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アブソリュート・トラッシュ  作者: 三篠森・N
第3章 絶対零度
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第25話 あの頃みたいにって戻りたいわけじゃないの

 望月家は、世帯収入二千万を超える裕福な家庭である。

 東京都と隣接する埼玉県和光市に一軒家を構え、家にはネコにレモンがいる。ちなみに雑種で十歳の女の子で、長女の鼎が十歳の時に拾ってきた猫だ。

 大黒柱の(コウ)は和光市駅から有楽町線直通の東武東上線直通有楽町線に乗って有楽町のでっかいビルに通う。妻の法子(ノリコ)は医療事務だ。二人は真面目に生きている市民であり、人生の成功者一歩手前まで来ている。成功者に一歩足りないのは、娘がそろそろ大人になる年齢に差し掛かり、一端の大人として社会に送り出すことが間際になっているのに不安だからだ。


「……なんだ、生配信の通知か」


 長女の鼎! 小学校時代は才色兼備の出来た娘だった! 私立中学には行かなかったが、当時ならギリギリ都内のどこかの私立女子校とかに行けただろう。中学生になる頃には過分なお小遣いと自室、テレビ、携帯電話、パソコンを与えられ、彼女はインドアの趣味に走って寝不足になり成績は一流のピッチャーのフォークボールのように落ちた。だがボールはバウンドする。地面を転がらずたまに跳ね上がり、そこが上手く重なって単願推薦で私立高校に受かったが、成績が落ちたことと失恋で卑屈な性格になった。しかしプライドが高く難儀な高校時代を過ごした。

 大学に入ってからかなり持ち直し、バイトやサークルでそれなりの女子大生になったが……。サークルで必要なゲームの知識はYouTuberから得るので表面上だけだ。プレイ時間よりもYouTubeでプレイ動画を観ていた時間の方が長い。それすらも最近は疎かだ。侵略者駿河燈のせいでサークルを続けるモチベーションが下がってしまったのだ。


「カイくん」


 長男のケンヂ。いい子だ。公立中学公立高校、そして大学ばかりは、環境や校風で少し贅沢をしたい。教師になるという確固とした目標があるからだ。人に何かを教え、育むためには自らが充実した教育を受けなければならない。

 彼のスマホには今、都築カイと一緒に撮った写真が映されている。彼がもうこの世にいないことはついさっき知った。寿ユキがそう伝えてくれた。多くは語らなかったが、もう二度と会えないのだ。

 都築カイとは何者だったのか。もう知る術はない。一緒に過ごしたのはたった二か月だったのにもう三時間も少年の心を悲しみで満たし、立てないほどの傷を刻んでいる。


「ふざけやがって」


 あの日、カイは巨人に変身してオオカミの巨人と戦った。あれ以降、カイはメガネをかけるようになり、春に一緒にフットサルをした寿ユキと行動を共にするようになった。彼は使命を見つけたのだ。それは喜ばしい。

 そして今、上野に天狗軍団が出現し、テロを行った。無関係には思えないし、拡散されたSNSの写真には寿ユキも捉えられていた。ユキが地球人ではないことは知っていたが、剣を振るって天狗と戦う姿は……ただの異星人じゃない。ケンヂの予想通りだ。あの人はアブソリュートの戦士、そしてその弟もそういうことだ。


「姉ちゃん」


「うわあああ!? 何?」


 不仲じゃないが鼎の部屋にケンヂが来るのはかなり珍しい。数年ぶりか?


「……なんでもない」


 あの日のフットサルにフジ、ユキを連れてきたのは鼎だ。姉は知っているのか?

 カイの仇をとってほしいとほんの少しだけ思う。しかし自分はカイのなんだった? 何故アブソリュートの戦士であるはずの寿ユキとフジ・カケルが近くにいてカイが死んだ? そんな荒れた感情を自分は思春期だから、と我慢し、一つ一つ処理していくことは並の思春期男子には出来ないことだ。

 せめて姉にはこんな思いをしてほしくない。




 〇




 いつまでも、いつまでもぉ。走れ走れ、深浦のジョージ。どこまでもどこまでもぉ。

 トラックのCMソングのようにジョージは走る。暑さに茹だる人々をかき分け、汗の溜まったジャンパーを脱ぎ捨て、湿気でテカテカポマード頭がボサボサになっても止まることなく走る。

 チラッと後ろに目を向ける。


「……」


 口を真一文字に結んだまま、息も切らさずに目を血走らせたフジ・カケルが追ってくる。追いつかれたら……確実に殺される。

 ジョージの人生の回想はあまり必要ない。ここ最近のことだけ振り返れば、よくいるフリーターだったが、突然現れた少女以上の風格を持つ少女に「君は普通とは違う」と煽てられ、彼女の三人の部下とフリーターより稼げる環境に魅力を感じて人の道を捨てた。

