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第7話 それぞれの春 メッセとメロンと狐燐 -エンジェルNo.9-

 昭和のレジェンドマンガ家、島村(シマムラ)(アキラ)

 多くの名作マンガを残し、現在でもその作品群の子孫である『マスクファイター S(シンウチ)』、『ファラオ戦隊! カーメンジャー!』が実写の特撮として残っているレジェンドオブレジェンドだ。その最高傑作にして未完の超大作が『エンジェルNo.9』。

 神の力を与えられた九人の戦士たちが、人間と天使の狭間で苦悩しながらも平和のために悪魔の軍勢と戦い、傷つき、その度に天使の力で体を補強・補修して強力な力を手にしながら、人間としてのアイデンティティを見失っていく壮大で壮絶なヒーローアクションドラマだ。

 しかしながら昭和マンガ家の島村は激務によって、約三十年前に六十歳の若さでこの世を去った。晩年はペンを握る力もなく、タイトルだけが明かされ、構想だけが存在している『No.9』の最終章『転生編』は披露されることはなかった。

 しかし、それは島村章がペンを執ったもの、である。

 島村の死後、AI技術は島村の作品を解析し、アシスタントや戦友、家族に遺された断片的な『転生編』の構想から、日本最大の出版社K社が『転生編』の制作を試みた。もちろん、島村への冒涜であると反対意見も存在したが、AI技術の発達を誇示したい気持ちもあったのだろう。何より、近未来SFを得意とした島村は、AI島村章を求めていただろう、というのがK社の主張である。そして脚本が作成された。

 そして、その作画を担当したのが、当日弱冠二十五歳の虎威狐燐である。

 虎威狐燐は当時、マンガ賞を総ナメした『東の宝島』の連載を終えたばかりで、大の島村ファンを公言し、『東の宝島』のキーパーソン、アキラも島村章からとっていた。SNSに投稿される落書きと称したイラストやミニマンガも島村タッチのものも多く、その全ては在りし日の島村の筆致を精巧すぎる程に再現していた。島村のアシスタントもほとんどが鬼籍に入っているか高齢で絵の描ける状態ではないため、虎威狐燐に『転生編』作画の白羽の矢が立ったという訳だ。

 脚本こそ完成しているが、尊敬する島村の作画のみならず、コマ割りといった特徴の再現まで求められ、多くのファンのいる『No.9』及び島村章。そして本来ギャグマンガ家である自分でいいのか、話題性だけで選ばれたのではないか。島村章を敬愛する虎威狐燐だからこそ葛藤したが、世間の評価に委ねてみることにした。偉大な先達たちがAIで復元されることの是非、そして『No.9』の完結編を見たかった虎威狐燐自身の欲だ。酷評されることは覚悟の上だ。

 そして完成した『エンジェルNo.9:Reborn』は、虎威狐燐の作画は筆致の丁寧さ、再現度はとても頑張っていたものの、内容は思っていたよりも……。という、虎威狐燐の想像通りの評判で、出版社曰くは正史という触れ込みでも、ファンの間ではこれはあくまでも外伝で、『エンジェルNo.9』は島村章にしか描けず、彼がこの世を去った以上、永久に未完の超傑作のままというのが共通の見解となった。

 ……二〇二一年が来るまでは。


「これであなたの原稿の価値は上がるかしら? それとも下がるかしら?」


「下がるでしょうねぇ。所詮は偽物っすよ」


 なんと、島村章自身が執筆した正式な『転生編』の原稿が発見されたのだ。晩年、病により満足な執筆を出来なかった痛々しく震えた線は、脂の乗りきった当時の虎威狐燐に比べると見るに堪えない……。という訳でもない。これが本当に島村の描いたものならば、丁寧かどうかよりも価値はある。即座に出版が決定された。

 そして、K社開催により、ホテルにて出版パーティが開催されることとなった。もちろん、虎威狐燐も招かれている。研究者と、芸術を食い物としか考えていないビジネスマン主導でAIで再現などという愚行に付き合わされた虎威狐燐は、島村章のタッチを最も正確に再現出来るマンガ家として『Reborn』で唯一株を上げた人物だった。

 そんな虎威狐燐だ。しかし、偉大なマンガ家の時代を超えた最新作の出版記念パーティに招かれるなんて、彼女のここ数か月を鑑みれば意外でもあった。

 彼女はウラオビ・ヨハン・タクユキ扮する江戸川双右率いるイタミ社のメンバーであり、彼女はウラオビの暴露に名前を出されなかったが碧沈花に近しい者としてその素性を不安視、敵視されることも少なくなかった。もっとも、そんな風に穿った目で見るのはウラオビの扇動を真に受けてこれ幸いと暴れたクズ共に限った話だが。出版社の人間は彼女がアデアデ星人であることも知っているし、K社は狐燐のかつての恋人で担当編集者であった弱小出版社の社員のヘッドハンティングを狙っており、『東の宝島』完結後、狐燐と彼は結婚して揃ってK社に移籍するはずだった。結局、その編集者は過労死してしまったが、K社はその彼の遺志を継いで狐燐に『Reborn』の仕事を回した。そしてその仕事を終え、大きな心の傷を癒せないままだった狐燐は半引退状態となり、イタミ社に籍を移したという訳だ。

