表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

.

今回初投稿なので暖かい目でお見守り下さい!ストーリーとかごちゃごちゃかも…


前置き〜本作は初投稿なので、ストーリーに矛盾があったりするかもしれませんが、暖かい目で見て貰えると嬉しいです!今回1話なのですがめっちゃ長いです!初回spって奴ですね!次話からはもう少し短くなるかと思います!では今後ともよろしくお願いします!






〜本編〜



「王女様!このままでは…この国はもう‥」


「王女様、お逃げください…せめて王女様だけでも」


そう言ったのは王女の護衛だ。


「そんな!貴方方は!」


「我らは女王様を…この命に代えても死なす訳には行きません!お逃げください!!」


この時王国は大量の魔物と魔族に襲われ、人々は無差別に殺され王座の()に逃げて来た王女と護衛達だが王座の間にまで、魔物と魔族が襲って来たのであった。


「申し訳…ございません…ご武運を‥」


そう言った王女は一心不乱にとにかく逃げる事だけ考えてひたすらに走り続けた。


王座の間の隠し通路を抜けるとやがて暗い不気味な森に入った王女は少し休む事にした、巨大な樹の根元に腰を下ろした王女は少し俯くと涙を流した。


「私だけ…生き残ってしまいました…ぅ」


平和だった王国は一夜にして魔族、魔物に滅ぼされ、護衛達も王女を逃がす為に命を張った。その事を思うと辛いのだろう。


王女は「少しだけ」と言ってその意識を下ろそうとした。


薄れてく意識の中声が聞こえる…


「タクト!人間が倒れてる!」


「ああ、リーシャ、回復魔法を頼む、俺はコイツを運ぶ」


そこで彼女は意識を手放した。


「生命魔法ヒール!!」


ヒールを唱えた瞬間王女の所々の傷はみるみる治っていった。


それから2日間眠り続けた王女は目を覚ました。ゆっくり目を開けた王女が見たのは‘‘知らない天井’’だった。


「…ここは一体、うぅ…頭が痛い」


王女は目を覚まし周りを少し確認した後改めて此処は何処だ、と思った。


「どうやら起きたみたいだな、気分はどうだ?」


扉を開けて出て来たのは、白髪の男だった歳は18歳位で顔が凄く整っていて、目が綺麗な紅色だ。


「はい…あの此処は何処なのでしょうか?」


「此処は俺の家だ、お前が近くの森で倒れてたから取り敢えず運んで来たって感じだ。」


「助けていただきありがとうございます。私気を失ってしまっていたのですね…」


その時、扉が開き可愛らしい金髪の女の子が入って来た。


「礼ならリーシャに言ってくれ、回復魔法を施したのはリーシャだからな。」


「お姉ちゃん起きて大丈夫?まだ寝てた方が良いんじゃない?」


「リーシャさん、助けていただき本当にありがとうございます!私はもう大丈夫ですので!」


「うん!それなら良かった^^」


と満面な笑みで言ったリーシャに王女と白髪の青年の心が撃たれた、ズキュウーン!!


