という声が聞こえてくる。


「では最後、第1位。合計得点799点。雷嶺ユキ。」


司会者が言い終えると、体育館いっぱいに歓声が広がる。男はユキを「女神様!」と言い、女はユキを「カッコいい!」と叫ぶ。


司会者はこの歓声を止めると「最後に雷嶺ユキさんに新入生総代として話をして頂きたいと思っています。」


すると、ガタガタと体育館が揺れ始める。外からは魔獣たちの叫ぶがする。

その声に合わせて司会者が「すいません、校長の都合により変更になりました。いまから、新入生たちには森に行ってもらい、魔獣と戦ってもらうそうです!」と言う。

「後、補足ですが、森の奥には行かないで下さい。新入生が危険に陥った場合、教師と2、3年の主席と次席が助けます。武具などは持って来て頂いたと思うので貸すことは出来ません!それでは、始めて下さい。」



そして、新入生たちは魔獣狩りに行かされた。

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