 そのイタミ社の正体と顛末もK社は重々承知であるものの、虎威狐燐が悪人ではないことも重々承知であり、ウラオビに洗脳されていたのだろうと判断して再びK社で面倒を見ようという。

 しかし狐燐は新たな職場を見つけていた。


「じゃあ、いざって時は頼みますよ」


 Private(プライベート) Eye(アイ)、探偵だ。イタミ社崩壊後、ウラオビに加担した過去、沈花さえも失った心の傷を埋められるのは、同じく贖罪を仕事にしているメッセとメロン、そして沈花の思い出を共有出来たその二人だった。

 メロンが語った通り、狐燐がウラオビに加担していた過去を悔いていることや、洗脳のような何かを受けていた可能性を考慮した情状酌量を地球の社会がしてくれるかは定かではない。K社がその過去を許し、マンガ家としてまた迎えてくれようというのはありがたいことではあるが、今はまだ自己満足でも贖罪を行いたい。

 メッセはその道しるべにうってつけだった。あの美しい顔はとんでもなく厚い面の皮で出来ているらしい。

 メッセにとっても狐燐が仲間になってくれるなんて、これ以上にありがたいことはない。メッセ自身の閃きと行動力と暴力、メロンの諜報能力があれば探偵稼業は人に大きく貢献出来るものであったが、ここでポータル使用者の狐燐が加入してくれたことは大きな意味を持つ。これでジェイドに依存せずに自分たちの贖罪を行える。潔白なジェイドの手を借りることなく。

 そして探偵にはライバルとなる怪盗が不可欠だ。ホームズvsルパン。コナンvs怪盗キッド。タカギ・ガンドーvsスズキ・キヨシ。

 メッセ、メロン、狐燐に挑戦状を叩きつけたのは、“怪盗ベローチェ”。性別も年齢も全く不明の怪盗で、予告状を出したが最後。盗まれた、という結果のみが残る。まさに早業(Veloce)だ。とはいえ、メッセは来た依頼をこなしているだけなので積極的にベローチェを追うこともなければ、ベローチェもまたメッセには特に興味もないようで両者がドラマチックに対決することはなかった。しかしついに危険な遭遇の香りがする。

 ベローチェは、『転生編』の出版記念パーティで、島村章の描いたオリジナルの原稿を盗むと宣言したのだ。狐燐にとっては到底許せるようなものではなく、狐燐がメッセとメロンをパーティに招待すれば探偵vs怪盗の構図が出来上がる。


「おめかししていかなくちゃ」


「ヤメロヤメロー。わたしが悪目立ちしますよ、メッセ所長にメロン副所長。キャッツアイを迎え撃つチャーリーズ・エンジェルに一人地味なオタクがいたんじゃカッコがつかない。一応VIP待遇の招待客なのに」




 〇




 アメリカ合衆国ネバダ州(検閲により削除)


「盗まれただと!?」


「ヒィイイ……。ハイ、影も形もありません」


「このイディオット・イディオッター・イディオッティストが!! あれがどれだけ貴重……。いや、危険なのかわかっているのか!?」


 米軍、いや、米国、いや、世界の頭脳ゾーキング博士が、アブソリュート・ジェイドから秘かに受け取ったアブソリュート・マインの遺灰は、怪盗ベローチェの手によって盗み出された! これにより、米軍の(検閲により削除)は大きく遅れるか、もしくは不可能になったことだろう。

 現場には、怪盗ベローチェによる直筆サイン入りカードが残されていた。




 〇




 日本国東京都(検閲により削除)