「俺はタクトだ、でこっちの天使はリーシャだ」


「私はシャル=レイン=エクトルスです」


「エル王国の王女か?王女が何故あんな所で倒れてた?」


「王国は魔族と魔物の一斉襲撃によって滅んでしまいました…」


「なるほどな、そらお気の毒に」


とレクトが言うとリーシャがふくれっ面になってレクトをジト目で見つめる。シャルは、えっ?と言う顔でびっくりしてる。


「もう!レクト!こーいう時は優しい言葉掛けてあげるんだよ!?だからレクトはいつまで経っても彼女出来ないんだよ!」


レクトはリーシャに言われた言葉がショック過ぎて心の奥底で何かが折れる音がした…バキッ!っと


「リーシャ…俺は一生彼女が出来ない…のか?」


とまるでこの世の終わりのような顔をしながらリーシャに尋ねる。リーシャは答える。


「もうちょっと優しくなれば出来る!と思う多分、きっと、おそらく…」


この時シャルは2人を見てクスと笑った。


「それでアンタはこれからどうすんだ?」


「どうしましょう…ね」


そして暫くの間考えて覚悟を決めたかのようにレクトとリーシャを見た


「レクト様達は何故このような場所で暮らしているのですか?」



レクトが自信満々に言った。


「窓の外見てみな」


そう言われたシャルが、窓の外を見ると辺り一面森だった。幹の部分と葉の部分の色が白だった。そして風が吹くと白い樹の葉がなびいた。


シャルがそれを見て一言それも自然に。


「なんて綺麗な」


それを聞いたレクトとリーシャが同時に言った。


「「そうだろ(でしょ?)」」



「あと俺達な王国が嫌いなんだわ、だから王国の奴らに見つからない様に暮らしている」


「王国が嫌い…なのですか?理由を聞いてもよろしいでしょうか」


「俺達は元々王国で暮らしていたさ、その時は周りから 大賢者 と言われていた。俺とリーシャは普通に暮らしたいだけなのに、俺は王国にスカウトされた、だが断った、俺にはリーシャがいると言った。なのにアイツらはしつこくつけて来てリーシャが国の奴に拉致された事もあった。」


「それから王国が嫌いなんだわ」


とリーシャの頭を撫でながら言った。リーシャは唸りながら嬉しそうにした。守りたいこの笑顔。


それを聞いたシャルが俺達に頭を深く下げた。


「まさか、そんなひどい事をしていたなんて!レクト様リーシャ様王女として娘として謝罪致します、私の父が申し訳ございません!!」


「ああ、良いんだ、アンタは悪くない」


シャルには気になる事があったそれを聞かずにはいられなかった


「レクト様は大賢者様なのですか?」


レクトは苦笑いしながら答える。


「まぁそうなんだがやっぱその大賢者ってのはなんか恥ずかしいなそう呼ばれるとむず痒いんだ、あと様はつけなくていい」


シャルはこの時思った、この方ならもしかすると王国を救えるんじゃ無いかと


「レクトさん、お願いがあります!どうか仇討ちをっ…」


レクトは何を言うのか察したのか言い切る前に答えを出した


「断る」と


「確かに王国がひどい事をしたのは申し訳ないです!ですがもう頼めるのはレクトさんくらいしか…どうかお願いします」


シャルはベッドから降りて床に膝をつけようとした所でリーシャに止められた


「シャルさん!何する気!土下座なんて女の子が…それも王女様がしちゃいけないよ!」


シャルはそれでも懇願する。それを見たリーシャはレクトみ目を合わせ言った。


「タクト私からもお願い!なんとか出来ない?」


タクトは凄く迷った上にリーシャのウルウル目を見て言った


「ったくリーシャには甘いなぁ俺…」


その言葉にシャルとリーシャの顔は一気に明るくなる、パァアア!とそれを見たレクトがシャルに向かって言った。


「分かった、ただし王国の魔族、魔物を蹴散らすだけだ、復興とかまでは手伝えんぞ」


シャルはそれでも感謝をした。


「んじゃ行くか外は明るいしな」


シャルが、えっ?という顔をして言った


「今から行くのですか?準備とかは…」


「魔族、魔物如きに準備なんていらん、さっさと終わらせるに限るさ」


リーシャも頷く


「レクト〜シャルさんはどうするの?」


「んー付いてくるか?」


シャルが行きたいというか顔をしていた…そしてその言葉を聞いた瞬間シャルが言った


「行きます!あと私の事はシャルと呼んでくださいいつまでもアンタは寂しいですから

」と


「分かった、但し俺の側を離れるなよな」


シャルの頰が赤くなりなんかクネクネしながら言ってきた


「もうっレクトさんったらこんな所で告白だなんて…大胆」


タクトが額の青筋を浮かべながら満面の笑みで言った


「魔物群の中に置いてくぞ?(笑顔)」


シャルが慌てて言った


「じょ、冗談ですよ…ね?ハハハ…ハハ?」


レクトは笑顔のまま見つめている。


「ご、ごめんなさぁぁあい!!」


レクトはシャルにデコピンをお見舞いしてやった。そしてシャルが悶える


「ああー!!痛ぁぁああい!おでこがぁ〜おでこががぁ〜」


そんなやりとりを道中しながら王国に着いた3人だった。


そしてレクトが何も無い空間から刀と銃をだす。それに驚いたシャルが尋ねた


「どっから出したのですか!?」


「収納魔法だよ」


「凄いですね!さすが大賢者様!」


と言ったのでデコピンがをお見舞いした。そしてシャルが訴える


「あぁああ痛ぁああい!!なんでですか!何かしました!?」


「大賢者って言っただろ〜」


「ええ〜そんな理不尽なぁ〜…」


そしてレクトが王国に入った


「リーシャは援護頼む」


「シャルは俺の側にいろ」



「「 はい! 」」


王国に入ると魔物の住処だった


レクトの武器は左手に、黒と赤でデザインされた銃えお持っている。そして右手に剣。この剣は柄の部分にトリガーが付いている例えるなら、進撃●巨人に出てくる立体起●装置みたいなものだ。