 そこはフリーターや受験以上に劣等感に苛まれる場所だった。

 走るスピードを少し上げた。いつだって捨ててから……。いや、捨てたんじゃない。逃げてから気付く……。捨てたもんじゃなかった。


「ライオッ!」


 野球場の錠を殴り壊し、スピードを落としてマウンドで停止、東名高速道路を仰いで呼吸を整えた。ガチャンと乱暴な音で扉が蹴り壊され、フジ・カケルがグラウンドに入る。


「和泉をやったのはお前か」


「ああ」


「カイをやったのもか」


「……」


 ポケットの中のBトリガーを取り出してフジに向けて構える。ああ、また取り返しのつかないことになってしまった。


「お前らにはウンザリだぁ。ウンザリなんだよ。片っ端から始末すればいいのか? そうはいかねぇんだよなぁ。XYZを倒せるのは姉貴か兄貴だけだ。だがお前みたいな雑魚なら俺でも勝てる」


「雑魚?」


「和泉みたいな雑魚を狩っていい気になってるような雑魚だろ」


 ほんの少し前だった。

 トーチランドに潜入すると決めた時から鼎の安全は和泉に任せていた。フジ個人の付き合いの、世間的には重要じゃない人物まで守ってくれなんてユキや頑馬には頼めない。この二人は頼めばやってくれるし、それもアブソリュートの戦士の使命のうちではあるが、偉大な兄姉はXYZを倒すという大きすぎる仕事がある。

 背中が遠すぎる二人よりも何かと和泉の方がちょうどいいこともある。

 帰還したフジは真っ先に和泉の元へ向かったが、彼は公園でくの字に折れ、心無い人々にスマホのカメラを向けられていた。


「和泉」


「何をしていたフジィ」


「誰がやった?」


「言うものか……。何もかもお前たちにやらせてたまるか……。地球の秩序が乱され、知れば誰も安心して休めない。地球人が何も出来ずによそに頼ってばかりでいいはずがない。クソが……。フジ」


「なんだ」


「恥を承知で言う。この星を守ってくれ。俺が恥ずかしいだけならいくらだって頼んでやる。クソが……」


「地球で一番有能なお前さんがこのザマだ。地球の限界はここまで。一つ貸しだぜ」


 こうしてジョージはフジ・カケルの追跡にあっていたのだ。


「ラアッ!」


 ジョージの拳が空を切る。ジョージ一八一センチ、フジ一七四センチ。体格では有利なはずのジョージの攻撃が通用しない。スウェーバック、ダッキングといった格闘の基礎技術がフジに味方をする。こうじゃないはずだ。フジ・カケルはこうじゃない。


「セアアッ!」


 ジョージの拳の軌道、制空権を巧みにすり抜け、まずはソバットでフジの先制だ。空っぽのハートに響くキックだった。


「セエェ……。立て」


 凶暴な吐息が、怒らせてはいけない相手を本気で怒らせたことをジョージに告げる。だがフジ・カケルはこうじゃないはずだった。


「こんなやついたか? おかしいぞ。“喜”は俺にフラレてヨシツネとかいうチンピラだったがもう死んだ。“怒”はバースだったな。“哀”の子は陰キャラだったが嫌いじゃねぇぜ。ああいう真面目なのにしっかりしてない子は中途半端なダメ野郎が勝手にマウント取って下に見て好きになる。ちょうど“楽”の子みたいな完璧な子に相手にされないようなダメ野郎にな。“喜怒哀楽”はこの四人ってことはお前は何だ?」


「イツキを知ってるのか」


「ああ、そういやイツキとか言ったな。俺はダメ人間だから“楽”の子よりあっちが好きだ。欠けている者は欠けている同士、埋め合えると思ってるからな」


「イツキをどう思う?」


「あのネガティブビューティーっぷりはファンになっちゃうかも」


「OK、なら言葉はいらねぇ。お前はクズ野郎だが、女の趣味はいい」


「……ハッ」


 タフガイぶったジョークはゴミを見るような冷笑に阻まれて敵の心に何も伝わらなかった。否定に負けるな。一つ否定されたからって全て否定された訳じゃない。これを繰り返したせいで自分は終わりつつあるんだから。