「盗まれただと!?」


「ヒィイイ……。ハイ、影も形もありません」


「このボケナスが!! あれがどれだけ貴重……。いや、危険なのかわかっているのか!?」


 ポータル技術は異星人の専売特許ではない。地球人でもポータルを開くことは可能だ。ただし、ジェイド、外庭、バース、マイン、ウラオビ、イツキ、狐燐、楓のように個人が持つ能力ではなく、ポータルとほぼ同じ性能を持つ直径数メートルのゲートが日本国茨城県つくばの(検閲により削除)に設置され、約五十パーセントの確率でポータルは失敗し、転送対象は時空の彼方に消え失せる。そのため人間を運ぶことは出来ず、さらに個人でポータルを開ける人間と違って座標・位置のサーチも不可能なため、スパコンにより数日がかりの位置計算の後に、リモートコントロールのロボットでポータルゲートを使用する。その危険性と所要時間を考慮すると、大体のものは通常の運搬の方が安全で早く運べるためほとんど使用されることはなく、マインやウラオビの持つ、異空間を作り出してそこに設置されている金庫型異空間へのアクセスに使用される。日本国はジェイドの手を借りてそのウラオビの異空間金庫の座標をキャッチした。そしてそこに収められていたマイン直筆の『三香金笛抄』の原本は、東京都の(検閲により削除)の警察の施設に保管されていたが、それは影も形もなくなっていた。

 これにより、日本の(検閲により削除)は大きく遅れるか、もしくは不可能になったことだろう。

 現場には、怪盗ベローチェによる直筆サイン入りカードが残されていた。




 〇




 『エンジェルNo.9 転生編』、出版記念パーティ開催!

 どんなキャッツアイが来るかルパン三世が来るかわからないが、何しろこっちにはメッセ探偵事務所。フォーマルなドレスのメッセとメロンはコンパニオンと勘違いされる、いや、それ以上の美貌だ。こんな美貌ならコンパオニオンになんかならず女優やスーパーモデルの方がお似合いだ。なおかつセキュリティの頼もしい味方でもある。メッセがエレジーナであることは既にスタッフには知られているものの、メロンのサイキックは隠すことで隠密性と言う最大のアドバンテージが活きる。そのため既に五百人以上生み出された分身メロンがステルスを重視した状態でパーティ会場に張り巡らされている。


「それでは、どうぞ!」


 幾重もの強化ガラスに囲まれ丁重に保管された『転生編』の生原稿がステージに運ばれてくる。狐燐ははしたなくない程度に、なおかつお熱を上げて原稿を観察し、自らの拙い筆を恥じた。これが本物……。

 オークションにかけられたらバンクシーなんて目じゃないレベルの値段がつくだろう。日本国なら国会図書館か東京国立博物館に飾るために税金を投入して落札するかもしれない。無論、オタクであるメロンもテンションが上がる。この場でまだ平静を保っていられるのはメッセだけだ。無関心ではなく、使命感で。

 メッセだけでも冷静だったのは幸いだった。次の瞬間には警備会社でも警察でも対応出来ない手段で怪盗ベローチェが現れることになる。それを真っ先に察知したのはメロンだった。メロン経由のテレパシーが探偵事務所のメンバーの精神を駆け巡る。


「メッセ! 狐燐! ポータルが来るわ!」


「知らない波長?」


「わからない……。わたしが知らないか、知っているかもわからない、謎の波長よ」


「つまり実力行使の出番という訳ね。狐燐!」


 『ポータル使いにはポータル使いを当てる』。これが鉄則だ。つまり、怪盗ベローチェがポータル使いであることが判明した以上、ここにジェイドがいなければメッセたちは逃げる怪盗を追うことも出来なかった。今は狐燐がいてくれる。


「ガッテンテン! もっと見学したかったなぁ、生原稿!」


 パンツスーツに包まれた脚線美が躍動し、メッセはひとっとびでステージに上がった。常人では不可能な高さと距離をジャンプした美女に出席者はざわめき、彼女がいざという時のセキュリティだと知っている開催者は好奇ではなく緊張で縮こまる。

 メロンが察知したポータルの波長は銀褐色の輪となってステージに現れ、マスカレードマスクにシルクハット、燕尾服のステレオタイプな怪盗が輪をくぐって表れた。高くはない身長に膨らんだ胸、長いポニーテール。どうやら怪盗ベローチェは女性のようだ。しかしメッセはその正体をすでに確信している。そしてメッセ、メロンが怪盗ベローチェを挟み、まだ狐燐の素性を知らない人たちの混乱を防ぐために狐燐は怪盗ベローチェが逃走した場合のポータル追跡の準備のみに留める。


「……お前、バカでしょ?」


 その怪盗ベローチェの姿を認め、メッセは腰に手を当ててため息をついた。


「まぁいいわ、とも言えるけどね。お前が一人で、孤独な人生を楽しめているというのならそれはそれに越したことはないけど……。マインのいないこの世界でね。でもお前が怪盗ベローチェになったように、わたしもプライベートアイのメッセンジャーなのよ、犬養(イヌカイ)(イツキ)


「……」


「お前はバカよ。でも意味のないことで無駄に耳目を集め、悦に浸るタイプのバカではない。お前が正しいと思ってやったことが間違っている憐れなパターンのバカよ。事情を聴いてあげる。お前には恩もあるしね。それともまだ恩のないイツキかしら? お前はいつの時代のイツキ?」


