表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

活動開始まであと一歩

とりあえず家にきた琥珀に、部屋を案内して私は店に飲み物を取りにいった。家は、小さいがなかなか人気のある中華料理屋である。

いつものように裏から店に入ると母、父、バイトの彩葉さんが料理していた。友達きてるから、というと彩葉さんがジュースをコップに注いでくれた。

部屋に戻ると琥珀はスマホを片手に何やらノートに書き出していた。

ジュースを飲みながらあそこのカフェ閉店3:00とか早すぎ、とか話をする。


書き出しが終わったらしくノートを差し出してグループの事の説明をはじめた。


「ネットで出会ったわけじゃないんだよ。ほら」

見ると、クラスメイトや同じ部活のこの名前もあった。


グループのメンバーは6人。

4人中学3年、2人高校1年。

男女3人ずつ。


そんな話を聞いていると母さんが杏仁豆腐を持ってきた。

「家で店をやってるっていいね。バイトとかも楽々じゃん」

琥珀が言うと母さんは

「あら、雨宮さんも家でバイトしてくれるの?

高校生になったら待ってるわよー」

なんて嬉しそうだ。


2時間程話したりゲームをして、ふと外を見るともう薄暗くなっていた。そろそろ帰ろうかな、と琥珀が立ち上がる。

LINEを交換し、じゃあLINEするね、と帰っていった。


夕食を食べおえ、スマホをみるとLINEが来ていた。


"今日はありがと(*^^*)

明日暇?顔合わせとかしようかなって思うんだけど

今日のカフェでいいかな?金欠だしww"


早いな、と思った。

こんなに行動力ある人とは思っていなかった。

幸い明日は暇なので、いこうかな。返事を打っていたが、良いことを考えたかもしれない。母さんに話をし、許可をもらった。


返事を送信。きっと喜んでくれるだろう。


翌日。

「一ノ瀬さんおはよー!ありがとう!本当に助かった!」

5人が家にきた。

家は土曜日は休みだ。

金欠ならば、家でいい。

初対面の人を部屋にいれるのは抵抗があるが、店ならいいじゃない。

そう思った私は、母さんに話をし、許可をもらったのだ。


母さんと父さんは家にいると言うので、心起きなく話ができる。


ジュースを飲みながら自己紹介をはじめた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