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ばかなわたし

あなたは私の憧れだった

その眩しいぐらいの輝きを持ったあなたはいつからでしょう、そう雲がかかり始めたのは……




私はその雲を吹き飛ばそうと風を送った


だけど逆にその雲は少しだけ厚くなった


私はその雲を吹き飛ばそうと風を送った


だけどその雲はそれよりもさらに大きくなった


私は必死に雲を飛ばそうと風を送り続けた






私が気付いた時には

その雲は私をも飲み込むぐらい大きく厚くなっていた



私は様子を見た

するとその雲から今まで私が送り続けた風が何倍にも膨れ上がって私に吹いてきた



私は飛ばされまいと抵抗した

地面にしがみ付き爪を立て全身でその風に抵抗した


すると一瞬風が弱くなった

私はまた風を送った


気がつくと私は飛ばされていた






私は気がついた

今の私ではあなたの雲は消せないから


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