「ウラオビを倒した後、ミリオンと共に一九六九年に帰り、そこからさらに現代に戻ってきた犬養樹」


「なら事情を聴いてあげる義理がある。話しなさい。今すぐに。そして納得できる理由を。わたしの新たな相棒、そして日本の宝になる原稿を盗むことを許せる程、正当な理由を」


「メッセさん、あなたは燈さんが嫌い?」


「ええ」


「彼女を復活させようとしている動きがある。世界各地に散らばるオーパーツを集め、アブソリュート・マインを復活させようとする輩が」


「お前にとって歓迎すべきことじゃないの?」


「いえ、わたしが慕ったのはアブソリュート・マインではなく駿河燈。そして彼女はもう死んだ。フジには話したけど、あれは自殺だよ。燈さんは駿河燈が蘇る条件を設定したけど、それが満たされることは決してない。少なくともわたしたちが生きているうちは」


「興味があるわね。どんなマインが復活するの?」


「わたしの予想では……。駿河燈の復活を果たすため、その過程で必要な命の数の削減を行う危険で制御出来ない存在になる。しかも目的や手段は違っても、マインを作ろうとしている勢力は一つや二つじゃない。わたしはその強制的に復活させられたマインを総称してメタ・マインと呼んでいる。あれはマインの復活というよりも製作に近い。何しろアブソリュート・マインは宇宙史上最高のスパコンだから」


「それが『エンジェルNo.9 転生編』となんの関係が?」


「島村章が予言者で、『転生編』にメタ・マイン作成のレシピが断片的に隠されているとしたら?」


「お前が心配性でネガティブ、つまりバカだってことをあらためてわかっただけね。安心なさい。もう一度マインが復活しようが、こっちにはレイがいる。しかもXYZと戦った頃よりずっと強いレイが。ジェイドとアッシュもいる」


「そういうレベルじゃないの、メタ・マインは。少なくとも(検閲により削除)が作ってしまう可能性がある」


 怪盗ベローチェがプライベートアイメッセンジャーに囁いたその勢力の名に、名探偵は目を丸くせざるを得なかった。


「そいつにそんなすごいものが作れると思えないんだけど?」


「わたしがメタ・マイン誕生阻止のために盗んだオーパーツは、その勢力によるメタ・マイン完成を信じさせるには十分なエビデンスよ」


「……。まぁいいわ。この場は見逃してやる。原稿は盗むな。何かあれば報・連・相。メロンをつける?」


「後悔するよ。マンガの原稿なんて差し出せばよかった、と思うくらいの強敵が来る」


「お前がマインを敵と言うくらいなんだから相当なんでしょうね。それを防ぐのが探偵の役目。それを倒すのがレイの役目。むしろ、お前がそのオーパーツとやらを集め、自分にとって都合の良いマインを作るんじゃないかという懸念もあるわ」


「……」


 それはない。ウラオビの最後の手段で死の淵にあったフジを救うために、イツキはAトリガーでマインの“理”を撃った。その“理”のフラッシュバックでイツキはほんの少しだけ駿河燈の記憶に触れた。それで十分だった。駿河燈は思い出の中だけにいればいい。現在と未来には駿河燈もアブソリュート・マインもいらない。いると弱い自分に戻ってしまう。


「メタ・マインの誕生を防ぐというお前の意思はわかった。わたしたちも自分たちで動く。お前が間違っているとしたら、わたしたちを頼らなかったことよ。気持ちはわからなくもないけどね、怪盗ベローチェなんてオシャレな名前と愉快なファッションで生まれ変わりたい気持ちは」


「……理解してくれてありがとう」


「わたしなんて所詮元チンピラよ。ちょっとのきっかけで仲間認定する」


「でも、メロンはつけないで。わたしはわたしで行動する。報・連・相も、たまにはする。そう。少しはメタ・マインの誕生を遅れさせることは出来たかも。わかった。わたしはここでは何も盗まない。でも今までに盗んだものは返さないし、メッセさんはわたしを見逃す。こういうことでいい?」


「わたしがK社から依頼されているのは原稿の警備だけよ。ここは痛み分けで終わりましょう。怪盗ベローチェを退けたということで、少しわたしの評判は上がるかもしれないけどね」


「あの三兄弟にもよろしく」


 怪盗ベローチェはポータルで去った。メロンはイツキのポータルの波長を記憶し、狐燐は原稿が守られたことに安堵した。


「このままパーティが続行されるなら、思う存分楽しみなさい、狐燐。でかい仕事が来る」


 フジ・カケル、寿ユキ、飛燕頑馬、メロン、メッセンジャー、虎威狐燐。

 二〇二一年春、彼らの新たな戦いが幕を開ける。

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