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ハードル走を飛び越えろ
「ハードル走を走ってください」と言われたとき、
多くの人は、当たり前のようにハードルを飛び越えて走り抜けようとします。
誰も「飛べ」とは言っていないのに。
でも、ハードル走を知らない子どもだったらどうでしょうか。
避けて走るかもしれないし、
下をくぐるかもしれない。
楽しそうに、全部倒して走ることもあるでしょう。
自分の感覚より、思考が正解を選んでしまうとき——
それは、あなたを窮屈にしているものかもしれません。
感覚は、思考より先に立ち上がります。
違和感、乗り気、怖さ、面倒くさい。
それは言葉になる前の、あなたの情報です。
それを思考で消していく。
ハードル走を知らない子どもは、
その感覚のままに「こうしたい」を選べる。
自分の感覚は、他人にはわかりません。
誰かの正解はあなたの正解とは限りません。
したくないことを、自動で選んでいないでしょうか。
「これが当たり前」「何を言われるかわからない」——
そのハードルは、誰かが置いたわけでも、
ルールに書いてあるわけでもないかもしれません。
いつの間にか、飛ぶものだと思い込んでいるだけかもしれません。