「墓は作ってやるよ。同じ女を愛した男だからな」


「イツキちゃん、元気?」


「あ?」


「この間、少し面倒見てやったからなぁ」


「あぁ?」


「知らないってことはやっぱりお前ハブられたのか。イツキちゃんはバリアーを使えるようになった。先輩として少し面倒を見てやったがセンスはねぇな」


「関係ない。イツキは頑張れる子だ」


「なんて悲しい。今となっちゃ敵の俺の方がイツキちゃんをよく知ってる」


「ラアアッ!!」


 Bトリガーで強化した瞬間三連撃はまたも不発でゼロに終わる。身を屈めたフジがたった一歩でジョージの懐に潜り込み、頭突きで顔面に強打をお見舞いして足を払う。ポマード頭が草野球おじさんたちの汗を吸ったマウンドの土に塗れた。


「セアッ!」


 ジョージの腹が蹴り上げられた。回復の隙すら与えない暴力の飽和だ。立ち上がる気力も湧かない。イツキ……。イツキのことを思い出せ。ここで少しでもフジを削れば少しはイツキが楽になるはずだ。


「セアアッ!」


 当たり前ではあるが、イツキも燈も助けに来てくれない。トーチランドのケンカじゃない以上、トーチランドがジョージを助ける義理はない。

 それでも多少の希望はあった。ジェイドはヤバすぎるしバランスが良く弱点がないからXYZじゃないと勝てない。レイも強いが戦い方に偏りがあるからヒトミでも勝てなくはない。アッシュは偏りもあるし不安定で未完成だという話を聞いている。しかし一番弱いはずのアッシュでさえこうだ。


「バリアーを張れよ」


「なんで?」


「ご自慢なんだろ?」


「ハァー。何それ?」


 燈は嫌いじゃない。子供の頃、男の子は強いものが好きだ。そして現実を知った少年は少しひねくれる。それでいけば、ジョージの憧れはジェイドやレイではなく正義だった場合のアブソリュート・マインになる。Bトリガーを作ったことがその証拠だ。力では及ばない領域に踏み込むべく、自分の持ち味と興味を活かすダークな存在。ジェイドやレイほど強ければBトリガーを作ろうなんて思わないし、他人にその力を与えようとも思わない。ジェイドやレイは他人が力を求めているなんてことすら知らずに一生を終える。

 今までのバイト先でも大学でも不満はないのに簡単に逃げた。最後はそう終わりたくない。燈への感謝を示したい。このBトリガーで!


「お前に勝ちたい」


 かろうじてヒトミがレイと戦える程度なのに幹部だったイツキ、ヨル、ジョージ。つまり燈は……。期待していたのだ。Bトリガーと若いゴア族の可能性と成長に。もう手遅れだ。燈に報いようとしてももう自己満足でしかない。


「ラアア!」


「セッ」


 ジョージが土を投げつける。ビシャッと土が縦に広がる。土全ては回避出来ないとフジからバリアーを引き摺り出したのだ。噛み合った! タイミング、位置、力の強さ、全てがピシャリだ。苦楽の苦しか共にしなかったセンゴクの剛拳を中心に空間に蜘蛛の巣状のヒビが入る。


「アアア!」


 瞬間三連撃がバリアーを粉微塵に叩き割る。しかしヒビがかえってジョージの視界を悪くした。敵はとっさのことでカウンター出来ず、後退したのみに留まる。

 世界がクリアだ。今の一撃で世界のフレームもカラーリングも変わった。さっきまで雑に見えていたものがハッキリ見える。カッコいいものに憧れる少年の御多分に漏れずジョージはスポーツが好きだった。どんな悪球も跳ね返せるテニスプレイヤー、どこからでもドンピシャパスが出せるサッカー選手と同じ状態、ゾーンのようなものに入ったのだ。

 拳を引く。次は打ち抜く。


「ラアッ!」


 ジョージの体に極めて近い位置にバリアーが展開され、加速前の拳が障壁を粉に変える。これだ。アブソリュート・アッシュはバリアーを使った小細工でジェイドやレイに追いすがろうとした。バリアーを使わせればアッシュは小細工を考える時間分、隙が出来る。バリアーでその隙をカバー出来るだけの防御力を確保するが、センゴクの拳の前には無意味!


「アア!」


 重ねて張られたバリアーもバラバラにされる。まさか……。時間稼ぎや自己満足を超え、もう少し逃走する時間を与えられるのか? なしくずしにしては上出来だぞぉ。


「あと一枚ィィィ!!」


 ジョージの拳がなんのストレスもなく加速する。壁を全て破壊したのだ。フジの動きが面白いようによく見える。眼球を動かす筋肉さえ透けて見えそうだ。その動きに対応するだけの時間の余裕がある。


