ダンジョンの中
設定を考えるのって大変なんですね。
とても苦労しました!
現在ダンジョン9層目
ここまで何事もなく順調に進んできた。初心者ダンジョンと言われるだけあって苦戦することもなくこのまま10層目にいけそうだ。
みんなは余裕そうだが、ステータスが雑魚な俺は常に緊張状態でいるため他の人より疲労が大きかった。
「ここで一旦休憩にしよう!」
騎士隊長のエスト・ソウルさんが全体に伝えた。
(ふ~やっと休憩できる)
「休憩後に、10層目に挑むのでしっかり休むように」
「「「はーーい」」」
みんなそれぞれ休憩に入った。
(やっぱり、皇さん達はすごいな。皇さん達をいや他のクラスメイトをみて改めてこの世界でステータスは重要であることが身にしみた。皇さん達のステータスはいわゆるチートってやつだ。皇さん達のステータスはこんな感じだ)
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朱堂 結城 16歳 Lv1
職業 勇者
HP500
MP500
ATK 500
VIT 500
INT 500
AGI 500
LUK 50
スキル
光魔法 Lv1 火魔法 Lv1 剣術 Lv1 指揮 Lv1
EXスキル
聖剣 Lv1
固有スキル
勇敢な心
称号
異世界人 勇者
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皇 梨華 16歳 Lv1
職業 聖女
HP500
MP700
ATK 250
VIT 200
INT 600
AGI 150
LUK 70
スキル
回復魔法 Lv1 棒術 Lv1 応援 Lv1 水魔法 Lv1
EXスキル
聖魔法 Lv1
固有スキル
慈愛の心
称号
異世界人 聖女
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赤城 怜奈 16歳 Lv1
職業 侍
HP500
MP300
ATK 450
VIT 150
INT 350
AGI 800
LUK 40
スキル
刀術 Lv1 心眼 Lv1 瞬歩 Lv1 風魔法 Lv1
EXスキル
抜刀 Lv1
固有スキル
明鏡止水
称号
異世界人 侍
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加藤 大輝 16歳 Lv1
職業 戦士
HP700
MP150
ATK 400
VIT 600
INT 100
AGI 100
LUK 35
スキル
盾術 Lv1 鉄壁 Lv1 土魔法 Lv1
EXスキル
聖盾 Lv1
固有スキル
守護の心
称号
異世界人 戦士
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(見て分かっただろう。完全にチートだ、朱堂くんは職業勇者でステータスもバランスがいい。皇さんは、回復役。赤城さんは、スピード型の剣士だ。加藤くんは、見て分かるとおりタンク役。完全に勇者パーティーだ。ここまでくるとこの4人だけでいいきがしてくる)
そろそろ休憩が終わるという時に新田くんが話しかけてきた。
「立花くん体力は大丈夫そう?」
「あぁ、休憩もしたからだいぶ回復したよ」
「なにかあったらすぐに言ってね!あっそうだロイドさんが立花くんにこれをって」
そう言って渡してきたのはお守りのようなものだった。
「なにこれ?」
「疲労を少しだけど軽減してくれるものだって、さっき渡しといてってロイドさんに頼まれたんだ」
「そうなんだ、ロイドさんが。後でお礼言っとかないとね」
「そうだね、ダンジョンでた後に言っといたほうがいいね!」
(ん?なんで出た後なんだ?)
「休憩は終わりだ!出発するぞ!!」
頭の中に疑問が浮かんだが、エストさんの掛け声でみんな出発する準備をし始めたので一旦疑問は頭の隅に置いといて準備をし始めた。
この時、ロイドさんにすぐにでもお礼しにいくという選択をしていればあんな結末にはならなかっただろう。
後ろで、にやついた笑顔に気づかないまま俺たちは10層に入っていった。
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10層攻略中俺は、弱らせてもらったモンスターを倒していた。
(は~やっぱり弱らせてもらっていても緊張するな~)
前のほうではクラスメイトが無双していた。
(すげー)
子供みたいな感想しかいだけないほど彼らはすごかった。
そんな感想をいだいていると
「あっ」
ガシャン!
新田くんが支給されていたポーションを落とした。
「すみません!ロイドさん」
「それぐらい大丈夫だ!!新田殿」
「ありがとうございます!」
そんな一幕がありながら俺たちは順調に10層目も攻略していた。
10層目も終盤に差し掛かったところで
ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ
いきなりダンジョンが揺れた。
俺はロイドさんになにが起きたのか質問しようとした時
ドゴォォォッォォォォォォォォォ!!!!!!
そいつはいきなりあらわれた。
「フシューフシュー」
興奮しているのか鼻息が荒く、そいつがあらわれた時に感じたものは
死
確実に死ぬということだけが頭の中を支配してみんな動けなかった。
「全騎士に告ぐ!!!!勇者殿を守りながらすぐに撤退する!!!!!」
「「「「「「はいっっっ!!!」」」」」」
さすが騎士というべきかとっさに行動して俺たちを守るべく一人ひとりが最適な動きをする。
「6班全員集まれすぐ上の階層にいくぞ!!」
ロイドさんは動けずにいた俺たちに声をかけた。
「死にたくなければうごけ!!!!!!!」
やっと動き始めた俺はロイドさんに質問した。
「あれはなんですか?!」
ロイドさんの口からでた言葉に俺は絶望した。
「あれは、普段75層にいるはずのミノタウロスだ。しかも今回は最悪なことに変異種だ。エスト隊長でも倒せないモンスターだ」
そんな会話をしていたら
「ヴぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
モンスターの叫び声がダンジョン内に響き渡った。
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次回更新1月29日です!!