ダンジョン突入
今回短いです!すみません!
俺たちは今ダンジョンの前にいる。入る前にしっかりと準備してから入ると騎士の人に言われ俺たちは今休憩していた。
「楽しみだな〜どんなところなんだろうな!」
「ここで奈落の底に落ちて覚醒っひひ」
周りからテンション高めな声が聞こえてくる。
(最後のやつバカだろ!死ぬだけだぞ!)
みんなどこか浮き足立って、そわそわしてる感じだ。
騎士の人から声がかかり
「これより5人1組になってもらう!組めた物から私に報告してくれ!」
(最悪だ!ボッチに1番辛いことをあの騎士は簡単に言いやがった!)
「後、もう一つできるだけ同じくらいのステータスのやつと組んでくれ!」
(終わった俺のステータスは最弱組む相手がいるわけない)
どうするか頭を抱えていると
「立花くん、私たちの班に入りませんか?あと1人なんですけど、どうですか?」
皇さんが声をかけてくれた。しかし彼らとはステータスが離れすぎてる。確実に足を引っ張ることになる。ここは...
「皇さん、ありがとう」
「じゃあ!」
皇さんは笑顔になった。
「でも、ごめん。確実に足手まといになるし他の人を誘ったほうがいいよ!」
皇さんはシュンっとなってしまった。
「でも、私たち強いらしいし大丈夫だよ!!」
一度断られても諦めないのはさすが皇さんだ。
けど、俺だって男だ。可愛い女の子におんぶに抱っこはプライドが許さない。
「ごめんね。今回は別の人を誘って」
そこに、後ろから声がかかる。
「あの、僕たちの班に入りませんか?」
そこにいたのは前髪が目元を隠してる男子がいた。
「僕たちの班は他のクラスメイトと比べたら弱いから立花くんが入るにはいいと思うんだけど」
彼らの方を見ると確かにクラスメイトから見ると弱い人たちがいる。
(まぁ、俺からしたら強いんだけど)
それでも渡りに船であったので彼、新田 慎吾 (にった しんご)の誘いに俺はうなずいた。
「そうだね。お邪魔じゃなければ入れてくれるかな?」
「邪魔なんかじゃないよ!」
「そういうわけだから、ごめんか皇さん。俺は向こうの班にはいるよ」
「分かりました。次は絶対に一緒ですよ!」
流石に、皇さんも割り込むことはできずに引き下がっていったが、こちらをチラチラ振り返り名残惜しそうに帰っていった。
「ありがとう。助かったよ、新田くん」
「いいんだよ!ちょうどこっちもあと1人入れなくちゃいけなかったからさ」
「みんな立花くんが来てくれたよ!」
「今日はよろしく」
俺は無難な挨拶をした。
それぞれ自己紹介が終わると一人の騎士が近づいてきた。
「この班の監督役を務めるロイド・ナントールだ!よろしくな!」
なんとも元気な騎士がきたもんだな。
「よろしくお願いします」
「もっと元気よく!!!」
(うるせぇ〜元気良すぎだろ!もっと静かな奴が良かったよ)
俺はこの先この人のテンションについていけるか不安になっていると
「よし!それぞれの班は監督役と挨拶できたな!今回我々が入るダンジョンは初心者用ではあるがそれは10階層までだ!
それより下は難易度が上がっているので気をつけるように!
あと、くれぐれも油断はするな、初心者用とは言ったが普通にモンスターには殺されるし、罠もある!心してかかるように。以上!」
隊長格の人がそう言うとさっきまで浮き足立っていたクラスメイトに緊張がはしった。
「まぁ、君たちの実力ならよほど慢心しない限りは大丈夫!
この私が保証する!それに監督役の騎士もついているので安心してくれ!」
さっきまで緊張してしすぎていたクラスメイト達も今の言葉でほどよい緊張感になっていた。
(さすがだな、完全に心を掌握してるよ)
「よし!それではダンジョンに入る!一班から続けて入ってきてくれ!」
そう言って隊長は一班である皇さんのところとダンジョンに入っていった。続々と中に入っていき一番最後の俺たちの番になった。
「では!私達も行こうか!」
俺たちは騎士の後に続いてダンジョンに入っていった。
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次回更新1月27日です!