表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

テーマ詩集:クローゼット

マスク

作者: 歌川 詩季

 マスクつづけます。

 世界に悪いウィルスが蔓延して

 ひとびとはくちぐちにマスクをはめるようになった

 悪いウィルスを吸い込まないためだ


 世界とひとびとのくちぐちとが

 マスクで遮断されたおかげで

 ひとびとはウィルスを吸い込まなくなって

 やがて世界からもウィルスはすがたを消し始めた


 そしたら ひとびとのあいだでこんな声が

 もう そろそろマスクをはずしてもいいんじゃないか?

 いや だけどさ 考えてもみろとはべつの声

 マスクはおれたちのくちぐちを世界と遮断してくれて

 世界に悪いものがあっても

 おれたちが吸い込まなくて済むようになった

 それだけじゃなく

 おれたちが悪いものを吐き出しても

 それが世界に蔓延しなくなったんじゃないのか?

 マスクはおれたちを世界から

 守ってくれてただけじゃなく

 世界をおれたちから

 守っていてもくれてたんじゃないのか?


 そんな馬鹿げた話 みみみみを貸すもんかって

 ひとびとは笑ったけれど

 みみみみから かけたマスクのひもを

 はずすひとはひとりもいなくて

 ひとびとはマスクをかけ続けたそうだ

 マスクの習慣、なくならなくていい派です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バナー
制作:冬野ほたる先生

挿絵(By みてみん)
制作:あき伽耶 先生

挿絵(By みてみん)
制作:あき伽耶 先生

おっぱいまるだしで飛んでたあたしに ソラネコとラクダが教えてくれたこと
制作: 瑞月風花 先生

歌川 詩季の作品
新着投稿順
総合ポイントの高い順
制作:コロン先生

f5ioijtfgyibj1b45ww17btab1jv_32d_dw_6y_1xi0.png
制作:冬野ほたる先生

挿絵(By みてみん) 制作:あき伽耶先生
― 新着の感想 ―
[一言] 必要に応じて着脱できればいいと思うのです 汗かきだし(保湿を求めているのに保温されてゆだってます
[一言] 拝読させていただきました。 今電車乗ってますが、車内ほぼ全員マスク着用です。
[良い点] おはようございます! なんのかんの、人が多いところや館内だとマスクつけてる派です。 ただ…すっかり杜撰にはなりました。マスクで隠してる部分が! むむむ、これはもう外さないのではなく、外した…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