「アアア!!」


 だからこそわかった。バリアーを全て破られたフジのこの動き……。この動作は知っている! だがジョージの中にこれへの解答はない。


「“十一”」


 フジの掌がセンゴクの拳に触れ、受け、往なし、流し、そして払う。そこに力は感じない。まるジョージ自身の意思だったかのように柔らかく攻撃がフジから外される。

 これぞゴア族カンフー奥義“三十六式方円掌”。超能力を用いない戦闘において、掌を使った三十通りの動作で九十九パーセントの防御を約束する。

 かつてフジに立ちふさがった大きな壁、純血ゴア族のマートンが得意とした超技術だ。


「ぶっつけ本番にしては決まったな」


「あ……」


「セアラァッ!」


 至近距離から光の矢がジョージを貫いた。

 もっと楽なはずだった。自分の逃亡にピリオドを打つのがジェイドだろうとレイだろうとアッシュだろうと、もっと言えばメロンとかメッセとかあの辺? だろうと、終わる時は楽なはずだった。やつと解放される、もう戦わなくて済む……。そのことは変わらない。いろんな意味でイツキに何も出来ないし、何からも尻尾を巻いて逃げる人生で、負ければもう「やらずに済む」のに、もっと頑張りたかったなんてやっと今、思えた。




 〇




「かわいそうなジョージくん。わたしが間違っていた。彼の記憶を改竄すべきだった」


 千里眼でデバガメをかましていた燈はため息をついた。記憶を改竄することは燈にとって難しいことではない。侵略するだけして捨て去ったオタサーたちの記憶からも自分のことだけを消した。ジョージだってトーチランドやゴア族に関する記憶を消してしまえばシャバに出て不自由なく人間に戻れるはずだった。地球人やジェイドに監視されていても知らずに。このままではいつかトーチランドに不利な発言をするかもしれない。それでも燈はジョージのイツキに対するキャワいらしい感情まで消すのは酷だと判断した。


「どうしますロード。次はレイとXYZ様が戦う予定になってますけど」


 ヒトミが燈に紅茶を差し出した。ヒトミはベジタリアンでノンシュガーが好きだが燈は角砂糖五個だ。それでもアブソリュート人は太らない。


「XYZ様の状態はどう?」


「行けますね。バッチリです」


「そう……。だからこそ困っちゃうぅ。ヒトミちゃん、好きなゲームある?」


「人並みには好きですよ。わたしが大学生の頃……。その頃もわたしはモテモテでしたが、みんなやってるゲームを発売日に買ってやりました」


「新しい情報が解禁されるたびに本番解禁は逆に来てほしくなくなるの。それで駄作だったら最悪だし、最高傑作だったらそれで終わりそうじゃない?」


「そんな理屈ですか。さすがミリオンがガキに見えるベテランですね」


「それにあのマッチメイクは挑発と攪乱だから別に守る必要はない。守ってるうちはジェイドはその順番だと勘違いしてくれるし。向こうは戦う気だけどこっちは殺すつもりだもん。必要なウソよ」


「マジっすか。言い切った! わたしが言うのも変ですけどそれ、汚いですよ」


「いろいろとちょっと想定外だったかなぁ」


 ジョージが憧れたダークヒーローは口を尖らせてピーピー言っている。千里眼を切って目を瞑り、優雅に紅茶の香りを楽しんでスプーンを回した。カチャン。


「ん?」


 燈のカップから紅茶が跳ね、白樺の枝の指に降りかかった。カップの中のスプーンが触れたのは……。


「メガネ?」


 赤いアンダーリムのメガネだった。紅茶で熱々になっているが、少し冷ましてかけてみるとレンズに度は入っていないようだった。


「ロード、それ、ジェイドのメガネですよ」


「ジェイドのメガネ? なんでここにあるの?」


「わたしが知りたいくらいですよ」


「ちょっと待ってね。見てみる」


 燈が千里眼のチャンネルを寿ユキに回した。寿ユキはどこかの墓地にいるようだった。都築カイの墓か? 寿ユキはメガネをかけていなかった。外したメガネを燈のティーカップに転送したのだ。


「なるほど、ここにはいつでも来られるしいつでもやってやるって訳ね」


 変身を制御するはずのメガネをかけないのは、いつでも勝負に乗るということ。ジェイドなりの激しい挑発だ。ギロリとユキがカメラ目線になった。千里眼の位置まで割られたらしい。薄い唇で燈に向けて何かを伝えている。


「つづきかいのはか、だって。あいつはいつからオールブラックスのメンバーになったの? 墓参りとか墓に来いとかもっとちゃんと言ってくれないと。ヒトミちゃん」


「うぃ」


「XYZ様だけじゃなく、あなた自身も調整してね」


「デスクワークばっかりで飽きてましたよ。いいですねぇ」


「メンタルの方もね。かなり汚いことをお願いするわ。君にしか出来ない」

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