王国に入った途端周囲の魔物が襲ってくる


それにレクトは離れている敵に対し銃を撃ち間合いに入ってる敵は剣で斬るこれを見てシャルが呟いた


「キレイ」と


そうやってどんどん魔物えお倒していきあっという間に殲滅したのであった、シャルは一言、


「レクトさんは化け物ですか?」


その問いに満面の笑みでデコピンをお見舞い


「痛ぁあい!なんでですか!」


「人を化け物と言っておいてしらを切るか」


その2人を見てリーシャは言ったのだ


「お二人さん仲よさそうですね!!ぷいっ」


レクトは拗ねてるリーシャも可愛いと思いながら頭ポンポンした、リーシャの機嫌が戻った。


シャルはなんか照れてるし。シャルも今思えば普通に美少女だよなぁ


レクトがそう思いつつもおかしいと思った


「なぁシャル、魔族が気配察知魔法使っても1人も見当たらないんだが本当に居たのか?」


「ええ、30人くらい居たと思いますよ」


「殲滅した後に撤収したのかな?まぁ居ないなら居ないで楽でいいんだ」


「何はともあれ依頼は終わりだ、一応このまま去ってシャル1人にして襲われたら誰の為の労働だったんだぁってなるから、他国から人とか冒険者呼ぶなりして集まるまでは一緒にいた方がいいな」


そー言うとシャルは不思議そうに言った


「私、王国再建とかしませんけど…?」


レクトは一瞬は?ってなって直ぐに聞いた


「じゃあこの王国はどうすんだ?」


「知りませんし、興味ありません」


「お前再建させようと俺たちに依頼したんじゃ無いのか?」


「ただの仇打ちです。私もあの王国は好きではございませんでした。」


リーシャが困ったように言った


「じゃ、じゃあシャルさんはこれからどうするんですか?」


シャルが少し考えると思い付いたような表情をしてこちらを向く


「私を、レクトさん達の仲間に入れて下さい!」


「「・・・」」(どうしてこうなった?)


レクトが一瞬迷ったが言った


「断る」


シャルは言った


「何故ですか!!こんな美少女が仲間になるんですよ!チャンスなことこの上ないですよ!?」


レクトが何のチャンスだよと心の中でツッコミを入れ


「確かにシャルは美少女かもしれない、足手まといになる」


シャルは、むぅって顔しつつもレクトに言った


「なら私正直に言います」


「お、おう」


「レクトさん、私貴方に惚れました!」


レクトとリーシャは絶句した。レクトが問う


「それ本気か?」


「もちろん本気です」


レクトは再度問う


「何で俺なんかに惚れた?俺の何処がいいの?」


シャルは言った


「レクトさんは、優しい方です、リーシャさんに甘い所が可愛いです、凄く強くて戦ってる姿がとても綺麗です、リーシャさんの歩幅に合わせている事に本当に心からお優しい方なんだと思います。お願いします、どうか一緒に連れて行っていただけませんか…」


レクトは驚きながらも、共感出来るのかリーシャも頷いていた。リーシャと目を合わせ聞いた


「リーシャはどうしたい?」


「私はこの3人でいる時間が大好きです!レクトも凄く楽しそうで…私は連れて行ってもいいと思います。」


レクトが少し悩みシャルに目を合わせ言った


「分かった。だがシャルはリーシャに魔法の訓練を受けて貰いたい。」


シャルは涙目になってレクト、リーシャに抱きついた


「ありがとうございます!私頑張ります!」


「そうえばレクトさん達はずっとあの家に住んでるのですか?」


「いや、いろんな国に行って依頼を受けに行っている。」


「まぁ、取り敢えず拠点に戻るか」


















何かここはこうした方がいいとかのコメントがあればお願いします



このなろうってコメント機能あるのかな?それすら分かんないです!ごめんなさい!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